No.869506

特別な日

カザナミさん

二日前のヤツですけど。読んでみてください。
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2016-09-16 18:17:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:156   閲覧ユーザー数:155

 

今日は9月14日……。特別な日である。

 

健次郎「今日はなにすっかなぁ。」

 

心乃枝「け、けんじろぉ。」

 

健次郎「ん?」

 

甘えるような声で俺の名を呼ぶ少女。髪はポニーテールでくくられ、丸っこい目と、やわらかそうな唇、抱きしめたくなりそうな華奢な身体、真面目なのにどこか色っぽいところがある魅力的な女の子。そう、そこに立っていたのは心乃枝。俺の彼女である。ちなみに年齢は俺の一つ下である。(年下好きなのでwww)少し顔を赤くしていた。熱でもあるのだろうか?

 

健次郎「どしたの?」

 

心乃枝「今日は……何の日か……し、知ってるか?」

 

健次郎「ん?」

 

はて?何の日かな?ふたりが出会った日は10月11日下駄箱で、手に怪我をしていた俺にハンカチを貸してくれた。あれが彼女との初めての出会いである。その日ではないな。俺の誕生日は7月14日その時は心乃枝がプレゼントとケーキを持ってきてくれた。あの時は感動しすぎて涙が出たよ。心乃枝の誕生日は11月4日その時は俺が最高の日にしてやる予定っす。んー?なんだろ……?

 

心乃枝「き、今日は……その……。」

 

健次郎「?」

 

心乃枝「えっと……メンズ……バレンタインデーといって……ですね。」

 

健次郎「メンズバレンタインデー?」

 

心乃枝「は、はい……。男の子が女の子に下着をあげるという日なのです」

 

健次郎「なに!?」

 

男が!?それただの変態じゃねぇか!?

 

健次郎「お前はもらったのか!?」

 

心乃枝は学校でも人気のある女性だ。下心しかねぇ男どもに強制的に!?許さねぇ!

 

健次郎「そいつはどこだ!?俺が半殺しにして……」

 

心乃枝「ち、違いますよ!?」

 

健次郎「じゃあなんだ?」

 

心乃枝「えと……その……。」

 

モジモジしはじめる心乃枝。どうしたんだろう。

 

心乃枝「私の……下着……か、買ってくれません……か?」

 

健次郎「はいいっ!?」

 

心乃枝「い、嫌ならいいです!!でも、けんじろぉがいいなら……。」

 

いや、俺としてはガッツポーズしたいくらい嬉しいのだがさすがに男がいったらほかの女に冷たい目で見られる気がする。

 

健次郎「えっと……。」

 

だからといって彼女の頼みを断ることは出来ない。

 

心乃枝「すみません。嫌ですよね。」

 

悲しそうにその場を離れようとした心乃枝

 

健次郎「ま、待って!」

 

心乃枝「?」

 

健次郎「わ、分かった!買いに行こう!」

 

ちょうどバイト代が入った時だったし、買ってやろうと思った。

 

ーー下着売場

 

健次郎「う、うわぁ……。」

 

見られてるよぉ。でもなんか変質者というよりもカップル、兄妹?と思ってる人の方が多いのかあまり冷たい目では見られなかった。ホッ。

 

健次郎「それで、お前のサイズはなんだ?」

 

心乃枝「ッツ!?」

 

急に避けられた。

 

心乃枝「お、教えるわけないじゃないですかぁ!」

 

健次郎「そうじゃねぇと下着買えねぇだろ?」

 

心乃枝「そ、そうですけど……。」

 

やばい。冷たい目線がきた。そんなにNGワードだったのか!!

 

心乃枝「えと……自分で選んできます。待っていてください。」

 

そして数分後ーー

 

心乃枝「お待たせしました。」

 

健次郎「おっ。どれにしたんだ?」

 

心乃枝「こ、これです。」

 

心乃枝が選んできたのはなんと紐パンだったのである!!それも生地の面積が少ない!

 

健次郎「さ、さすがにそれは!!」

 

心乃枝「や、やっぱり私には……。」

 

健次郎「いや、そういう事じゃなくて。なぜそのチョイスを?」

 

心乃枝「えっと、友達がこれからアイツはすぐ落ちるからって……。」

 

健次郎「誰に?」

 

心乃枝「マリちゃん……。」

 

マリは俺の幼なじみである。時々からかってくるが、まさか俺の心のオアシスになんてことさせてやがる!!

 

健次郎「アイツへのお説教はあとにするとして……。その……。」

 

心乃枝「……に、似合わないでしょうか?」

 

下着を自分の体にあてる心乃枝。つい、紐パンを履いた彼女を想像して顔が赤面する。

 

健次郎「に、似合うんじゃないか?」

 

心乃枝「そうですか……。あの……買ってきていいですか?」

 

健次郎「お、俺が買うよ。」

 

心乃枝「い、いいですよ。自分で買います。」

 

健次郎「こういう時は男に甘えるもんだよ。」

 

心乃枝「じゃあなにかお礼させてください。」

 

健次郎「え?」

 

マジで!?

 

心乃枝「買ってもらうのになにもしないのは……。」

 

心乃枝は真面目だなぁ。そんな真面目な彼女の優しさに断ることは出来ず……

 

健次郎「じゃあその紐パン履いて俺に見せてよ。」

 

冗談半分で言ってみた。

 

心乃枝「えぇぇぇぇ!?」

 

彼女は驚いて後ろにさがってしまった。

 

健次郎「じ、冗談だって!!」

 

さすがにそんな下心しかない男と一緒にされたくないからな!

 

心乃枝「……よ」

 

健次郎「え?」

 

心乃枝「だから。いいですよ……」

健次郎「いいのか?」

 

心乃枝「はい。けんじろぉにだけ……特別ですよ?」

 

特別……彼女の言った言葉は俺の心を打ち抜くみたいだった。可愛すぎる。これは反則すぎだな。そして試着室に入る心乃枝。

数分後ーー

 

心乃枝「は、はい。いいですよ。」

 

健次郎「お、おう。」

 

緊張ぎみにカーテンを開けようとする。

 

心乃枝「やっぱり待ってくださいっ!」

 

健次郎「え!?」

 

俺は思わず思いっきり開けてしまった……

 

心乃枝「まだ心の準……」

 

健次郎「あ……。」

 

そこにいたのは下着姿の心乃枝白い体に大人っぽい黒の下着、普通より大きめの胸と少しふっくらした太ももが大人っぽい色っぽさを出していた。

 

心乃枝「い、イヤぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

ーー

心乃枝「けんじろぉのスケベ……。」

 

あのあと紐パンの下着をかった心乃枝。買ってあげたのはいいけど。履いてくれるのだろうか?いや、問題はそれだけじゃなくて心乃枝を不機嫌にさせてしまったことだ。

 

健次郎「心乃枝……ほんとにゴメンなぁ。」

 

心乃枝「もういいですよ……。怒ってませんから。」

 

健次郎「本当か?」

 

心乃枝「はい……。ありがとうございます。買ってくれて。」

 

健次郎「おう。今度は……普通のにしような。」

 

心乃枝「ッツ!?/////けんじろぉのエッチ。」

 

健次郎「ち、違う!悪意があっていったわけじゃ……」

 

心乃枝「けんじろぉはエッチだぁ。スケベなんだぁ。」

 

そう言いながら心乃枝は走った。

 

健次郎「待てって!心乃枝〜!」

 

二人のデートは幕を閉じるのだった……

 

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