No.746656

X-WING FIGHTER RED5

限定さん

バンダイ1/72X-WINGをキットの仕様のルークの乗機“RED5”として制作しました。モデルグラフィックス2月号の作例として制作したものです。どろぼうひげさん制作のRED3と一緒に掲載されています。「決定版」といってもよいキットでプロポーション良好ですので、細部のディテールアップ、電飾、RED5らしい塗装の再現に集中しました。ファインモールドのX-WINGも素晴らしいキットでしたが、それも含めてかなり研究〜設計していることがよく分かります。
パイロットはいいデキですが一体成形で操縦桿が握れないので、1/72の現用パイロットから両腕を移植。キャノピーは枠のみを選択。プラの成形の限界で厚めですので、幅も厚みも薄く削り込みます。この加工で相当印象が変わりますのでお薦めのディテールアップです。R2が機体に埋まり過ぎなので1ミリ程度上げ底して、R2前面の青い腕が見えるくらいにしました。
電飾についてはエンジンをピンクの3mm砲弾型LED、R2をどろぼうひげさんからいただいた色が変化するLED、コックピット内を3mm電球色LEDから0.25mm光学繊維を引きました。エンジンはどろぼうひげさん謹製のpicでチカチカ瞬きます。picは翼の交差する部分の下に格納し、機体後部に穴を開けて最後に結線、A14でフタをするようにしました。案外機体内部に余裕が無く、電飾の配線には難儀しました。電源は5Vの外部電源とし、機体下面のベースをさす穴に5ミリのアルミパイプを挿し、そこに小型のソケットを内蔵、完成後も取り外せるようにしています。ベースはX-WING用とタイ・アドバンスト用を合計6個使いました。
機体の塗り分けは好みの色調にする為マスキングして塗装しました。機体色はMr.カラーの311とバーチャロンカラーのウォームホワイトの混色、赤い帯はMr.カラーのRLM23レッド、キャノピー枠の薄いブルーはMr.カラーの308、黄色はMr.カラーのダークイエローと311を半々。いずれも機体色の311を少し混ぜることで一体感を出します。デカールとプロップ写真を参考にマスキング〜塗り分けました。スミ入れ〜ウォシング後、ツヤを消したスモークグレーで薄汚れた感じを出します。最後に濃いグレーのパステルを粉末にしてアクリル溶剤で溶き、弾痕や帯状の汚れを描き込みます。パステルは乾くと粉っぽくなり、模型用塗料と質感が変わってグッとリアルな印象になります。

2014-12-28 21:14:39 投稿 / 1306×900ピクセル

2014-12-28 21:14:39 投稿
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