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No.915558
みらくる☆さん
俺「彼女に謝ってください! 真奈美さんは貴方を愛していました。嫌な婚約まで受けて それなのに貴方はッ!」 真奈美「お義父さん...」
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俺「え?」 後ろに真奈美さんがいたのだ 真奈美「貴方が殴られたって聞いて、心配で追いかけてきたら、私の話をしていて 入るに入れなくて...ごめんなさい」 彼女の存在を茂昭氏は知っていたようだった。椅子から立ち上がるとそのまま 彼女に向かって土下座した 茂昭「私は、親として、人間として、大きな責任から逃げてしまった それがお前の心にも体にも、大きな傷をつけてしまった すまない」 大きな体に彼女が駆け寄る。はじめは殴るのかと思った 無理も無い。それだけのことをしたのだ。しかし... 彼の頭を上げると、優しく抱きしめた 真奈美「お義父さんは、私を学校に行かせてくれようとしたり、怒られると庇ってくれたり 滞在の件も、半ば強引に送り出してくれたよね だから彼にも会えた でも私と目が合うと逸らすから、嫌いなのかなってずっと思ってました」 茂昭「澄んだ瞳を向けられると、自分の心臓がつかまれるような気持ちだったよ 酷いことをしたのに、いつもお前は優しかった ずっと謝りたかったんだ、でも切り出せなくて」 彼女は下を向いたまま何も言わなかった 泣き続ける父親に対して、何を思うのか… しばらくの静寂、それを打ち払うように内線電話が鳴った 茂昭氏は受話器をとり、頷く 茂昭「みどりが真奈美に話があるそうだ、上の客間に来るようにと」 彼女は立ち上がった。俺はその手を握った 俺「一緒に行くよ」 覚悟を決めたような彼女の表情。それは今までに見たことがないものだった
2017-07-25 04:44:55 投稿 / 889×1000ピクセル
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俺「彼女に謝ってください!
真奈美さんは貴方を愛していました。嫌な婚約まで受けて
それなのに貴方はッ!」
真奈美「お義父さん...」
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