No.678294

仮面ライダーディケイド〜破壊者と天使達〜

D.C.D.さん

仮面ライダーディケイド5周年、原作そらのおとしもの完結記念作品です。
そらのおとしものを知らない方には分かりにくいかもしれません。作者の筆力足らずです、すみません…
※かなり短めです。
※この作品は原作そらのおとしもの完結後の設定です。

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2014-04-12 20:20:00 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1344   閲覧ユーザー数:1319

 

 

 

 

士郎

「次の世界か…」

 

 

 

青年、霞 士郎はバイク「マシンディケイダー」に乗り、新たな街へと訪れた。

 

 

 

士郎

「見覚えの無い街だな…ここも俺の世界じゃない…」

 

 

 

一度止めたマシンディケイダーを再び走らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ桜井家には、いつものように平和な朝が訪れていた。

 

 

 

アストレア

「ニンフ先輩ズルイですよ!私にもお煎餅くださいよ〜!」

 

 

ニンフ

「うるさいわね、あんたいっつも食べてるじゃない。」

 

 

 

ぎゃあぎゃあ!ぎゃあぎゃあ!

 

 

 

平和?な風景だ。

 

 

 

ニンフ

「あ、そうだ。カオス、お煎餅いる?」

 

 

カオス

「ニンフお姉さま、ありがとう!」

 

 

 

そう言ってカオスは皿から2枚の煎餅を取った。

 

 

 

カオス

「でも、アストレアお姉さまも!」

 

 

アストレア

「え、くれるの?」

 

 

カオス

「うん。」

 

 

アストレア

「う、うぅ…ありがとうカオス〜!」

 

 

 

アストレアは泣きながらカオスを抱きしめた。

 

 

 

ニンフ

「あ、ずるいわよ!」

 

 

イカロス

「マスター、お茶です。」

 

 

智樹

「お、サンキュ。」

 

 

 

その時だった。

 

 

 

ビーッ!ビーッ!ビーッ!ビーッ!

 

 

 

ニンフ

「⁉︎敵接近のアラート⁉︎」

 

 

イカロス

「敵、半径100m内に侵入!」

 

 

 

急いでイカロスとニンフ、アストレアが外に出る。

 

 

それについていくように、カオスも外に出た。

 

 

 

ニンフ

「あれね!」

 

 

 

ニンフはレーダーと照らし合わせて、向こうから走ってくるバイクが反応の元だと判断した。

 

 

こちらに走って来るのを、両手を広げて止める。

 

 

そのバイクは何の抵抗もせずに止まった。

 

 

 

士郎

「?」

 

 

 

士郎は突然止められて、何事かと疑問に思った。

 

 

 

ニンフ

「あんた何者⁉︎」

 

 

 

強い口調で問い詰めてくる少女に驚きながら、士郎はヘルメットを脱ぐ。

 

 

 

士郎

「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。」

 

 

ニンフ

「ふざけてんの?」

 

 

士郎

「いや。忠実に答えたつもりだけど。」

 

 

アストレア

「ニンフ先輩。何かの間違いじゃないんですか?」

 

 

ニンフ

「そんなはずは…」

 

 

カオス

「この自転車変だね〜。」

 

 

 

そんな中、カオスは普通に士郎に近づいていた。

 

 

 

士郎

「これはバイクって言うんだ。名前はマシンディケイダー。このバイクは車より早く走れるぞ?」

 

 

カオス

「へー、イカロスお姉さまより?」

 

 

士郎

「あぁ、きっとな。」

 

 

カオス

「でもイカロスお姉さまはマッハ24だよ。」

 

 

士郎

「へ?」

 

 

 

士郎はカオスの一言に言葉を失った。

 

 

初めは子供の言うことだと思ったが、目の前の少女達を見て考えを改めた。

 

 

 

士郎

「羽?」

 

 

ニンフ

「私達の羽がどうかしたの?」

 

 

士郎

「それ本物?」

 

 

ニンフ

「当たり前じゃない。」

 

 

 

どこが当たり前なのか、士郎にはさっぱりわからなかった。

 

 

 

士郎

「まぁ、いいか。というか俺に用?」

 

 

ニンフ

「あ、」

 

 

 

ニンフ達は、自分達が士郎を引き止めていたと言うことをすっかり忘れていた。

 

