俺「印象も何も、大事な人じゃないか」

絹枝「それは、家族として？」

俺「…それは」

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絹枝「言わなくていいよ。意地悪言ってごめん
でも、よかった
真奈美さん、きっと喜ぶと思うよ

アタシは、この毎日が好きなんだ。兄貴がいて、真奈美さんがいて
ペンがいて、母さんがいて　仲のいいお向かいさんがいて
わがまま言うと、この日常がずっと続いて欲しい
無理だって、わかってるけどね」

俺「お前、何かあったのか？変だぞ
真奈美さんと喧嘩したとか」

絹枝「あの人は喧嘩するような人じゃないでしょ」

そう言うとぼろぼろと泣き出す。そこに被せるように
絹枝「今あくびしたから」

笑顔でそう言ったのだった

今日は何か様子おかしい、こいつは情緒不安定な時があるからな
かといって掛ける言葉も見当たらない…

絹枝「さっさと寝なよ。早起きしな」

俺「あ、あぁ、お前も無理するなよ」
絹枝に尻を押される感じで、俺は２階の自室に戻ったのだった

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今回短めです