No.671339

IS 2体の魔神皇帝

HIBIKIさん

最後に簡単な人物紹介を書きました。

2014-03-16 20:27:45 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:971   閲覧ユーザー数:965

先の通信のあった日の夜・・・

 

一夏「山の中なのか?」

 

清香「ん~・・・言わない」

 

しかし清香は頷いている。監視カメラなどは無く、有るとしたら盗聴器なので

言葉でなくジェスチャーなどで一夏の質問に答えている。

 

一夏「なら行くのはキツイ場所なのか?例えば洞窟の奥深くとか?」

 

清香「いいませ~ん♪」←キツイ場所と言うのは肯定し例えは否定

 

一夏「・・・しゃ~ない。箒、姐さん、何処行くのかわからんから準備は大変だけど

   万全にしないとやばいかもしれない」

 

束「OK~♪」

 

束と箒が準備を始めると清香も自身の準備を始める。

 

清香「あれ?一夏何処行くの?」

 

一夏「資料室で置物の有るであろう場所の調べ物をする」

 

清香「?・・・あ、そういう事。解った」

 

どうやら清香は少し考えればDrヘルにも解ってしまう事だが出来るだけ伏せて発言をしていた。

置物の場所は解ってしまうだろうが巻物の場所が解らなければ意味が無いので清香達を付けるしかない。

 

その翌日、地獄城では・・・

 

ブロッケン「鉄十字よ、タイタニック号の調査に向うぞ!!」

 

鉄十字「わかりました。あしゅら男爵から海底要塞ブードを借りるのですか?」

 

ブロッケン「止むを得まい。私が直々に借りに行く」

 

鉄十字「念の為、最近完成したクロコダイバーO1の量産型CDO1を数体用意しておきます」

 

ブロッケン「頼んだぞ」

 

ブロッケンは機械獣に組み込まれたあしゅら男爵の元を訪れた。

 

あしゅら「「ブロッケン、久しぶりだな」」

 

ブロッケン「あしゅら男爵、今回は頼みが有って来た」

 

あしゅら(女)「解っている」

 

あしゅら(男)「海底要塞ブードだろう?」

 

ブロッケンは頷いて頭を下げる。

 

ブロッケン「Drヘルの為なのだ。ブードだけでいい。貸してくれ!!」

 

あしゅら「「構わない。それがDrヘルの為ならば・・・。しかし必ず任務を遂行してくれ」

 

ブロッケン「私の面子にかけて。失敗するようならば特攻を仕掛ける覚悟だ!!」

 

あしゅらはブロッケンの覚悟を聞き、暫く考えると

 

あしゅら「「私の近衛を残した鉄仮面軍団を使うが良い」」

 

ブロッケン「あしゅら男爵・・・お前・・・」

 

あしゅら(男)「既にこの身は機械獣に組み込んでいる。鉄仮面を遊ばせておく訳にも行かぬだろう」

 

あしゅら(女)「しかしお前が死んだらDrヘルの右腕はどうなる?」

 

ブロッケン「!?」

 

あしゅら(男)「死ぬなよブロッケン。そうでしょう?Drヘル!」

 

後ろを見ると遺跡発掘から戻ったDrヘルが立っていた。

 

Drヘル「ブロッケンよ!!貴様は死ぬのはこのような任務ではない!!」

 

ブロッケン「Drヘル!!」

 

ブロッケンは臣下の礼をとる。Drヘルはブロッケンの両肩に手を置く。

 

Drヘル「ブロッケンよ、今回の深海行きはあくまで調査じゃ。置物は手に入らずとも良い。

     まず奴等に探させるのじゃ。そして見つけて海上に出てきたところを襲うのだ!」

 

ブロッケン「Drヘル・・・ありがたきお言葉!!必ずや置物を手に入れて見せましょう!!

