No.800186

【サイバ】男の背中【交流】

Dr.Nさん

BGM:「おもいで酒」→「舟唄」あたり

ミキ http://www.tinami.com/view/784612
アイ http://www.tinami.com/view/784620
ブジンオー http://www.tinami.com/view/799174

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2015-09-03 20:15:16 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:341   閲覧ユーザー数:301

居酒屋あい。

 

「上がったよーアイちゃん」

「ありがとミキちゃん。お待たせしました、焼き鳥セットでございます」

「かたじけない、ママ殿。ではあらためて乾杯いたしましょうスコール(うじ)

「ですな。乾杯!」

「乾杯!」

 

チン!

 

「いやー、日本酒とは誠に美味いものですなあ、ブジンオー殿」

「気に入っていただいて何よりです。トイランド星には日本酒はございませぬか?」

「あることはあるんですが、こちらでいうところの洋酒が主流なんですよ」

「なるほど」

「ところで、耀姫さまはお元気ですかな?」

「元気も元気、相変わらず気の強いお方で、少々手を焼いておりますわいw」

「なるほど。でも貴殿を煙たがるということはないのでしょう?」

「んーそれはありませんなあ。ヴィーボ様はいかがですかな?」

「それが…最近は何やら私めを煙たがっているようでございまして…」

「煙たがる?」

「はい、例えば武術の稽古を付けて差し上げようとしても、『いやいいから! 大丈夫だから!』と逃げ出されたり、私が生活態度のことで姫様を注意しても『はいはい分かった分かった、分かったから!』と、耳を塞いでまともに聞こうとしなかったり…」

「ほう。ヴィーボ様は今お幾つですかな?」

「はい、14歳になります。地球人換算ですが」

「14歳ですか。14歳といえばこの国でいえば中学生、もう大人です。自立心が芽生え、親を煙たがるようになる年頃です。スコール(うじ)、貴殿はヴィーボ様に少々干渉しすぎなのではございませぬかな?」

「はあ。しかし、私はトイランド星の女王様より姫様のことを託された身、干渉しないわけには…」

「それがいかんのです。こういう話はご存知ですかな? この星の娘たちは年頃になると必ずこんな恐ろしいこと言い出します」

「恐ろしいこと?」

「はい。曰く『わたしのパンツ、パパのパンツと一緒に洗濯しないで!(←裏声)』と」

「! それは恐ろしい…。自分の父親に対してなんという言い草…」

「それ程年頃の女の子というものは繊細なのです。干渉し過ぎるのは嫌われる元ですぞ」

「はあ…」

「まあそう気を落とさないで。拙者でよければいつでも相談に乗りますぞ」

「かたじけない、ブジンオー殿」

「ささ、気分を変えてもう一杯行きましょう」

「おっととと。では貴殿にも」

ガラッ。

 

「こんばんはー」

「(邪魔するよママ)」

「いらっしゃいませー。あ、魔法ちょうちんさんに茶トラぬい先生に結ちゃん、いらっしゃい!」

「(う。日本の鎧と西洋の鎧が肩を並べて酒を酌み交わしている…)」

「(なかなかシュールな光景だな…)」

「だから、ちょうちんさんやぬいぐるみさんが並んで飲んでいる風景も大して変わらないですって…」

 

=END=

 

 

 


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