No.912263

【サイバ】戦士と兵士【交流】

ヴェルンさん

よく見ると兵士(軍人組)はJが多いですねw意図してないのに。

戦士たち
唯:http://www.tinami.com/view/742179
和美:http://www.tinami.com/view/743015

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2017-07-01 04:40:38 投稿 / 全17ページ    総閲覧数:584   閲覧ユーザー数:574

銀河系の誰も見たことのない謎のビジターたちがモニターで地球を観察中。

 

「なるほど。ココハ我々シュヴァイン星人ニぴったり、ナ星ダ。」

「…俺ら普通に喋れますよね?」

 

バッコーン!

 

「アホか!雰囲気だよ雰囲気!」

「はいはい。デモこの星、地球人デ埋マッテル。空イテる場所モ、トテモ住めナイ。」

 

バッコーン!

 

「アホか!俺はお前の上司だぞ!敬語使えや!」

「イッテェ…ったく、ひどい上司をもったもんですね。で、どうするんです?

地球人だらけ…というかビジターもいますが、我々が全員住むことは到底できません。エレベーターでいうなら重量オーバーです。」

「なんか違う例えだが、んなもん……地球人ブっ倒しゃ良いだろ。」

「うわ野蛮〜、マジ鬼畜っすわ先輩。頭上がらねえっす。」

「だろだろ?ww」

天空市内。突如UFO出現。

 

「あー、あー、ただいまマイクのテスト中…。」

「ダカラ…フンイキ…(小声)」

「「「(ーー;)」」」←住民

「ア、サーセン。ワレワレハ、宇宙人ダ。コノ星ヲ、イマカラノットル。夜露死苦。」

 

ザワザワ、ザワザワ。

 

「あ、マッタ。イマスグ地球カラ出てけバ危害ハ加エナ……いので大丈夫です。」

 

<ふざけんなーー!

<こんな時に…正義の味方(ジャスティス)

がいれば!

 

「「「待ちなさい!」」」

「「「「待て!」」」」

 

現れたのは……

戦士(スーパヒロイン)兵士(空軍)だった!

唯、和美、雪歩。

ジャック大佐。ジェイド少佐、ジャクソン大尉、ジェンヌ曹長。

 

 

「ふふん!私たちスターテールズが来たからにはもう安心よっ!」

(雪歩ち唯ちゃんはともかく、こんな本格的な戦いになんで選ばれたんだろ…)

「安心しろよ!俺が完璧にやっつけてやるから!」

『(こちら、ヒロイン本部部長魔法ちょうちんだ、3人とも気をつけろ!over)』(無線風)

「あったり前よ!なんてったってこっちには空軍がいるんだから!」

『(はは、違いないがあんまり迷惑かけるなよ。over)』(無線風)

「はーい!唯、いっきまーす!」

「唯!抜け駆けはずるいぞぉ!」

 

そう言って走り出す唯と雪歩と、いやそうに見えながらも結構ノリノリな和美。

 

「ったく。俺の出番を減らすなっと言いたいところだな。だが…久しぶりに空が飛べるぜ」( ´∀`)ニヤリ

「しかしこの国は、変わった来客ばかりですね、大佐。まあ、僕も些か退屈していたところです。どこかの1匹ドーベルが、やたら僕に勉教を勧めるせいで。」

 

飛行中に特殊型戦闘機によってつけられた頭上のモニターで会話するイーグルジャックとジェイド少佐。

(生存者確認のため)

 

「少佐、も、申し訳ございませんっ!私は少佐と一緒にいたい一心で!!(嫌わないでください( ; ; ))」

「ジョークだジョーク。」

「ほ、本当ですね!?」

「大尉、忠実な部下を持って僕はとても嬉しい。が、たまには大尉もジョークを言ったらどうだ?」

「はい!」

ビューン!バキューンバキューン!

イーグルジャック、ジェイド少佐、ジャクソン大尉はUFOに向けてビーム光線を撃ちまくる!

 

「私達、いなくてよくない?」

「たしかに。」

「な。」

 

ズドォオオン!

 

「なっ!敵からか!」

「少佐!大丈夫ですか!?」

「大丈夫か少佐!」

 

突如後方からビーム光線がジェイド少佐を襲った。しかし、とっさに戦闘機の向きを変えて避ける!

