俺達はプレシアからの攻撃を退け無事にアースラへと戻ると…

リンディ「あなた達大丈夫だった？」

誠吾「こっちは問題ないっすよ提督殿」

なのは「はい、大丈夫です」

フェイト「私も…大丈夫です」

誠吾「こっちはどんな感じっすか？」

リンディ「攻撃魔法を放ってきた者の場所が特定出来たからそちらに武装局員を行かせたところよ」

誠吾「………てか俺の事は何も言わないんすか？」

リンディ「あら、何かあるかしら？」

誠吾「いや、何で仮面してたのかとか色々あるでしょう」

リンディ「別に仮面があろうが無かろうが特に問題無いからいいんじゃない？」

誠吾「それでいいんすか…」

リンディ「良いのよ♪」

ピシャァァァァァァァン！！

なのは「え！？」

リンディ「っ！何！？」

フェイト「あれは…母さん！」

なのは「フェイトちゃんのお母さん！？」

モニターに写し出されたのは倒れた局員と奥に立つプレシアの姿

プレシア《だからこれ以上我に近づくなと言ったのに…忠告を聞かないからこうなるのだ》

リンディ「武装局員の回収を！急いで！」

フェイト「母さん…何で」

プレシア《どうせ聞いているのだろう？我が娘よ、貴様は十分に役目を果たしてくれた…だから我の手で葬ってやろうと思ったのだが……》

誠吾「そうは問屋が下ろさねぇってな」

つーかキャラ変わりすぎだな……一体プレシアに何があったんだ？

プレシア《ふん…まぁいい、どのみちお前にもう用はない何処えでも勝手に行くがいい……》

フェイト「そん…な」

フェイトは力なくその場に崩れ落ちてしまう

なのは「フェイトちゃん！」

誠吾「当然か…提督殿フェイトを医務室に連れていくが構わないな？」

リンディ「……えぇそっちは任せるわ、なのはさん、クロノ、出撃の準備を」

クロノ「了解です艦長」

なのは「………フェイトちゃん」

誠吾「こっちは任せろ、直ぐに行くからよ」

なのは「うん………フェイトちゃんお願いね！」

誠吾「おうよ」

医務室

フェイト「………………」

誠吾「…………」

フェイト「……ねぇ…誠吾」

誠吾「何だ？」

フェイト「私は……どうしたらいいのかな」

誠吾「………」

やはりプレシアの言ったことが相当響いてるみたいだな

誠吾「フェイトはどうしたい？」

フェイト「…私は」

誠吾「言いたいこと、聞きたいこと、いっぱいあるんじゃないのか？」

フェイト「ある……いっぱいある」

誠吾「だったらこんなとこでしょげてる場合じゃないだろ？」

フェイト「……でも…………怖いよ…言っても拒絶されちゃったりしたら…私もぅ立ち直れない…」

こりゃ相当だな……仕方ない……

誠吾「これは聞かせないつもりだったんだがな……スターク」

スターク〈アレだな了解〉

フェイト「……？」

プレシア《他に聞くことはあるかしら？》

フェイト「これ……母さんの声」

誠吾「フェイトには言ってなかったが、プレシアさんとは少し前に会ってるんだ」

誠吾《じゃあ最後にプレシアさん貴方は……フェイトの事をどう思ってるんですか？》

フェイト「っ！」

フェイトがまたあの事を言われるのでは無いかと身を強張らせる

プレシア《なにかと思えばそんな事………その様子だと全部知っているのでしょう？》

誠吾《まぁ…ね》

プレシア《その上でその質問なのね、フェイトは…………私の大切な娘よ……大切な》

フェイト「…あ」

誠吾《……そうですか》

プレシア《他には無いかしら？》

誠吾《えぇ、では俺は帰りますね》

スターク〈録音は以上だ〉

誠吾「さて…これを聞いた上でもう一度聞く、フェイト………どうしたい？」

フェイト「……私は」

時の庭園

sideなのは

なのは「にゃあぁぁぁ！！多すぎるのぉぉぉ！？」

クロノ「喋ってる隙があったら敵を倒せ！」

時の庭園って所に転送されたんだけど…転送場所が……

なのは「何で敵集団のど真ん中なのぉぉぉ！？」

そう、転送されたのは敵がウジャウジャいる所だったの

クロノ「どうやら敵の妨害があったみたいだ！」

ユーノ「だからってこれは！」

アルフ「多すぎる！」

なのは「倒しても倒してもキリがないのぉ！」

１体１体が強いし倒しても次から次へと出てくるの

クロノ「くっ！これじゃあ先に進めない」

なのは「でもこのままじゃこっちがやられちゃうの！」

クロノ「なのは！君の砲撃でどうにか出来ないか！」

なのは「こんな囲まれてちゃ撃てるものも撃てないの！」

クロノ「何か手はないのか…」

こんなとき……伊藤君が居てくれたら…

なのは「はやく来てよぉ……伊藤くぅぅぅん！！」

誠吾「破龍紅蓮刃！！！」

フェイト「サンダースマッシャー！！」

