今までフレズヴェルクやドゥルガー、マガツキ等の新機構「TCSオシレータ」に何度も苦戦した地球防衛機構。
そんな中、月面からバルチャーを得ることでTCSオシレータを手にすることになる。
だが、そこでひとつの疑問が浮かぶ。
「TCSオシレータはバリアを展開する以外にも何かに応用できないだろうか？」

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その疑問を解消させるため、TCSオシレータの実験は続き、三機の検証実験用の機体を開発する。
一機は機体速度の検証に特化させた新モデル、二機目はバリアを応用した光学迷彩の検証に合わせたバルチャー系列の機体。

そして三機目が本機体である。
「2種類の異なるTCSオシレータを同時にしようすることで、それぞれのTCSの性能は増幅されるか？」と言う実験に合わせた機体で、実験は凄まじい結果を残す。

バリアの範囲や強度を調整することで、全面～ごく一部と自由に調節出来、今まで不可能とされていた「バリアを展開しながらの攻撃」が可能となった。