雀の子を、犬君が逃がしちゃったの。

『ほら、ここにも猫』・第205話です。

光源氏が坊を覗いてみたら、おしりを向けていたねこが目の前にいたので、ねこのおしりの＊印を見ることになってしまったのです。

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源氏物語のヒロインともいうべき、紫の上との出会いのシーン。源氏が想いを寄せていた藤壺の姪で、彼女にそっくりなところから、その後源氏に略奪されて、理想の女性へと育て上げられるのは有名なお話。

と書くと、今でこそロリコン、幼女誘拐にもみえてしまいますが、源氏は最後まで彼女を愛し続けました。が、しかし、紫の上の苦悩は最後まで尽きなかったようですね。

高校の頃の古典のテストで、担当の先生が毎回イラスト問題を１つだしてきて、源氏物語の時は、この場面の若紫の様子を絵にかけ、というのがありました。泣いている若紫をかいたところ、かわいい、と先生にウケたのを思い出しました。