YSX24NG ION-X (アイオンエックス)
地球防衛機構がさらなる戦闘の激化に備え、新たなべリルユニット搭載機体を開発するべく発足したX計画。

YSX24NG ION-Xは多大な犠牲の上に入手・解析したベリルユニットをYSX24RD ゼルフィカールをベースとして全身に組み込み、大規模な改修を施した試作機体の一つである。
各部に搭載されたTCSオシレーターの膨大なエネルギーによってほとんどのフォトンブースターを廃しても直接空中機動制御を行うことが可能となり、機動性能は爆発的に向上した。この莫大なエネルギーから機体フレームを保護、制御するためにTCを練り込んだ特殊な表面コーティングを施したフレームを採用している。しかし、このコーティングはベリルユニットの使用により徐々に消耗してしまう。最終的にはフレームが耐えられなくなり機体内部から爆発四散する。コーティングが消耗し、TCが空気中へ放出される際に光を発する。そのため、激しい戦闘を行っている際はフレームが金色に輝いているかのように見える。

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X計画当時、試作機の中でも圧倒的な性能を誇っていたがION-Xではあるが、コスト、そして何よりパイロットへの多大な負担を理由に敢え無く選定落ちとなる。


……….
解体処理が行われようとしていたまさにその時、研究施設が月面軍に襲撃される。
防衛機構は苦戦を強いられており、X計画の試験パイロットを務めていたブレディ・キャメロンも愛機のカトラスで出撃する旨を伝える。しかしながら先ほどの攻撃で格納庫が崩落、彼の機体は瓦礫に埋もれてしまっていた。
このままではこの施設はもう持たない。今すぐ出撃できる機体は….
焦るブレディは思い出す。解体処理のために唯一格納庫から研究開発棟へと搬入されていたあの機体を。

金色のフレームを持つ純白の機体が戦火を駆け抜ける。



自分の思うヒロイックで、素直なカッコ良さを目指して作りました。
白い機体にブルークリアパーツってなんか良いですよね