No.90521

真恋姫無双~天からの御遣い・董√5

karasuさん

投稿です
前回は最後に余計なことを書いたせいで大佐たちを混乱させたようで申し訳ない
こんな私ですがこれからも生暖かい目で見てください

2009-08-19 18:19:26 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:45418   閲覧ユーザー数:26498

この作品はキャラ設定が崩壊しています原作重視の方はご注意ください

時代背景がめちゃくちゃです

一刀くんがチートです

それでもいい人はどうぞ

兵士A「おい、御使い様と高順様が一騎打ちをするみたいだぞ!」

兵士B「なに!ほんとうか!?なら酒もって見に行こうぜ」

兵士C「あ、ちょっと待てよ!まだ肉まん食ってない!」

兵士A「んなもんどうでもいいだろ!ほら早く行くぞ」

兵士C「あぁ……俺の肉まんがぁ~」

兵士B「そこまで食いたいのか………」

霞「なんや、急に騒がしくなったな」

華雄「なにかあったのか」

ねね「あのち○こ野郎が蒼琳殿と一騎打ちをするらしいですよ」

霞「なんやと…」

華雄「なに…」

ギロッ!

ねね「ね、ねねはなにもしてないです~」

恋「蒼琳………ずるい…………」

恋はその手に肉まんを持ち走り出した

霞「華雄!うちらも行くで!」

霞はその手に酒を持ち走り出した

華雄「陳宮!恋用に食べ物を大量に持ってきてくれ」

華雄はその手に3人の武器「方天画戟」「飛龍偃月刀」「金剛爆斧」もって走り出した

ねね「それぞれの特徴がよくわかるのです」

陳宮は大量の食べ物を持って歩きだした

 

一刀「いつのまにか観客が増えてきたな」

蒼琳「まぁいいではないか」

一刀「審判は誰に頼もうか」

???「私がやろう」

一刀「あ、あなたは」

???「君は今ラピ○タ王の前に立っているのだよ」

蒼琳「バルス!!!」

???「目が!目が~!」

一刀「蒼琳さん……」

蒼琳「いや…なぜかやらねばならない気がした」

一刀「……………………そうか」

兵士「審判がいないなら私がやりましょうか??」

一刀「お願いできるかな?」

兵士「よろこんで!」

ジョブチェンジ  兵士→審判

 

華雄「間に合ったか」

霞「おぉ華雄遅いで~」

恋「もきゅもきゅもきゅもきゅ(コクコク)」

華雄「そういうな、お前らの武器を持ってきといたぞ」

霞「あっ!すっかり忘れとったは~ニャハハ」

恋「華雄………いい子」

華雄「おい恋!撫でようとするな」

霞「おっ始まるみたいやで」

審判「両者構え!はじめ」

蒼琳「さて、いくぞ一刀…」

蒼琳は静かに「八岐大蛇」を構えた

一刀は構えない、いや正確には一刀の一刀流には構えがない、刀を下げ自然体でいることが最上なのだ

一刀「来いよ…」

その言葉と同時に蒼琳が駆ける

蒼琳「ふっ!」

まずは上段からの叩きつけ、それを一刀は受けずに後方に跳んでよけた

そして一刀のいたところに叩きつけられた「八岐大蛇」は地面を少し陥没させていた

蒼琳「やはり速いな、避けないで打ち合う気はないか?」

一刀「冗談じゃない!…と言いたいところだけど観客がいるのは厄介だね、そんな安い挑発にも乗りたくなる」

そう言って一刀は正面から蒼琳を見据える

蒼琳「フフフ、そうか、では遠慮なくっ!」

蒼琳が間合いを詰めるが

蒼琳「くっ!」

蒼琳の目の前を黒い閃光が横切り前髪が数本斬れた

一刀「あれ避けるのか」

蒼琳「いや、かなり危なかったぞ」

そう言いながら蒼琳が「八岐大蛇」を振るう

そこから打ち合いが始まる、10合、20合と打ち合っていく

 

霞「速さは同じくらいかな~、若干一刀のほうが上やな」

華雄「だが高順のほうが力はあるな」

恋「もきゅもきゅもきゅもきゅ(コクコク)」

華雄「だがまだ高順はあれを出してない」

霞「せやな、あれは厄介やかっらな~一刀はどうすんねんやろ」

恋「もきゅもきゅもきゅもきゅもきゅ(コクコク)」

華雄「なぁ呂布…せめて一騎打ちを見ている間は食べるのやめないか?」

恋「じぃ~~~~~~~(フルフル)」

華雄「わかった…もうなにも言わん」

 