 

先ほどまで鳴っていたアラートも、既に止まっている。

 

 

 

ニンフ

「なんでもないわ、悪かったわね。」

 

 

士郎

「あ、そ。じゃ俺はこれで。」

 

 

 

士郎はマシンディケイダーを走らせる。

 

 

 

ニンフ

「なんだったんだろ。」

 

 

 

その時だった。

 

 

 

イカロス

「!伏せてっ!」

 

 

 

イカロスの一言で、ニンフ、アストレアはすぐに伏せた。

 

 

智樹はカオスを上から庇いながら伏せた。

 

 

その瞬間、空から何かが飛来し、爆発が智樹達の近くで起きた。

 

幸い、イカロスがイージスを展開させていたので巻き込まれることは無かった。

 

 

 

イカロス

「誰⁉︎」

 

 

 

イカロスが空を見上げると、そこには深い青色の髪をし、禍々しい弓を構えた少女が空を飛んでいた。

 

 

 

ニンフ

「エンジェロイド…じゃないわね…」

 

 

 

少女はフライトユニットに乗って空を飛んでおり、ニンフ達のように羽は生えていなかった。

 

 

 

ニンフ

「あんた誰?」

 

 

少女

「私はラギア。全てのエンジェロイドの破壊者です。」

 

 

 

その言葉を聞き、イカロス達は普段着から戦闘服へと切り替えた。

 

 

その時、バイク音と共に士郎が戻ってきた。

 

 

 

士郎

「おい、お前。今、破壊者って言ったな?」

 

 

ラギア

「えぇ。」

 

 

 

士郎

「奇遇だな。俺も破壊者だ。」

 

 

 

士郎は懐から白いバックル「ディケイドライバー」を取り出し、腰に当てる。

 

 

 

ラギア

「あなた、まさか…」

 

 

 

士郎は左腰に装備された武器「ライドブッカー」から1枚のカードを取り出した。

 

 

 

士郎

「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!変身!」

 

 

 

カードをディケイドライバーに差し込む。

 

 

 

〈カメンライド〉

 

 

 

ディケイドライバーからカード確認の音声が鳴り、続いて変身待機音が鳴り響く。

 

 

士郎は展開されたバックルを正位置に戻す。

 

 

 

〈ディケイド!〉

 

 

 

いくつもの影が士郎と一体となり、体が灰色の影の色からマゼンタを基調とした色へと変化する。

 

 

 

ラギア

「貴様、仮面ライダーディケイドか⁉︎」

 

 

士郎

「その通りだ。」

 

 

ラギア

「なら、あなたもまとめて始末します。」

 

 

士郎

「いいぜ、できるもんならな。」

 

 

 

ラギアは弓を構え、ディケイドはライドブッカーをガンモードにする。

 

 

 

ラギア

「はっ!」

 

 

 

ラギアの矢が放たれた。

 

 

 

 

 

 

 

次回の「仮面ライダーディケイド〜破壊者と天使達〜」は!

 

 

 

ニンフ

「何者かしら…」

 

 

覆面の男

「イー!」

 

 

ラギア

「流石ですね。」

 

 

士郎

「覚悟はいいか?」

 

 

ラギア

「知る必要は無いわ!」

 

 

智樹

「…ざけんなよ…」

 

 

 

すべてを破壊し、すべてを繋げ!

 

 

 

 

 

作者&智樹より…

 

 

 

作者

「えー、予告から大分経ってしまいました。」

 

 

智樹

「展開早くね?」

 

 

作者

「まぁ、下手くそですから。仕方ない。」

 

 

智樹

「なんとかしろよ。」

 

 

作者

「練習あるのみって事だ。さてさて、ワテクシは最近忙しいんです。」

 

 

智樹

「ここの更新はどうすんだよ?」

 

 

作者

「今回みたいに短めにして、暇な時に投稿しようと思う。」

 

 

智樹

「そうか。さて、ここでお知らせです。えー、作品に不備や誤字脱字、矛盾点、質問等ありましたらコメントにドシドシ送ってください、との事です。」

 

 

作者

「質問、疑問、いちゃもん、何でもいいです!」

 

 

智樹

「最後おかしいだろ!」

 

 

作者

「なんでもいいんだよ!それではこの辺で、さようなら!」

 

 

 

 


 
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