リュードラ「ハアハア……っと、砂の斜面って思ってたよりキツいにゃ。うわあ、靴下の中まで砂が……」

ミドラ「リュー、立ち止まってると、あの兎っ娘に食い逃げされるみゃ」

ミオウ「うさうさ……例え運動神経のいい獣人でも、砂地に慣れない人は追い付けないよ」

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≡ ≡ ≡（ =＾x＾=）

リュードラ「ちくしょう……こんな歩きにくい砂地じゃなかったらすぐに追い付けるのににゃ……」

ミドラ（……仕方ない、毛玉を飛ばすかみゃ）
（ =Φ人Φ=）づ 　　((卍))

ミオウ「ふぅ、もうあの緑猫の二人組追いかけて来ないよね……うさっ！？　何これ……！？」

リュードラ「よっしゃ、ミドラの毛玉を踏んで転けたにゃ！」

ミドラ（ホントは背中に当てるつもりだったけど、潮風で狙いが逸れたみゃ……まあ、これで捕まえられるからいいみゃ）

ミオウ「うう、うさうさ～！？」

リュードラ「あっ、メスウサギが砂丘を滑り落ちるにゃ。待つにゃ……うわわわわ！？」

ミドラ（……みゃあ、二人とも派手に滑り落ちていったみゃ……）