蒼琳「さすがにこのままで勝てるほどあまくないか」

一刀「なんか言った蒼琳?」

蒼琳「なんでもない、いくぞ!」

蒼琳は「八岐大蛇」を薙ぐように振るう、一刀はそれを「鬼神刀」で受け止めたが蒼琳の「八岐大蛇」

は止まらなかった「鬼神刀」を軸に一刀のわき腹に迫ってくる

一刀「クソッたれが!」

それをなんとか鞘で弾くが、「八岐大蛇」が「鬼神刀」に絡みつく

一刀「なにこれ」

一刀のみている「八岐大蛇」はたしかにうねっていた

蒼琳「この武器はな、八つの節にわかれて氣を流すことで自由に操れるんだよ、だからこんなこともできる」

そう言った途端「八岐大蛇」が「鬼神刀」を離し、ハートの形を作る

一刀「それはなに………」

蒼琳「わたしの気持ちを素直に表してみた」

一刀「いや、そんな告白の仕方見たことないよ…」

蒼琳「むぅ、照れ屋さんめ」

一刀「照れ屋さんとか関係ないでしょ…」

蒼琳「もういい!私が勝ったら恋人になってもらう」

一刀「どうしたらそこに行き着くの…」

蒼琳「うるさい!」

蒼琳は「八岐大蛇」を叩きつける、それはまるで鞭のようにしなっていた

一刀(あれを受けるのはさすがに無理か)

そう思い一刀は横に避ける、すると「八岐大蛇」が叩きつけられた地面は大きく陥没した

蒼琳「素直に私の愛を受け止めろ一刀!!」

一刀「そんな凶暴な愛は受け取れん!!」

そう言って一刀はひたすら避ける

霞「あいつら……なに一騎打ち中にイチャイチャしとんねん…」

華雄「なんか…見ててムカついてくるな」

恋「一刀………」

ようやく辿り着いたねねは3人の気迫にあやうく食べ物を落としそうになった

ねね「なぜかはわかんないのですが…とりあえず近づきたくないのです…」

 

戦いは終盤にさしかかっていた両者ともに息は上がり次の一撃で勝負を決めるつもりだった

一刀は相変わらずの自然体で待ち、蒼琳は氣を溜めていた、そして

蒼琳は一直線に一刀に向かっていった、そこに一刀は「鬼神刀」で一閃、しかし蒼琳はそれを紙一重で避ける

蒼琳(勝った!)

そう思いつつ「八岐大蛇」を振るう

 

首に「鬼神刀」をつきつけられ蒼琳は固まっていた

蒼琳「なんで……」

そんな蒼琳の疑問に一刀が答えた

一刀「簡単だよ、蒼琳の攻撃を弾き飛ばした、それだけ」

蒼琳「手加減してたの…?」

一刀「違うよ、途中からこの最後の一撃のために氣を溜め続けてたんだ」

蒼琳「ふう、私の負けだな、あ~あ恋人にはなれずか」

一刀「ははは、今はね、かわりに今度一緒に街にお出かけしようよ」

蒼琳「ほんとか!絶対だぞ!約束だぞ!」

一刀「もちろん!」

そんなところに霞、華雄、恋の3人が近寄るその手に自分の武器を持って

霞「うらやましいな~一刀、2人でおでかけですか」

華雄「私たちには何もないくせに、おでかけですか」

恋「一刀…………恋もいく」

チャキ

一刀「み、皆さん…刃が若干あたってます」

霞「その前になんか言うことがあるんとちゃうんか~」

その顔は微笑んでいながらも目は笑っていなかった

一刀「みなさんと一緒に街にお出かけさせて貰ってもよろしいでしょうか」

華雄「一刀がそこまで言うなら仕方ないな」

霞「せやな~いまから楽しみや♪」

恋「………ん」

ねね「恋殿がいくのならねねも行きますぞ~」

そんなことを話しながら宴は過ぎていった

 

 

