No.811798

真・恋姫ハンターズ始まりの村 最終話

アサシンさん

蠢く老山

2015-11-04 11:50:16 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1470   閲覧ユーザー数:1329

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココット村

 

 

 

砂漠でのクエストを無事終え、村へ帰還した。村は何時もの様に穏やかな空気に包まれている

 

 

行商人「村長!手に入るだけ仕入れきやした!」

 

 

村は何時もの様n

 

 

武器屋「兄弟!素材余ってねぇか!?」

 

鍛冶屋「兄弟!稀少鉱石は切れちまった!」

 

 

穏やかな空気n

 

 

アミーゴ「ポイント溜まってたから勝手に進めたZE☆」

 

道具屋「アホ息子!やる事無いんなら家の手伝いしろや!?」

 

アミーゴ「手伝うから耳引っ張るのは止めてくれ~!」

 

白・黒「「アミーゴ!?」」

 

 

包まれt

 

 

教官「オウ!一刀ハンターに三羽烏たちよ!丁度いいところに戻って来たな!?ヌワハハハハハ!」

 

村長「すまんのぅ一刀、やっぱりこうなったわい」

 

一刀「ギルドからの伝言で覚悟してましたよ・・・・・はぁ」

 

 

凪「隊長・・・・」

 

沙和「うわ~・・・・」

 

真桜「驚いて呆れて通り越して感動してもうた」

 

 

一刀「・・・・・はぁぁぁぁ、まずは集会所で会議ですか」

 

村長「そうじゃの」

 

教官「お前さん達ならば問題無かろう!?ヌワハハハハハハハハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集会場

 

 

 

一刀「それで、あの伝言から大体もう予想がついちゃったけど説明してくれるかギルマス?」

 

ギルマス「『老山龍』が現れたのじゃ」

 

教官「ヤツはとにかく動くまで誰にも見つからん!さらにはヤツは砦への道をゆっくりではあるがまず止まらない!しかも歩く度に震動が起き剣士系は手こずる事請け合いだ!」

 

村長「請け合ってどうするんじゃい。まぁ以前は砦への道に人はおらんがその先に行かれると不味いのじゃ」

 

ギルマス「コレはギルド承認の緊急村クエじゃ、ギルドはコレに最大限の支援をする用意がある」

 

一刀「それは助かります。このクエストですが俺達四人が受ける事になっているんですが他にハンターは」

 

ギルマス「ココット村の近くには居らんのよ、ついでに言えば皆砦への物資供給に人手を取られておってな。イーオスの戯け共も何故か湧いて出おる」

 

凪「と言う事は討伐の参加資格は我々のみであり戦力の補充は無しと言う事でよろしいですか?」

 

ギルマス「そうじゃな、過去の神話でも中途半端な人数は縁起が悪すぎてのぅ」

 

沙和「あぁ~確かに~」

 

真桜「ほんで?砦の兵装はどないなことに?」

 

ギルマス「撃竜槍に大砲とバリスタ、試作品の対巨竜爆弾に支給大タル爆弾に大タル小タルG、後は何時もの支給アイテムを豪華にした感じじゃな」

 

沙和「わぁ~ギルマスったら太っ腹なの~」

 

真桜「それだけあれば撃退も十分可能やな」

 

教官「撃退などと言わずにいっそ討伐してしまえば良いではないか!?ヌワハハハハハハハ!」

 

一刀「まぁそれも有りって言えば有りだな」

 

一刀「奴さんに聞く属性は火と龍、背中に弾丸。腹に切と打が効くのか・・・・う~ん」

 

凪「どうしました隊長?」

 

一刀「いやな?今回はどのライトボウガンが良いか考えてな」

 

凪「確かに我々は剣士系なので腹や頭に限定されますが隊長はラオシャンロンへ一方的にダメージを蓄積できますからね」

 

一刀「まぁな、そこで貫通弾でひるませまくるならスパルタカスファイヤで。部位破壊も考慮すれば拡散弾を撃てるクロオビボウガンか」

 

凪「ならばスパルタカスファイヤの方がよろしいでしょう、クロオビボウガンも捨てがたいですが今は緊急時、汎用性よりも固体への戦闘特化のこちらの方が今回必要でしょう」

 

一刀「今回はレウスシリーズで統一するか」

 

凪「ですが隊長、装填速度を上げるならバトルガンナーシリーズの方が速いです」

 

一刀「レウス防具のスキルも捨て難いがそうするか、スタミナ(弾数)も大切だし」

 

沙和「それじゃぁ沙和達の準備もすぐに済むの」

 

真桜「せやな、準備が出来次第逝きましょか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砦内

 

キャンプ地にて

 

 

 

一刀「コレはキャンプ地と言うより避難場所みたいだな」

 

沙和「とっても狭いし埃っぽいの~」

 

真桜「砲弾にバリスタに元から置いてあるモンもあるな~」

 

