「入場者32万人へ大幅増加！」と報道された2013年の入間基地航空祭に行ってきました。
空前絶後の混雑具合にはほとほと参ってしまいましたが、何を隠そう自分もミーハー組の一人で、おそらく十年ぶりの航空祭。迫力のある派手な演目は若干少なかったですがそれでも十分楽しめました。
やはり実際飛んでいる飛行機は何よりかっこいい！

そんな感動冷めやらぬうちにとハセガワの最新版「1/72 川崎T-4 'ブルーインパルス 2013' 2機セット」を作りました。（1機だけねｗ）

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新金型になってからのT-4は購入したことがなかったのですが、好事家から数々の指摘を受けて出直しを余儀なくされた経歴のこのキット。ということはさぞ気合の入った超絶キットなんだろうなとずっと遠慮していたんですが、実際はかなりアッサリしたベーシックなパーツ割りで逆に好感が持ててしまうキット。
子供たちの憧れのアクロ機だから小難しい工作なしで早急に素直にカタチにしちゃったほうが正しいんでしょう。

制作はいつも通りストレートフロムザ・ボックスで、手を入れたのは各種アンテナ類のみ。
特に垂直尾翼横の整流板はキットのものでは小さすぎる気がしたのでプラペーパーを組合せて作り変えてます。
ただ本当に小さな機体で小さな突起物ばかりで、作り替えたものは総じてオーバースケールにｗ
小さな機体なのでパーツ割りは最小限。すんなりと士の字になります。
ただしインテーク周りだけはスリ合わせとパテが必要でした。

塗装は気合を入れて挑みました。
日の丸と各種ロゴ以外はマスキングして塗装。
小さな機体で曲面が多いのでかなり難儀します。
シンメトリーが命！のアクロ機塗装なのに、翼面上の青のシェブロンのチリが左右でずれてしまいました。残念！
デカールはキットの物を使用。
ただしキット説明書の貼り付け指示ではなく、実際に入間基地航空祭で観てきたマーキングにアレンジしています。
このデカール、白の透けも殆ど無く、またソフターとの相性も安定していて安心して使えました。
ただし日の丸の赤は透けたので白で下塗りしています。
翼面上のウォークウェイのグレーラインは合わなくなったのでマスキングして引き直し。
全面スーパークリアを吹いて磨き出ししました。

キットの完成の直後にブルーインパルスの接触事故のニュースが飛び込んできました。
訓練中に接触したのは1号機と2号機。
1号機は機首の破損、2号機は左水平尾翼を半分失った状態にもかかわらず、よくぞ無事に戻って来てくれました。
操縦士の技量、機体の性能、エマージェンシー対応のチームワーク、そして機を失わせたくないという精神。
凄い！
不断の訓練に築きあげられた最高の演技をまた観に行きたいです。


Kit Data
Hasegawa 1:72 T-4 Blue Impulse

※追記
王冠頂きました！ありがとうございます！