 

「ちょっと見てみて!」

「ん?あっ!あれは味方の戦闘機!」

「味方を襲ってまで敵もろとも倒す人といえば…」

『(彼女しかいないな……over)』(無線ry)

 

「ヒャッハハハハハハハハハ!ちんたらしてると間違えて撃っちまいますぜぇ!少佐ァアアアア!あのデカブツに一発ぶち込んでやるゥウウウウ!!」

「気でも狂ったか曹長!」

「いいや大尉…彼女は狂ってなどいないようだ…。あの戦闘機、結構な数のミサイルを持っている!しかしそれを向けない。本当に狂った彼女なら、僕らもろともミサイルで吹っ飛ぶ!」

「では、ミサイルを撃たないのは何故か…つまり俺らを撃つのも計算のうちってことダァ!」

 

いや、狂っているよりタチが悪い。

「少佐をわざと撃っているということかぁあジェンヌ曹長ぉおお!!」

「ヒャッハハハハハハハハハーーーー!そういう事ですよ!でもぉ………優しい優しい私も、次は心を鬼にしますからねえ!?

どけぇえええええええええええええええミサイルをぶち込んでやるぅううううううう!!」

「やめろ!まだ人がたくさんいるんだぞ曹長!」

 

バキューンバキューン!

ジェンヌ曹長を止めるためにギリギリのところをビーム光線で撃つジェイド少佐!

 

しかし暴走は止まらない!

 

「何を言っても無駄だ少佐!」

 

UFOの小さな部分を破壊しながら叫ぶイーグルジャック!

 

「止めるしかありません!」

 

ビーム光線を何度もなんどもUFOに向けるジャクソン大尉。

 

UFO

 

「ギャァアアアアアアア!あの飛行機?なんか味方撃ってんだけど!?」

「そんなんよりもあの鳥野郎が各部位を壊してくせいで俺らやられますって!下手したら墜落です!ああ、雲の上の世界に行っちまう!」

「最初から雲の上の住人だろ俺ら!」

「今度はあの撃たれてたやつが撃ってきたやつにやり返してきたァアアアア!」

「も、もうこうなったら、このボタンを押すしかないッ!ポチッとな」

UFOからロボットが数百体出現!飛行ロボットと歩行ロボットのようだ。

 

「あ、あれは!やっと私達の出番きたわ!歩行ロボットたおすわよ」

「いっちょやってやるよ!」

「う、が、がんばるぞお!」

 

回し蹴りを叩き込んでから胸元に足を振り下ろす唯!女の子がそんな格好しちゃダメ!

とにかく殴る!殴って殴って殴りまくる雪歩!もう女の子なんかではない。ただのチンピラッ!

相手の後ろに回り込んで武器を使って殴りかかる和美!せこいが一番女の子らしい!

 

「ヒャッハハハハハハハハハ!楽しくなって来たァアアアア!私の相手になってくれるのなら死神でもどんとこいだっ!」

 

ビーム光線を乱射しながら蛇行してジェイド少佐のビーム光線を避けるが、それはジェイド少佐も同じこと!

 

「はエェ、すっごいわねえ!」

「あの2人、かっこいい!」

「すっげえ!」

『(お前ら何のんきに野次馬やってんだよ。しっかしすげえな。あっ!後ろに敵!)』

「「「げっ!」」」

 

気付いてももう遅い。あっという間に囲まれた!

 

「ワワワワワワワ!神様仏様ァアアアア!」

「ユユユ、唯!せめて巫女なんだから仏様に祈っちゃダメェ!」

「なんてこったあああ!」

ズドォオオン

 

『ただでさえ曹長を止めるので忙しいんだ!足手まといにならないでもらいたい。』(本物の無線)

「ありがとうございますーぅううう!」

「怖かった…!」

「恩にきるぜ、ジェイド少佐!」

 

「少佐!ここは私が引き止めます!少佐はあの未確認飛行物体を!」

「ああ、わかった!頼んだぞ!」

「はっ!

