ホビークラフトカナダというメーカーのCF-100という飛行機です。
CF-100って何…？っていう方、結構いると思いますが、カナダ純製国産戦闘機それも第一世代機になります。構成的には同世代のスコーピオンに非常に酷似しており、直翼で巨大なインテーク、翼端に配置されたタンク、テールヘビーでエンジン重量に依存した重心調整など、なかなか手探り感が強いシルエットです。
中古模型屋で見つけてナニコレかっこ悪いな…とか思っていたんですが出来上がったら超カッコいいですね。オリジナルカラーリングで塗ってみたんですが結構合ってきました。
惜しくも後続のCF-105アローには続きませんでしたが、カナダ人が夢見た国産戦闘機の名残がなんとも味わい深いいいキットです。

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【キットについて】
カナダのメーカー、HCCの唯一（？）のカナックのキット。72も48もあります。
古いキットですが勘合はよく、シンプルで作りやすい、モールドも深めで塗ってみると様になる良心的なキットです。新品では出回っていませんが、中古屋にはあちこち埃をかぶっていることが多いです。
【実機について】
1950年代に入り、増幅するソ連の脅威にカナダが備えて製造したカナダ国産量産戦闘機。大柄で高速、上昇力も高く、アブロ・カナダ社が少ないサンプルケースの中から打ち出した意欲的な戦闘機。
武装は70mmロケット弾で、機首下に位置している。
後発のCF-105はスパローを積載できる本格的な現代戦闘機であったが、ついには量産には至らなかった。