凪「爆弾や砲弾にバリスタは最終エリアで迎え撃つときに使用しましょう。隊長、我々は次のエリアで先に待っています、最初のエリアで軽く撃ち込んでください」

 

一刀「ああ、最初だけはガンナーでないと届かないからな」

 

 

 

 

俺は相棒を担いで最初のエリアへ向かった

 

其処に居たのは山の名を冠するに相応しい姿と風格をもった太古の龍。老山龍ラオシャンロン

 

 

 

一刀「本当にデカイな~オイ」カチャガチャ

 

 

スコープを覗いて見ると鱗や甲殻と、あと背中や肩の棘がもっと良く見える

 

アレ等の中に錆びた何かが取れるんだよな?

 

この辺の世界観や時代はサッパリだ

 

 

一刀「これぐらいなら火炎弾もギリギリ届くが・・・・・まずは爆破からだ」

 

 

俺は何時もの様に徹甲弾を装填しラオシャンロンの背中に撃ち込む、着弾を確認し少し位置を修正して持っているだけ撃ち込む

 

連続してダメージを与えられたがまるでとまりゃぁしねぇ

 

 

一刀「アレだけデカイと甲殻も皮膚も厚いか」

 

 

俺は跳躍する通常弾レベル3を背甲と脚の付け根辺り目掛け撃ち続ける

 

跳躍した弾丸がラオシャンロンの彼方此方に当たりながら止まったり明後日の方向に飛んで行ったりと軽く二、三十発撃ちまくったところで

 

 

一刀「これ以上は弾の無駄だな」

 

 

微妙な位置へ移動しあまり撃ってもよろしくなくなった

 

凪たちの待つエリアへラオよりも先に俺は向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「状況は?」

 

 

凪「まだ来ていません」

 

一刀「そうか、ギルド支給の爆弾は最後に使うとして、此処で俺達が持って来たタル爆使うか?」

 

沙和「モチなの~、立派な角を発破してヤルの~♪」

 

真桜「頭は楽に攻撃当たるから楽やわ。隊長は橋に登るん?」

 

一刀「ああ、立たせれば少しだが足止め出来るからな」

 

凪「では戻る位置にタル爆を仕掛ければいいでしょう、頭部は我々だけでも十分破壊可能ですし」

 

一刀「じゃぁそれで行こう。それじゃぁ俺は先に橋の上に逝っている」

 

 

 

 

俺は一端凪たちと別れ橋の上へ昇る、段差的に良さげな処で止まり射撃体勢で皆を待つ

 

少し経つとモンスターに見つかった感覚が来た、ラオシャンロンがこっちに来たようだ

 

もう少し経つと向こう側から剣戟の音が響いて来た、凪たちが接敵したらしい。途中に角を折られたと思われるラオの悲鳴が聞こえた・・・・・速すぎるだろう

 

足音と言うか震動が強くなって剣戟の音を引き連れてやって来る

 

スコープを覗いて見るとこちらに向かってラオがやって来た

 

頭部を沙和が。両側から腹に斬撃と刺突を叩き込む凪と真桜

 

間違って沙和に当たらないようにラオの方辺り目掛け貫通弾を撃ち込む、最初はレベル1からだ

 

貫通弾特有の貫通音を聞きつつラオが手前に来た処で射撃と一端切り上げもう一回梯子を上り橋の真ん中まできた、真上から持って来たレベル2の徹甲弾を全弾ぶち込むと背中の部位破壊と共にラオの悲鳴が響く

 

更に数歩歩くと後ろ脚二本でラオが立ち上がった・・・・・デケェ

 

落下してくる岩なぞ痒くも無いというように悠々と立ち上がる

 

ラオの噛み付きが来る前に梯子を下りて先ほどの射撃ポイントから貫通弾を高くまで来た肩へ撃ち込む

 

ラオが俺の居なくなった橋の直ぐ側まで来ると何気に噛み付きを行った後ゆっくりと地面に戻って行く

 

既にラオの腹辺りに凪たちが仕掛けたタル爆が置かれている

 

俺はそこ目掛けラオの腹を貫通させ起爆。爆音が響く

 

その後橋に戻り背に試作品の爆弾を仕掛け速攻で飛び降りる。地面に落ちるとすぐそばまで落ちた側に居た真桜に拾われるとラオの背に仕掛けた爆弾が大・爆・発♪

 

 

 

一刀「ハッハッハッハ!背中を破壊した後手を出して無かったからな!?直撃を受ければタダではすむまい!」

 

真桜「隊長なんかキャラ変わってるでぇ・・・・・て隊長!」

 

一刀「何だ真桜ってのわぁあああっ!」

 

 

 

尻尾来たぁあああああああああ!△!#

 

アレ動いているだけで俺達に当たれば大ダメージとか、マジふざっけんな!

