No.82195

真・恋姫無双 ~一刀はキーブレードの勇者!?(ちょっとした話)~

リュウガさん

恋姫ハーツの本編に入るずーーーっと前のお話です。

剣が生きていた時代に遡ります。

2009-07-02 23:04:29 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3312   閲覧ユーザー数:2680

これは・・・

 

一刀が小さかった時の話・・・・

 

 

一刀は昔・・・

とある賢者の息子としてこの世に生まれた・・・

しかし、賢者である父は女を作って家から出て行ってしまった・・・

その後、母は死別してしまい・・・

 

一刀は行く宛ても無く

ただ小さな身体で歩き続けた・・・

 

そんなある時、一人の女性に出会う

 

名前は「緑」と言う女性だ・・・・

 

緑は父の知り合いらしいが、詳しい事は教えてはくれなかった・・・

 

しかし、一刀は父よりも、自分の事を拾ってくれた緑に感謝していた

そして、いつの間にか緑を母親としてみていた・・・

 

しかし、11歳の時に謎の男が緑を殺してしまう・・・

しかし、緑は死ぬ直前、一刀の背中に自分の魔力全てを注ぎ込んでできた物がある・・・

 

その後、一刀は人を憎む様になってしまった

 

しかし、人を嫌いになった一刀を修正した人物が居る・・・

 

 

その名は・・・・・

 

「お~い、兄ちゃ~ん」

 

病院の部屋に勢い良く入ってくる人影が在る

彼は少年時代の一刀である。

 

「やぁ、一刀」

病院のベッドから一刀を見る剣

 

「お土産持ってきたよ~」

 

手にはお土産があった

 

「ありがと。早速食べようか。」

 

剣は立ち上がると一刀と一緒にお土産を食べ始めた

 

「そーいえばさ。今度の退院って何時?」

 

「さ、さぁ?何時だろうね?」

 

剣が一刀の目を見ずに答える

 

「・・・兄ちゃんさ、嘘はいいから、ホントの事話してよ。そんなに俺って信用ない?」

 

「・・・実はさ・・・」

 

その時一刀は初めて病気の怖さと、兄である剣の境地を知った

 

「そう・・・なんだ。」

 

「だから、何時死ぬか分からないんだってさ・・・ごめん。黙っててさ。」

 

「いーよいいよ。なら、兄ちゃんが居る今を大切にするさ。」

 

一刀は手をぶんぶんと振り回して言った

 

(ホントは辛いのにね・・・ごめんね・・・)

 

剣は心の中でそう思った

 

「それじゃあさ。最後に約束して貰えない?」

 

「約束?」

 

剣が言う

 

「僕が死んでも、絶対に一年前みたいに、人の事殺そうとしたり、荒れたり、人を嫌いにならないでくれるかな?」

 

剣が一刀の目を見て言った

それに答える様に一刀も答えた

 

「あぁ、約束だ。」

 

一刀は手を出して剣とハイタッチをする・・・

 

 

後日・・・

剣の病は悪化

そして、その後に息を引き取ったそうだ

 

しかし、一刀は泣かなかった

いや、泣けなかったのだろう。

剣の存在が本当に居なくなる訳が無い。そう考えて一刀は泣かなかった

 

そして・・・時は流れ・・・

 

 

 

「剣よ。御主を神官に任命する。おめでとう。」

 

大神官様から神官になった証を貰う人が居た

 

「ありがとうございます。」

 

(これで・・・何時でも君を見守る事ができそうだよ。一刀。)

 

青年はゆっくりと下を見ると、遅刻しそうだが、何故か楽しげに登校している少年にしては大人びていて、青年にしては少し若い少年を見る

 

「さぁて、任命されたからには、面倒な仕事がいっぱい来るのかなぁ・・・」

 

自分の今は何も無い机を見る

 

「さぁて、僕の物語の始まりかな。」

 

すると、青年・・・

いや、神官北郷剣はゆっくりと歩き出した


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