曹長!少佐に危害を加えるなっ!ついでに一般人を巻き込む気か!」

 

ジェイド少佐には多少衰えをみせるものの、蛇行を繰り返しながらジャクソン大尉はビーム光線を、心の声を打ち続ける。

 

「大尉ぃいいいいい!説得中すまないがかわいい少佐よりも一般人の方が大事だぞぉぉぉおおおお!」

 

飛行ロボットに真正面から立ち向かいながら叫ぶイーグルジャック!正に鳥の王ジャック(イーグルジャック)!!

 

「キャッハハハハハハハハハハァアア!ミサイル如きで壊れるならそれでいいじゃないですかァアアアア!やってやりますヨォおおおおおお!」

「元々だが狂ったな…!」

「少佐、異論はない!」

「うるさいぞ曹長!軍人たるもの命令は絶対だァ!」

「コノヤロウうっせんだよストーカー大尉は!!おっと、口が悪かったですかねぇえええええ!?」

「なっ!私はストーカーなどではない!」

 

怒りと羞恥心で顔を真っ赤にするジャクソン大尉。

 

「ぶちかますんでどいてくださいよ!!」

「やめろと何度言ったらわかる!そして私はストーカーなどでは断じてない!」

「どけぇぇええええええええ!!」

 

ダァァァアアアアアアアーーーーーン!

「っ!?」

「Excellent!!oh…It's shining so beautiful!!(エックセルェーントォッ!!ああ、とても美しく輝いているじゃないですかァアアアア!?)」

「た、ジャクソン大尉!」

「何!?やられただって!?」

 

「ついにやっちゃった、ジェンヌ曹長!」

「ジャクソン大尉なら大丈夫!今は自分のことを考えて!」

「ああそうだ!きっと大丈夫…。うぉおりゃあ!」

 

回し蹴りを加えながらそういう雪歩。

 

『(頑張れ3人とも!あとたったの100体だ!)』(無ry)

「そうね…そうよね!私の力を思い知らせてやる!!狐閃光(フォックスフラッシュ)!!」

 

細長い指でロボットの目を突き刺す唯。

 

「なるほど、目をさした瞬間に見える幻覚がフラッシュってわけね!私も負けちゃいられないわ!」

 

和美の先ほどの戸惑いは消え、無慈悲なほどに殴りを、蹴りを叩き込んだ!

 

「ふん!やってやらああ!」

 

「くっ!仲間を大切にしないとは……曹長!ふざけるんじゃない!」

「キャッハハハハハハハ!何言ってるんですか!大尉は今までで一番輝いていたでしょう!?」

「貴様……………!!!」

「2人とも黙れ!少佐、よく頑張ってくれた。周りの人たちの避難は済んだようだ、これから俺たちは撤退だ!

ジェンヌ曹長!!」

「ああん?」

 

 

 

 

「あのデカブツにそのどでかいミサイルをぶちかましてやれぇえええええええ!」

 

 

 

 

 

 

「Roger(任せろ)」ニヤリ

 

 

 

「ま、まって。私達がまだ残ってんだけども……!」

「逃げなきゃ逃げなきゃ!」

「走れ!」

 

「発射準備3秒前!」

 

「まて、唯たちが置いてきぼりなんじゃ…」

「「ヤバい!」」

 

「うわあああん!」

 

「2」

 

『唯!今戦闘機の速度を落として窓を開ける!3人とも乗り込め』(本物のry)

「少佐ァア…!」

 

急いで乗り込む唯。

 

「1」

ドゴァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

 

UFOは破壊された。シュヴァイン星人たちは、先に脱出し、負傷者はほぼゼロだったという。

 

 

「危なかったな。」

「……ごめんなさい、なんか、足手まといになっちゃって。ジャクソンも…」

「唯、ジャクソン大尉なら、生きている。」

「「え!!」」←雪歩はジャックが担いでる。

「少し前、連絡が来たんだ。パラシュートで無事だとな。」

「よ、よかったあ。」

「本当に良かった。」

「あと、足手まといの件だが…これは割と本当にそうだった。」

「シュン…」

「だが、僕の方のことも許して貰えば、僕も喜んで許そう。」

「本当に!?」

「ああ。」

「「なんでも許しましょう!」」

「実は……」

 

 

 

 

 

 

「あるイタリア人をこの戦闘機に乗せているんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数週間後、狐閃光(フォックスフラッシュ)が名台詞のSFが巷で売り出されたのだった。

 

 

 

 

 

 


 
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