 

 

一刀「はぁ、肝が冷えた」

 

真桜「全くや」

 

 

その後も橋が無ければ斜め前か横から射撃し、橋が有れば今みたいにする

 

それを数回繰り返す中、急造した防壁が紙切れの様に破壊しつつ進行するラオ

 

俺達は最終決戦場へと移った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャンプ地からバリスタにタル爆に消費したアイテムをポーチにツッコミ、四人仲良く砲弾抱えて最終決戦場へやって来た

 

 

一刀「イーオス共後で絶対風穴開けてやる!△#」

 

凪「いえ、ここは撲殺も良いでしょう」

 

沙和「斬殺も良いと思うの~」

 

真桜「いやいや此処は焼き刺しがええやろ」

 

 

砲弾を抱えて撃龍槍のあるこの場へ向かう道に相当されていたはずのイーオスが数頭いたのだ。御蔭で何度落としそうになったことか。まともに走れないこちらを襲ってくるのだ

 

もう俺のモンスターを呼び寄せる何かがあるのは周知の事実に裏付けどころか証明書と保証書を付けられた気分だ

 

 

一刀「っと来たようだ」

 

 

発見されている、ラオがエリアに入った瞬間に

 

遠くて霧で見えにくいが着実にこちらに近付いている・・・・・砲弾重い

 

砲弾の重みと戦っているとヌゥっと霧からラオの頭部が出て来た処で

 

 

真桜「ほい」ボ~ン♪

 

ラオ『ギョア!?』ボガァ!?

 

 

沙和『ほいなの~』ボ~ン♪

 

ラオ『ギュア!?』ボガァ!?

 

 

凪「装填」ボ~ン♪

 

ラオ『ギャア!?』ボガァ!?

 

 

一刀「喰らえ」ボ~ン♪

 

ラオ『ギャァアア!?』ボガァン!?

 

一刀「直撃ぃ~!」

 

 

完全にひるんだラオに今度はバリスタを全弾撃ち込む。特に背中と肩目掛け

 

更にひるませ時間を稼ぎ

 

俺は梯子で一段降り温存して置いた貫通弾レベル2とレベル3を連射する

 

凪たちも下に降りて攻撃を加えている

 

もう少しのところで砦に接近して来たラオは、道中の橋での時と同じように後ろの二本脚でその巨大な体を持ち上げ砦へと近づいてくる

 

俺は立ち上がるモーションを見た所ですぐさま梯子を上り砦の切り札を放つ瞬間を待つ

 

本当にデカイなラオは。砦の頂上よりもなお高い

 

十分に接近して来たので俺は発射装置にピッケル?を振り下ろした

 

 

ゴロゴロゴロ・・・・ズバァアアア!!!!

 

 

ラオ『ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァ・・・・・・・・!』ドッシ~ン!!

 

 

俺達は何とかラオの体力を削れていた御蔭かトドメの撃龍槍を喰らい。砦に上半身を叩きつけられた(倒れて来た)ダメージ以外特にこれといった被害はなかった

 

 

俺は下に居る凪たちと合流しラオシャンロン討伐の喜びもソコソコにココット村へ帰還した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、ココット村とこの村にあるハンターズギルドはお祭り騒ぎになっていた

 

それも無理はない、古龍種の中でも最大級のラオシャンロンを。撃退だけでも凄いのに討伐まで成したのだから

 

砦にはラオシャンロンが丸々一体横たわっており。それから取れる素材もとんでもない量と質を誇っている

 

それらがこの村所属のハンターとそのパーティーがやり遂げ富と名声を持ってこの村へ凱旋してい来たのだ

 

村の誰もが彼等の事を称え謳い、食って飲んで歌って踊れと大騒ぎ

 

誰も彼もが夜が明けても騒ぎ通した

 

 

 

そんな宴会の主役たちは祭りもソコソコに家の寝室にて。生き残り強大な生命の象徴を討ち取った興奮を胸の奥に燻らせそれ。今まで忙しくて溜まりに溜まっていた生への喜びを互いに確認し合う

 

翌日彼等のベットにはスッキリしつつも少々疲れたような。でも清々しく心地よい寝顔を浮かべていたとか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

何とか十月中に全話書き終えられました・・・・・でも投稿は十一月orz

 

アッサリと一刀達に追い越されたwww。未だに最後のキークエである火薬岩運搬がクリアできない。運搬の達人付いたのにorz

 

クリアできていませんが初代のリオレウス亜種の声なんか独特でしたね

 

・・・・そう言えばリオ夫婦亜種狩ってない・・・・深く考えるのは止めときます

 

次回作は・・・・・まだ未定です

 

その頃このパソコンが生きているか解かりませんから。私自身どうなっていることか

 

可能だったら久々にアンケートを取りたいなと思っていたり

 

 

 

 

 

では皆さん縁があったらまた会いましょう

 

 

 

 

 

 

読んで下さってありがとうございました

 


 
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