ズガァァァァァァァァン！！！！

伊藤君とフェイトちゃんの声がしたと思ったら左右の敵が一掃されたの……

なのは「伊藤君！フェイトちゃん！」

こんなにタイミング良く現れてくれるなんて、もぅ二人とも……かっこ良すぎなの！

なのはsideout

クロノ「…ったく、タイミング良すぎじゃないか？」

誠吾「ヒーローは遅れてやってくるって言うからな」

フェイト「間に合ってよかった…」

なのは「フェイトちゃん、来てくれたんだね」

フェイト「うん……私はもう大丈夫」

誠吾「任せろって言ったろ？」

なのは「うん♪伊藤君に任せて良かったの♪」

クロノ「談笑中にすまないが敵は待ってはくれないようだぞ？」

前を見ると今までの敵より数倍デカイやつが出てきた

誠吾「あれは……(マーズミズガルズか、前は居なかったんだがなぁ…あんなの)」

なのは「おっきいね」

フェイト「でも…二人一緒なら」

なのは「！………うん…うんうん！！」

フェイト「バルディッシュ」

なのは「こっちもだよ！レイジングハート！」

フェイト「サンダー……」

なのは「ディバイィン……」

なのは・フェイト「「バスターーーー！！！！」」

ドォォォォォゴオォォォォォォンンン！！！！

誠吾「おぉ……突き抜けたぞ」

ユーノ「これは…半端ないね」

クロノ「よしここからは二手に別れれよう、なのは達h(その必要は無いぜ)…何故だ？ならば駆動炉の封印は誰がするって言うんだ？」

誠吾「他の味方を行かせるから別けなくて良いって事さ」

クロノ「他の味方？僕らの他に誰か居るのか？」

フェイト「あ…そっか」

なのは「？どういう事？」

フェイトは知ってるから薄々気付いたみたいだな

フェイト「多分…誠吾の使い魔を行かせるんだね」

ユーノ「君に使い魔なんていたのか」

誠吾「まぁね……行かせるのは2体いれば問題無いかな？」

クロノ「そいつらは強いのか？」

アルフ「めちゃめちゃ強いよ！あたしとフェイトの二人がかりで倒せないような奴もいるしねぇ」

誠吾「今回はあいつじゃないけどな」サクヤ(そんなっ！？バトりたいのに！！)

サクヤ……お前はもっと自重しろ

なのは「ふえぇ、アルフさんとフェイトちゃんの二人でも勝てないなんて…」

クロノ「その言い方だと何体もいるのか？」

ん～召喚出来ないのもいるし正確には分かんないけど………

誠吾「…数百体くらい？」

誠吾以外『多っ！？』

フェイト「あ…あんな強いのが数百って……」

ユーノ「君は一体何者なんだ……」

誠吾「って訳でクロノ、問題ないな？」

クロノ「あ…あぁ」

んじゃ誰にすっかねぇ……

誠吾「うっし、決めた！カリン！メイメイ！」キイィィン

カリン「待ってましたー！」

メイメイ「は～い」

なのは「わっ！出てきた！」

フェイト「……可愛い」

誠吾「話は聞いてたな？二人には駆動炉の封印をしてもらいたい」

カリン「そんなの僕にかかればちょちょいのちょいだよっ！」

メイメイ「マスターのご命令とあらば～」

誠吾「それと今回はリミッター☆7の解除を許可する」

カリン「わぁ～お♪久しぶりに本気が出せる～♪」

メイメイ「よろしいので～？」

誠吾「あぁ、ただしやり過ぎるなよ？ここを破壊してしまっては意味が無いからな」

カリン「そんなの分かってるよ♪行くよメイメイ！」

メイメイ「なんだか貧乏クジ引いた気がするのです～……はぁ」

カリンははっちゃけるからなぁ…止めるやつが居ないといけないんだ……分かってくれメイメイ(￣人￣;)

カリン・メイメイ「「リミッター☆7解除！」」

それぞれリミッターを解除し究極進化した姿になる、ちなみに進化するのも退化するのも俺の許可さえあれば自由に出来る

カリン「守護命の青龍・カリン見参！」

メイメイ「道明守の玄武・メイメイ～……はぁ」

カリン「んもぅ！メイメイ！何時までしょげてんの！早く行くよっ♪」

メイメイ「分かりましたよ～ではマスター行って参ります～」

誠吾「あぁ、気を付けてな…それと封印が終わったら戻って良いぞ」

メイメイ「伝えておきます～……待ちなさ～いカリン～」

誠吾「じゃあ俺たちも行きますか！」

なのは「そうだね！」

フェイト「うん…行こう！」

プレシアさん…原作通りの結末なんて……俺ぁまっぴらゴメンだぜ？

次回 第12話 聖都の守護神と誠吾の本気

あとがき

……11話です(´・ω・`)

はい…またもや更新遅れてすいません人(￣ω￣;)

リアルが忙し過ぎるのです……(´；ω；`)

前回のあとがきにボス戦って書いてましたけど分けることにしました、次回が黒幕との戦闘ですね(。-∀-)

ではでは次回まで………♪ヽ(´▽｀)/ｸﾞｯﾊﾞｲ！