      あしゅらよ!!巻物もどんな手を使ってでも手に入れる!!私の命にかけて!!」

 

ブロッケンはそういうと鉄仮面軍団を引き連れ、海底要塞ブードで出撃して行った。

そしてDrヘル、ブロッケンを指示を受けた鉄十字軍団は飛行要塞グールで清香達

巻物探索に向う一行を監視しながら巻物を奪うタイミングを見計らう事になった。

更に翌日・・・

一夏達は飛騨高山方面の山奥の中の山奥まで来ていた。

 

箒「大分山奥まで来たな・・・」

 

束「いっくん大丈夫なの?私の事おんぶしている上に荷物まで持って崖上りなんて・・・」

 

清香「一夏ってパワフルだね。今更だけど」

 

一夏「別に大したことじゃない。それと清香、何か言ったか?」

 

清香「む~・・・」

 

本当は聞こえていた一夏だが聞こえないフリをして清香を軽くからかった。

当の清香は頬をかえるのように膨らませてすねてしまった。

束は途中でバテて一夏におんぶされている。束は悪戯心で胸を強く押し付けたが

当の本人は全く表情も変わらず、顔も赤くならなかった。

 

崖の頂上に上ると縦に長い大きな岩があった。

 

箒「清香?」

 

清香「・・・・・・ん。箒、岩はお願い」

 

箒の問いかけに清香は地図を確認してから岩を斬ってくれと頼んだ。

彼女は頷いた後、コートから一本の日本刀を取り出した。刀身の黒い刀だ。

 

箒「デェェェェェェェヤァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

掛け声と共に居合い斬りをし、箒が刀を鞘に納めると岩は米字に切れて崩れた。

すると岩のあった場所にはなにか金庫のような扉があった。

 

清香「・・・よし」

 

一夏「それが?」

 

清香「うん。さ、早く置物見つけない・・・と?」

 

箒「?」

 

清香と箒が何かの気配を感じたようで崖の下を見る。

そこには何者かがロープで上に上っている光景があった。

 

一夏「鉄十字軍団だな」

 

一夏は双眼鏡を覗きながらそういった。束は一夏から双眼鏡を借りて覗き込む。

 

束「200近く居る・・・」

 

すると一夏はブレストリガーを構えて下に居る鉄十字軍団の中心部に飛び降りて鉄十字をかたずけ始めた。

鉄十字軍団も黙ってやられるわけではない。マシンガンを使って攻撃しているが一夏には一発も当っていない。

時折掠ってはいるがそれでもコートに掠っているだけで本体には命中していない。

一夏はマシンガンの銃口から弾の飛んでくる方向を見極めて必要最低限の動きで回避しているからだ。

 

鉄十字A「化け物め!!」

 

一夏「その化け物を生み出しておいてよく言うわ・・・」

 

鉄十字B「ぎゃぁぁぁぁ!!!」

 

今度は別の鉄十字が箒に斬られて呻き声をあげる。

周りに居たほかの鉄十字達がグレネードを使うが殆どが信管部分を斬られて起爆しない。

斬られなかったグレネードは清香によって投げ返されて地上に居た鉄十字軍団は10分程で全滅した。

 

束「怪我は無い?」

 

箒と清香には返り血の一滴すら付いていないが一夏の顔は返り血だらけだ。

しかも若干笑っていたので相当不気味だ。

 

箒「一夏、大丈夫か?(変な殺人狂になるなよ・・・)」

 

一夏「すこし血が滾った・・・ヤバイ・・・頭冷やさないと・・・」

 

まず近くに小川があったので移動して返り血を洗い流した。

 

束「いっくん・・・頭冷えた?」

 

一夏「あぁ、なんとかな。いくら鉄十字や鉄仮面が動く死体だからって殺しを楽しいと思いそうだった」

 

清香「でも思ってはいなかったよね?」

 

一夏「ギリギリな。俺は殺人狂になるつもりは無いしな」

 

しかし彼は殺人狂ではないが軽い対人戦闘狂である。

普段は自粛出来ているのだが相手の数が多すぎたりするとその狂気じみた一面が顔を覗かせるようだ。

 

束「少し休んでから出発しようか」

 

清香「・・・解りました」

 

箒「・・・」

 

清香、箒は心配そうに一夏を見ている。束も義弟となるであろう一夏の事がとても心配そうだ。

壱時間程で一夏は頭を冷やし終えた。そして大西洋に向かう為に成田へ向う4人だった。

 

今の所の人物紹介的なもの(今まで描写の無かった物もあります)

 

織斑一夏(海道一夏)

主人公で人外その壱

原作と比べるとはるかに冷静で強い。欠点として感情か幾つか欠落している。

現在わかっている欠落している感情は悲しみ。(後に補う予定)