一方、月と詠は

月「でねぇ~詠ちゃん…………………(クドクド)」

詠「わ、わかったから月、その話もう6回目だよ、いくらなんでも酔いすぎだよ」

月「そんなことないもん!酔ってないもん!……ヒック」

詠「だ、誰かたすけて~!!!」

そんな悲痛な叫び声が響き渡った

数ヵ月後・玉座にて

そこには2人の女の子と董卓軍の将軍たちが集まっていった

月「では、稟さん、風さんこれからよろしくお願いしますね」

稟&風「「はい(です~)」」

こう答えた2人のうち

メガネをかけたほうが郭嘉、真名は稟

頭に変なものをのせているのが程昱、真名は風

宝慧「おうおう兄ちゃん変なものとは言ってくれるじゃねえか」

風「おぉ!宝慧、その人とは話してはいけませんよ」

…………………………………すいませんでした

稟「ところで、天の御使いとはどなたですか?」

詠「あぁ、あいつなら今頃馬鹿狩りをしてるところよ」

風「馬鹿狩りですか?」

詠「反董卓連合のことは知ってるわよね」

稟「はい、その戦で虎牢関に『鬼神』1人に連合軍は壊滅させられたとか」

詠「それうちの天の御使いのことなんだけどね、で、そこであいつが………」

詠は一刀と曹操たちがした約束を話した

風「ほ~そんなことがあったのですか~」

稟「ということは孫策の独立に『天の御使い』が手を貸したと言うのも」

詠「事実よ、まぁ袁術は殺さなかったみたいだけど、まったくあいつはほんとにあまいんだから」

月「詠ちゃん、私は一刀さんらしくていいと思うけどな」

霞「まぁ確かに一刀らしいわな~」

華雄「それが一刀のよさだからな」

恋「………(コクコク)」

蒼琳「そういうことだな」

そう言って董卓軍の将軍たちは笑った

稟「ふふ、やはり私たちの目に狂いはありませんでしたね、風」

風「…zzz」

稟「ねるな!!」

風「おぉ!稟ちゃんがあまりにも恥ずかしいことを言うのでつい」

稟「はぁ、とにかくこれからよろしくおねがいします」

詠「うん、2人には期待させてもらうわよ」

そしてその場は解散となった

 

数ヶ月前の呉軍・宴

孫策「め~い~り~ん~飲んでる~?」

周瑜「あぁ飲んでるよ、しかし雪蓮のみすぎじゃないか」

孫策「そんなことないわよ、まだまだ飲みたんないわ」

周瑜「それにしても、予想以上に被害は軽微なものだったな」

孫策「こればっかりは天の御使いくんに感謝しなきゃね」

周瑜「…………」

孫策「どうしたの冥琳」

周瑜「いや、あの部隊ともいつかは戦わなければいけないのかと思うとな」

孫策「確かにあの部隊だけは避けたいわね」

そう言いながら2人は袁術から独立するための戦いを思い返していた

 

 

孫策「なかなかやるわね」

周瑜「虎牢関の戦い以来、必死に訓練してたらしいわよ」

孫策「あらそうなの?まぁ、あそこまでやられたら普通はね…」

周瑜「さて、どうしてくれようか」

孫策「ところで、袁術をこんなに強くしてくれた張本人には連絡したの??」

周瑜「一応しといたが、来ると思うか?」

孫策「たぶんくるわよ」

周瑜「勘か?」

孫策「そ、勘」

伝令「失礼します!!我らの後方に軍勢が迫ってきています!!」

周瑜「旗は!」

伝令「黒の十文字!虎牢関の北郷一刀の隊かと思われます!」

孫策「ほらね、きたでしょ」

周瑜「そうだな、しかし使い物になるかはまた別の問題だがな。野戦と攻城戦はまったくの別物だ」

孫策「その辺はお手並み拝見ね」

兵士「失礼します、北郷一刀殿が面会を希望しているのですが」

孫策「通してあげて」

兵士「はっ!」

 

 

一刀「お久しぶりです、孫策さんと周瑜さん」

孫策「久しぶり」

周瑜「何人つれてきたんだ」

一刀「3千だよ俺が動かせる最高の数だ」

孫策「ちょっと少ないんじゃない?」

一刀「確かに少ないかもね、でも役立たずではないよ」

周瑜「ほう、ではいったい何をしてくれるんだ」

一刀「逆に訊こう、何をしてほしい」

孫策「とりあえず門をあけてくれない」

一刀「わかった、じゃあ東門の人払いを頼む」

周瑜「了解した」

一刀は部隊をひきつれ東門に向かった

孫策「どう思う?」

周瑜「あまり期待するべきではないな、いくらなんでも少ない」

孫策「まぁ、私たちだけでも落とせなくないからね、じゃあいきましょうか冥琳」

周瑜「えぇ、我らが呉の宿願のために今こそ立ち上がりましょう」

そう言って2人は決意を目に城門を見据える

 

