No.954106

こんとん物語 29

スクジョさん

殺人ミステリー

2018-05-28 11:56:07 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:334   閲覧ユーザー数:334

 

 

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主な登場人物

 

・分百こんとん

 

・クリスティーン・ラスキン

 

・イザベル・フォールストップ

 

・ディアー・ソールズベリー

 

・結城すすき

 

・コンスタンス・カーチス

 

・ガブリエラ・アーシー

 

・滝川

 

 

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「・・・・・・決まりですね。」

 

警察の表明とは裏腹に、妙にあっさりと殺人事件と決まってしまって、こんとんはしばらく沈黙していたが、そうなればこちらのものだ。と、自信満々に言い放つ。

 

「これからの事について話し合いましょう。」

 

「ともかく警察は殺人事件として調べるという事で異存はない。」

 

ディアーは敬語で(つくろ)う事をもはやしない。

こんとんを仲間として同僚として認めてしまったようだ。

 

つまり、捜査仲間と捜査同僚として信じる事にしたようだ。

 

「私は、特にこんとん様の意見に異存は無いようです。」

 

結城が異存なしと発言する。

 

「カーチス一家殺人事件は、不可解な事件です。どんなに些細(ささい)な情報でも持ち寄りましょう。

それから、滝川と名乗る女は絶対に確保しましょう。」

 

「では、結城をこんとんにボディーガードとして付けよう。」

 

こんとんの仕切る場になりつつある。そこにディアーが提案をする。

 

「ありがたく頂戴(ちょうだい)しましょう。」

 

「・・・・・・では、これにて解散としましょう。」

 

「そうか。じゃあ、この場を退散しよう。」

 

ディアーと四人はカーチス夫妻の屋敷を出る。

 

「では、私は警察署に帰るから。結城は好きに呼び出して、好きに使ってほしい。じゃあ、また会おう。」

 

と、ディアーは帰路につく。

 

残された四人は再び捜査に参加する事になる。


 
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