昔現れた2体の魔神皇帝の内一体の子孫である事は判明している。

何故か子供や動物に好かれるようで十蔵の経営する孤児院に行くと子供達に真っ先に懐かれたりする。

軽い対人戦闘狂だが相手の数が多すぎたり強かったりすると抑える事は困難。

ガン=カタを習得していてランクは一級クラリックらしい。

またガン=カタのほかにも多数の武術を会得している。

それを更に我流で混ぜ合わせたりしているので手数はかなり多い。

生身で戦う場合タイプとしては射撃寄りの、近距離から遠距離までこなせるパワー・テクニックタイプ

ただしスピードは千冬や箒、清香程高くない。

代わりにパワーがかなり高く、千冬も純粋なパワー勝負だと負ける。

ただし経験が圧倒的に負けているのでまだ姉には敵わない。しかし食いついて粘る程度なら可能。

マジンカイザーSKLで戦う場合機体機動性、運動性がかなり高いのでスピード面も補われる。

体内に魔神パワーのブラックボックスがある。

箒、清香との連携はかなり高く、弾、鈴、セシリア、簪との連携に並ぶ。

実父を嫌っており、母親も嫌っている可能性がある。

実父については何かしら手がかりをつかんでいる可能性がある

養父ともいえる兜剣造を普段は剣造博士などと呼んでいるが時折親父と言ったりする程慕っている。

3博士の一人であるもりもり博士とも仲が良い。

千冬にはとても厳しく束には若干甘い。妹限定のシスコンの可能性あり。

専用機はマジンカイザーSKL

 

篠ノ之箒(兜箒)

一夏のヒロインの一人で人外その弐

原作と比べると大人しく感情に走る事も無い。剣の腕は一夏以上千冬以下。

昔現れた2体の魔神皇帝、そのうちの一体である正義の魔神の子孫。

祖先が何世代かにわたって清香の先祖の主であった事が文献でわかっている。

戦闘タイプは近接専門だが射撃もある程度出来るテクニック・パワータイプ。

近接戦闘の技量のみなら一夏、清香、千冬より高い。

一夏と同じく千冬には経験が圧倒的に負けているので今だ勝てていない。

刀や剣の他にも槍や戦斧、などの武器ならば大抵使いこなせる。

兜の血を継いでいるためか頭の回転も速く柔らかい為に物事を受け入れる許容範囲が大きい。

束との関係はとても良好だが父親が大嫌いである。

十蔵に時々尻を触られていたらしいが大して気にしていなかったお爺ちゃんっ子。

一夏とは福音戦の前に恋人同士となった。

専用機はマジンカイザー(OVA)

 

相川清香

一夏ヒロインの一人で人外その参

原作では一夏との関係を持ちたがっていたがこの小説内ではヒロインに昇格。

実家は代々忍術を伝えてきていた。また百年に一度現れるか現れないかという魔神の巫女。

祖先が宇宙人らしいが正確なことはまだ一夏しか知らないようだ。

スピードだけなら誰にも負けない。タイプで言うなら近、中距離専門のスピード・テクニックタイプ

今の所専用機持ち達に模擬戦では勝てていないが逃げ切ったりする事は可能。

文化祭中のDrヘル襲撃時に機械の虫(ブロッケンの差し金)により両手足を切断され

現在は十蔵の造った超合金NZα製の義手義足をつけている。

義手義足を取り付ける際にそれが同化した為ジャパニウム合金を取り込んだり出来る体質のようだ。

そのため一種の生機融合体となっている。

IS学園に来るまで山奥で忍術などの修行をしていた為友人は少なかったが

持ち前の明るさで一年の女子達とはほぼ全員と友人となっている。

束とは気が合うらしくとても仲が良い。

専用機はISではないが鋼鉄神ジーグ(鋼鉄魔神ジーグ)

五反田弾

原作との違いはまだ虚に会っていないのと鈴、セシリア、簪と付き合っていること。

またISを動かせるので学園に入学している。

戦闘タイプは射撃よりのスピードタイプだがそこそこテクニックもある。

また多数対多数での連携の高さはかなりの物。

清香や簪には一応勝てる程度には強い。射撃の腕は一夏、セシリアに並んで高い。

また唯一一夏に口喧嘩で勝てる人物である。(負けるときもあるが)