一刀「さて、みんなわかっていると思うが敵はあの袁術だ、何も気にせずに思う存分殺ってくれてかまわない、と言いたいところだがどうやら袁術もあれから兵を鍛えていたようでね、前とは動きが段違いにいいそれでも皆に比べたら天と地ほどの差があるけどね」

その一言に笑いが起こる

一刀「まずは俺らの愛すべき人を傷つけた袁術に俺らの怒りを見せつけるぞ!だがあんな奴らのために死ぬことは許さん!俺らからは1人の死者も出さずに勝つぞ!」

兵士「「「「「オォーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」」」」

天も揺るがすほどの怒声のあと一刀たちは駆け出した

 

そこからは圧倒的だった。

最初に北郷隊は走りながら矢を射て城壁上の兵士を牽制する

次に一箇所に格子を掛け一刀がそれを駆け上がる、そして城壁の上で名乗り上げその辺一体の兵士を切り刻む、

一刀に続き数名の兵士が格子を駆け上がる(この兵士たちはこの訓練を重点的に積んでいる)

そして一刀と兵士が格子を掛ける場所を確保したところから次々と兵士が上がってくる

その速さはまさに閃光、他のところに援護を頼むまもなく門を開門される、

そこからさらに北郷隊、呉軍の兵士が入ってくる、その時点でこの戦の決着はついた

 

一刀と北郷隊は城内の袁術を探していた

一刀「あの馬鹿どもはどこにいるのかね」

兵士「もう逃げたのでしょうか」

一刀「ありえなくはないね」

兵士「一刀様、袁術と張勲を発見しました!」

一刀「!!!すぐ向かうから皆を集めて、あと孫策さんにも教えてあげて」

兵士「了解しました」

 

