No.667642

真・リリカルDM

カイさん

第十二話「始まりと今(前編)」

2014-03-03 09:35:57 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2693   閲覧ユーザー数:2511

ディアーチェ「うむ、よい出来じゃ」

 

一刀「ディアーチェ。こっちも出来たぜ♪」

 

ユーリ「お皿も用意できました」

 

ディアーチェ「うむ、一刀。悪いが皆を呼んできてはくれんか?」

 

一刀「了解」

 

一刀は厨房から離れると、シュテル達を呼びに行く

 

 

???「わぉ♪」

 

???「今日は唐揚げなのね」

 

レヴィ「美味しそう~♪」

 

シュテル「レヴィ、涎を拭いてください」

 

一刀「はい、アミティエ。キリエ。ご飯」

 

アミティエ「ありがと一刀」

 

キリエ「それにしても驚いたはね、急に家に泊まりに来るなんて」

 

???「おお、間に合ったね」

 

一刀「博士!」

 

研究所の主任であるグランツ・フローリアンが席に着き、食事が始まる

 

 

アミティエ「この唐揚げおいし~♪サクサクでコンガリでデリシャスで最高です、SKDですよSKD!」

 

一刀「プロレス技?」

 

ディアーチェ「それはSTOじゃ」

 

グランツ「しかし、またこうやって一刀と一緒にご飯が食べれるとは思わなかったよ」

 

一刀「突然泊り込んで、すいません」

 

グランツ「いや、大歓迎さ!しかし懐かしいね、最後に食事をしたのは何時だったかな?」

 

シュテル「サティスファクション大会決勝の前ですね」

 

ユーリ「懐かしいですね」

 

ディアーチェ「うむ。あの大会が、我ら全員が戦った最後の大会じゃったな」

 

ディアーチェが見たのは、棚の上に有る写真立てだった

2年前

一刀「本当に大丈夫か、ユーリ?」

 

ユーリ「はい、今日は調子が良いんです」

 

ディアーチェ「体調が悪くなったりしたら言うのだぞ?」

 

ユーリ「はい、ディアーチェ」

 

レヴィ「シュテルん、如何したの?さっきから黙ってるけど」

 

シュテル「一刀。レヴィ。先陣はお二人に任せても良いですか?」

 

ディアーチェ「・・・何が有った?」

 

シュテル「私達を含めて全部で4チーム。真っ先に狙ってくるのは」

 

一刀「俺達って事?」

 

ユーリ「敵が一時休戦して私達を狙ってくるって事ですか?」

 

ディアーチェ「舐められたものだ。力が無いから数で来るとはな」

 

シュテル「ですが悪くは無いです。私と王でユーリの援護をします、レヴィと一刀は他の敵をお願いします」

 

レヴィ「OK♪」

 

一刀「何ならお前一人で5人以上倒しても良いぞ」

 

レヴィ「えっ、本当!」

 

一刀「ああ、誰も取りゃしない」

 

レヴィ「ぬっふっふっふ♪面白くなってきたね~♪」

 

司会者「さあ、ついに始まったぞ!!サティスファクション大会決勝戦!!」

 

観客「「「わああああああ!!!!!」」」

 

司会者「今回決勝戦に進んだのはこの4チーム!!中でも注目は、全員が小学生と言うチームダークマテリアルだ!!」

 

ディアーチェ「しかしあの司会者。あの頭は何とかならんのか」

 

黒い長いリーゼントの司会者を見たディアーチェがぽろっと愚痴を吐く

 

 

バサッ!

 

一刀「本人が好きでやってんだから良いじゃん」

 

レヴィ「でも変だよねあの頭!」

 

シュテル「御喋りはそこまでにして下さいレヴィ。はい、ユーリのフードコートです」

 

ユーリ「はい、ありがとう御座います」

 

一刀「じゃあ、行こうか!」

 

一刀達は黒いフード付きのマントを羽織ると、ステージに上がる

 

 

司会者「ダークマテリアルの登場だ!!おっとこれは何だ?全員が黒いフードを被っているぞ!」

 

一刀「感じるね、敵の視線がビンビンと」

 

ディアーチェ「うむ、油断せずに行くぞ」

 

司会者「今回のステージは廃墟だ!それでは、デュエルスタートだ!!」

 

開始早々、一刀達の前に敵チームが現れる

一刀「早速お出ましか」

 

シュテル「全部で12人ですね」

 

ユーリ「リーダーは何処かで見ていると見て間違いないですね」

 

ディアーチェ「面白い、その鼻っ柱へし折ってくれるわ!!」

 

レヴィ「王様過激♪」

 

一刀「行くぜ!」

 

ダークマテリアル「「「デュエル!」」」

 

司会者「おっと何と言う事だ!チームダークマテリアル、開始早々囲まれてしまったぞ!!」

 

レヴィ「ツインブレイカーで、おジャマトークンを攻撃!」

 

敵チーム員「うわ!?」

 

レヴィ「これで3人目!」

 

--------

 

ユーリ「ハア、ハア!」

 

シュテル「ユーリ、大丈夫ですか?」

 

ユーリ「はい、何とか」

 

ディアーチェ「残り何人だ?」

 

シュテル「・・・5人」

 

ディアーチェ「よし、畳み掛けるぞ!」

 

ディアーチェ達がデュエルしていた頃。一刀はと言うと

 

 

一刀「此処にいたんだ」

 

???「「「!?」」」

 

一刀「あんた等がリーダーだな、覚悟して貰う」

 

敵リーダー1「く、くそ!」

 

敵リーダー2「お、おい待て!?」

 

一刀「逃がすかよ」

 

敵リーダー3「お前の相手は俺だ!」

 

一刀「上等だ!」

 

一刀がデュエルディスクを構える

 

 

敵リーダー1「くそ、あいつら本当に小学生か!?」

 

敵リーダー2「お、おい!」

 

シュテル「鬼ごっこはそこまでです」

 

敵リーダー1「な、何!?」

 

ディアーチェ「貴様らで最後だ。今度は我ら全員を相手にして貰おうか」(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!)

 

ディアーチェの顔付きが明らかに変わっていた。怒りがマックスにまで上がっていた様だ

敵リーダー1「お、落ち着いて話し合おうぜ、話せば判る」

 

ディアーチェ「ああ、存分に語り合おうぞ、デュエルでな!!」

 

敵リーダー2「う、うああああああああ!!!!!!」

 

一刀「あんた達の敗北原因はただ一つ、いたってシンプルだ。あんた達は俺達を、怒らせた」

 

ディアーチェ達を見ていた一刀の後ろには、デュエルで負けて気絶している敵リーダー3がいた


 
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