専用機は白式

 

凰鈴音

弾のヒロインの一人。

原作の鈴より強く、勘も鋭い。

現在はセカンドシフトした専用機、破龍Zになれる為に暇さえあれば特訓している。

戦闘タイプは近距離中心の近・中距離関連のパワータイプ

最初は遺跡発掘の際に使用するISの操縦者になろうとしていたが

軍に居た祖父が軍属のIS操縦者に仕立て上げた上により高い適正をもった

子供を作る道具にしようとしたらしく、一時期軍に所属していた。

これは光子力研究所や国際IS委員会の介入に周辺諸国から避難され、祖父が逮捕されたので

どうにかなった。

両親は現在再婚して日本で離婚前と同じ様に中華料理屋を営んでいる。

 

セシリア・オルコット

弾のヒロインの一人。

原作セシリアより強く指揮能力のかなりの物。またビットを使用しながらの移動も可能。

現在は鈴と同じくセカンドシフトしたストライク・ティアーズZの訓練をしている。

戦闘タイプは射撃による中・遠距離専門で接近された時に備えてそれなりの柔の心得も有るテクニックタイプ。

両親は亡国企業がまだ健在だった頃のDrヘルの機械獣によって殺されている。

一時期男性を見下していたが弾や一夏とであい考えをあたらめた。

 

更識簪

弾のヒロインの一人。

原作の初期簪より頭が柔らかく、素直なので必要になったら他の者に頼る柔軟性がある。

姉へのコンプレックスが最初はあったがいつの間にかそんなことを気にしなくなった。

楯無が弾達に何かしでかすとキレて黒化、死神化して死神簪となる。

ISは十蔵や弾、一夏の協力の下、マジンガーと言っても良い物に仕上がっている。

戦闘タイプはオールラウンダーのテクニックタイプ。

 

シャルロット・デュノア

原作では一夏に惚れていたがこの小説内では現在の所百合系。

ラウラに御執心だがラウラがボスと付き合っているのでかなり涙目。

現在唯一、一夏に2回殴られた描写あり。

彼女の父ミハエルが光子力研究所に彼女の籍を移したことにより色々助かっている。

戦闘タイプは近・中距離の格闘よりのスピードタイプ。

専用機のウイングルはマジンカイザーSKL以外ではスピード面ではトップ。

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ・織斑(海道ラウラ)

織斑家の末っ子ポジションに居る。マドカとは双子のような関係。

原作とは違い最初から一夏に懐いていて態度もとても大らか。

千冬、一夏、マドカとは父親違いの兄妹である。

妖機械獣ドラゴΩ(ガメオ)1との戦闘で今までの専用機、シュワルツェア・レーゲンが破壊され、

修理不能になった。その後、ドラコノサウルスとの戦闘中に異星の魔神、グレンダイザーを手に入れた。

目上の人間には大抵敬語で話す。3博士とはタメ口。

シャルロットの被害を受けていたが一夏や箒、付き合うようになったボスのお陰でなくなりつつある。

 

織斑マドカ(海道マドカ)

原作では一夏を殺そうとしたりしていたが此方では助けてもらったからか

かなり素直なブラコンになったようだ。現在ラウラと一緒にボスと付き合っている。

感情表現が少ないが嬉しい時などはかなり解りやすい。

あしゅら男爵の手によって育てられたがあしゅらはかなり可愛がっていたようだ。

専用機はマジンガーZ(ゴットスクランダー)

ジェットスクランダーが好きだったようだがタイターンG9との戦闘で大破した。

 

織斑千冬(海道千冬)

一夏曰く戦闘以外では駄目人間。

しかし原作千冬のように他人の個人情報を勝手に暴露したりしないまともな人間。

生徒達を妹のように思っていて生徒たちからの信頼は大きい。

専用機はグレートマジンガー(2号機)

 

篠ノ之束(兜束)

兜家の血を継いでいる為かかなり頭が良い。

ただし機械関連や神学方面に特化しているので生物や地質、物理は苦手。

原作との大きな違いはほぼ全ての人物に対して友好的である事。

ただし、身内に被害を加えたりしたものに対しては徹底的に非情になる。


 
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