そして一刀と孫策の前には袁術・張勲の2人が座り込んでいた

一刀「なにか言い残すことってある?」

そう笑顔で聞く一刀

袁術「なんでもするから、七乃の命だけは見逃してやってくれ」

張勲「そ、そんな!美羽様、わたしの命はどうでもいいですから美羽様だけは」

そんなことを言う2人に一刀は

一刀「ほんとになんでもするか袁術よ」

袁術「な、なんでもするぞ」

一刀「じゃあここにいる全員に謝って」

袁術&張勲「「へっ?」」

一刀「だから、謝って、それだけでいいから」

袁術「わ、わかった」

そう言って袁術は北郷隊のほうに向き直り

袁術「ほんとうに申し訳なかったのじゃ」

そして頭を下げる、隣の張勲も慌てて頭を下げる

そんな様子を北郷隊の面々は笑顔で見つめる

張勲「ほ、ほんとうにこれでいいんですか」

その言葉に兵士が答える

兵士「隊長がこれでいいって言ってるんだからいいんですよ」

兵士「そうそう、こんな隊長だから俺らはついていくわけだし」

一刀「なんだよそれ、まるで俺が変わり者みたいな言い方じゃないか」

兵士「いや、実際かなり変わってると思いますよ」

その一言に笑いが起こる

一刀「さて、袁術ちゃんもう一つだけ約束してくれるかな」

そう言いながら膝を曲げ袁術と目線をあわせ頭をなでる

袁術「なんじゃ」

一刀「もう2度と新しい勢力を立ち上げないでくれ」

袁術「うむ、わかったのだ!」

一刀「はは、ありがとう」

そう言って今度は孫策のほうに向き直る

一刀「俺のほうの用件はすんだよ」

孫策「ふぅ~ん、そいつ殺さないでいいの?」

一刀「殺したところで俺らには何の意味もないからね」

孫策「あっそ、なら私たちもそいつら見逃してあげる」

周瑜「いいのか、雪蓮??」

孫策「しかたないでしょ、私たちよりも遥かに袁術ちゃんを憎んでいるはずの人が見逃してあげてるんだから、ただし…」

孫策が袁術たちのほうに向き直る

孫策「次にこの孫呉の地でお前たちを見かけたときはその命無いものと思え」

そう言って殺気を袁術たちにむける

袁術「七乃~こわいのじゃ~」

張勲「よしよし、だいじょうぶですよ~」

一刀「さて、もうそろそろ引き上げかな」

孫策「あれ、もう帰っちゃうの?この後、宴やるからよかったら出てもらおうと思ってたんだけど」

周瑜「そうだな、この戦の功労者は北郷殿だろうからな」

一刀「いやいや、せっかくの旗揚げの日によそ者がお邪魔するのもなんだから、

   それにいつ曹操から連絡が来るかわからないし」

孫策「あ、そっか、じゃあ仕方ないかな」

一刀「そういうこと、さよなら孫策さん、周瑜さん」

周瑜「あぁ、今度会うときは戦場じゃないことを願いたいものだ」

一刀「ははは、俺もだよ」

そう言って一刀は洛陽に戻っていった

 

回想終了

 

孫策「彼と彼の部隊うちに来てくれないかしらね」

周瑜「まず無理だろうな、彼が簡単に人を裏切るとは思わない」

孫策「だよね~、まぁいっか、今は飲みましょ」

周瑜「ふふふ、そうだな」

そして2人は酒を煽り空を見上げる。その瞳はなにを映しているのか

そして現在一刀は官渡を目指していた

その後ろには5千の兵士、そのどれもが武将クラスの武を持ち、弓はもちろんのこと走りながらの斉射、騎乗、騎射、隠密行動、偵察、攻城、篭城、全ての分野において群を抜いている

 

一刀「もうそろそろ官渡かな?」

その問いにそばにいる兵士が答える

兵士「はい、しかし曹操殿に挨拶しなくてもよろしかったので」

一刀「う~ん、終わったらいけばいいんじゃない、

   一回会った印象ではそういうことあまり気にする感じじゃなさそうだったし、

   どちらかと言えば結果を出した方が喜びそうな感じかな」

兵士「そうですか、ならしっかり結果を残さねばなりませんな」

一刀「そうだね、それじゃあもう少しスピードを上げよっか」

兵士「了解です、おい皆!スピード上げるぞ!」

その声に反応し隊のスピードが上がる、この部隊は一刀により一刀の世界の言葉を教えている

最初一刀は自分がこんな数の部下を持つとは思ってもおらず最初の100人に軽い気持ちで教えた

その後自分の部隊の規模がどんどん膨れ上がり、一刀と最初の100人の兵により5日に一回天の国の言語略して「天語」の講義が行われるようになり、いまでは北郷隊の伝統となりつつあった

一刀「まぁ皆楽しんでくれてるみたいだからいいんだけどね」

兵士「ん、どうかしましたか隊長」

一刀「いや、なんでもないよ」

そして数刻走った一刀たちはとあるところに辿り着き絶句した

一刀「な…なんじゃこりゃ」

そこには金ぴかに装飾された兵糧庫があり、そこにいる兵士達も金ぴかである

一刀「ここ本当に兵糧庫か??」

兵士「はい、斥候の報告が確かならここに兵糧が運び込まれているのも確認済みとのことです」

兵士「あいつらの装備売ったらいくらになるんですかね隊長」

一刀「さすがにわからん、まだ戦は始まってないみたいだね、それじゃ装備を点検して開戦を待とう」

 

 

曹操「そう、彼はまだ来ないのね」

苟彧「はい、連絡はとりましたが…ほんとに来るのでしょうか?」

曹操「たぶん来るわよ、まぁ来なくてもいいわ、そしたらそれを理由に董卓を攻めるから」

夏侯淵「華琳さま、部隊の配置完了しました」

曹操「ありがと秋蘭、じゃあいってくるわね」

そして曹操と袁紹が舌戦をおこなった後(華琳が一方的に攻め立て袁紹は勝手に怒っていた)

両軍がぶつかり合った、その怒声を聞いた一刀たちは

一刀「始まったか、それじゃ俺たちも行こう、くれぐれも兵糧には手を出すなよ!静かにけれど素早く確かに袁紹の兵だけを狩取るんだ」

そして一刀たちは動き出した、袁紹の兵たちは悲鳴も上げることも無く死んでゆく、

ほどなくして一刀たちによって兵糧庫は制圧された

一刀「じゃあ曹操に伝令送ってくれる」

兵士「もう送ってるのです」

一刀「じゃあ見張りを」

兵士「それも終わってるのです」

そんな言葉を返す1人の兵士

一刀「ありがと、君、名前は??」

姜維「はい、姓は姜、名は維、字は伯約、真名は瑠璃です」

一刀「真名までいいの??」

瑠璃「はい、一刀様は私の憧れですから!」

一刀「そうか、でも俺なんかで止まらずにもっと上を目指した方がいいよ」

瑠璃「いつも思うのですが一刀様はもっとご自身に自信を持った方がいいと思うのです」

一刀「ははは、ありがと」

瑠璃「むぅ~、そんな簡単に聞き流さないでほしいです」

 

 

曹操軍・本陣

曹操「さすがに多いわね」

苟彧「そうですね、ここまでの数は予想外出したがなにより兵の質が上がってます」

曹操「虎牢関のときにあれだけやられて、さすがに訓練しないわけないわよね」

兵士「申し上げます!北郷隊の者が伝えたいことがあると」

曹操「通しなさい」

兵士「はっ!」

兵士「曹操殿、我らが主より伝言がございます。『兵糧庫の制圧は完了した、この後どうしてほしい、それと兵糧はほしいか』とのことです」

苟彧「なっ!いつのまに戦場に来てたの!ていうか、挨拶ぐらいしに来なさいよ!」

曹操「桂花黙りなさい!ごめんなさいね、それで返事なんだけど、派手に燃やしてあげてくれる、

   その後は好きにしていいわ、兵糧も同じく好きにしていいわ」

兵士「了解しました」

そう言って兵士は去っていった

曹操「この戦、もう貰ったわね」

苟彧「そうですね、では突撃の合図を」

曹操「曹魏の兵よ!時は満ちた!全軍、突撃ーーーー!!!!」

その声とともに袁紹軍の後方から火があがった

一刀「みんな!準備は良いか!これより我らは狼となりて袁紹の喉に喰らいつくぞ!」

そして一刀たちは袁紹の本陣に横撃をかける

 

袁紹軍・本陣

兵士「報告!!我が軍の兵糧庫が炎上しております、さらに何者かの隊がこちらに近づいてきます」

袁紹「な、なんですって~!!」

顔良「一体どこの隊が!」

兵士「黒の十文字!虎牢関の北郷一刀の隊かとおもわれます」

文醜「なんであいつらがここに来るんだよ!」

顔良「たぶん虎牢関の時の復讐じゃないかな…」

袁紹「仕方ありません、斗詩さん、猪々子さん、いってください」

文醜「たぶん無理だろうけどな~、まぁいってみるよ」

顔良「やってみます」

そう言って2人は一刀たちを迎撃しにいった

このとき文醜と顔良は一刀に対して2人であたるものだと思っていた、2人であたっても結果は変わらなかっただろうが

もう少し時間は稼げたはずだった、しかし一刀のそばに控えていた瑠璃が文醜とまともに打ち合い

一刀は顔良を速攻で倒し捕縛、続いて顔良が捕縛され動揺した文醜を瑠璃が倒し捕縛

文醜、顔良ともに速攻で捕縛され指揮官を失った隊はいとも簡単に崩壊

そして一刀たちは袁紹のいる本陣に辿り着き狩を始めた、その狩はすぐに終わりを向かえ一刀の前には袁紹がいた

一刀「どうしても謝る気はないと…そう言うんですね袁紹さん…」

そういう一刀の体からはすさまじい殺気が溢れていた

袁紹「えぇ、一体なにを謝れといいますの?」

そんな一刀に対して袁紹はほんとに何もわかっていないようだった

袁紹「今回だってそちらがいきなりこの戦に乱入してきただけでしょ、逆にこちらが謝ってほしいくらいですわ」

一刀「これは俺らと同じ気持ちにさせてあげた方が良いかな…おい2人をつれて来い…」

その声に反応して兵士が顔良と文醜をつれてくる

袁紹「斗詩さん、猪々子さん!」

顔良&文醜「「麗羽様…」」

一刀「さて袁紹さん虎牢関で君が一体俺たちの家族になにをしたか覚えているかな」

その言葉に袁紹は、一刀をみる

袁紹「まさかあんなことのためにほんとに復讐」

一刀「そうだね…袁紹さんから見ればあんなことかもね…じゃあ俺がこの2人を斬り殺してその死体を槍で下から上に突き刺して見世物にして最後にその手足を分解しても文句はないよね」

一刀は笑顔で言い放つ、そんな一刀に袁紹は言葉を失っていた

一刀「それじゃあ顔良さん、文醜さん、残念だけどお別れだ、恨むなら人を人としてみてない君らの主を恨むんだね」

そう言って一刀は「鬼神刀」を振り落とそうとする

袁紹「待ちなさい!!!!」

一刀「なにかな袁紹さん」

一刀の刀は2人の首元すれすれで止まっていた

袁紹「私が悪かったです…申し訳ありませんでした…」

顔良&文醜「「麗羽様」」

一刀「うん、許す!みんなもいいよね」

兵士「かまいませんよ」

兵士「俺たちは隊長が許すならいいですよ」

瑠璃「さすが一刀様です!」

一刀「そうか、じゃあこの3人を曹操のところに連れて行って」

そうしてこの戦は終わりをつげた

 

曹操軍・本陣

曹操「まずはありがと北郷、おかげでかなり簡単に決着がついたわ」

一刀「どういたしまして」

曹操「ところで麗羽がすごく沈んでいたんだけど何か知らない」

一刀「俺たちは袁紹に謝らしただけで他には何もしてないよ」

曹操「あの麗羽が謝ったの!?」

一刀「え、そんなに驚くこと!?」

曹操「まぁいいわ、それより北郷、私たちの軍に来る気はない?待遇もかなりいいものにするわよ」

一刀「気持ちだけ受け取っとくよ、悪いけど俺は主を裏切る気はないからさ」

曹操「あら残念、けどあきらめないわよ」

一刀「その辺はどうぞお好きなように、それでは俺たちはこの辺で」

夏侯惇「まて北郷!帰る前に私と一騎打ちをしていけ!」

一刀「実に面白そうな提案だね」

夏侯惇「なら…」

一刀「だが断る!!!!!!!!!!!!!!!」

夏侯惇「………はぁ?」

一刀「今日はもう疲れたからね、また今度会ったときにでも」

そう言って一刀たちは虎牢関に帰っていった

曹操「北郷一刀……必ず私のものにするわ……ふふふ」

この約1年後曹操と一刀たちは戦場で対峙していた

どうもkarasuです

いかがだったでしょうか今回はなんと大佐たちに出血大サービスということでオリキャラさらに1人追加ですね~、いらないとか言われてももう手遅れですね~

 

さあ次はいよいよ私の一番苦手な拠点ですよ!いいですか大佐がた、私は拠点が苦手なんですよ…その辺ははっきりしときましょう。では好きな娘を選ぶがいい大佐!

 

1・月 2・詠 3・霞 

4・華雄 5・恋 6・稟

7・風 8・蒼琳 9・瑠璃

 

ちなみにねねはありませんてか書けません、イメージがこないんです、とりあえず恋と一緒にしとこうかなとは考えています、ねねを期待していた大佐がたほんとに申し訳ない

 

ここまで読んでくださりまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けさせていただきます。

次のページはキャラ紹介となってます

高順 真名は蒼琳

容姿・髪は茶髪で髪型は華雄とほぼ同じだと思ってださい

目が左右で違う色をしており、左が赤、右が青

スタイル・大佐の想像という名の妄想で自由に作り上げてくれ

武器は「八岐大蛇」、なんの変哲もない槍に見えるが八つの節に分かれることができ氣を流すことで自由に操れる

趣味は一刀の観察日記をつけること

特技は一刀に気づかれずに後をつけれること

一刀に惚れた理由は自分の目が左右違う色をしていることを気にしていた蒼琳に対して一刀が「別に気にすることないじゃん、俺はかっこいいと思うけどな」と笑顔で言われその優しさとかっこよさにやられて、それ以来一刀にアタックしまくっているが、そのどれもが今回のように変なものが多い

 

姜維、真名は瑠璃

髪と目の色は真名のとおり瑠璃色、髪型は魏延さんに近いですがこの人もポニーテールにしています(ほんとに好きなんですよポニーテールが)

スタイル・身長は一刀の肩くらい、胸はいたって普通だが本人はもっとほしいと言っている

武器は「華羅怒墓流紅」特徴としては氣を流すことで幻影を作り出すことができる

さらに放り投げても自ら瑠璃の手に戻ってくるという優れもの

一刀に惚れた理由は…一目惚れです

 

それでは大佐たちのコメ(指示)を待ってます


 
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