No.655441

マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝 異国の花嫁 第四話 対斯衛軍‘中‘

kaennさん

模擬戦中、のちの護衛役登場

2014-01-17 23:36:48 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:748   閲覧ユーザー数:739

マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝

異国の花嫁

第四話

 

 

城代省斯衛軍訓練施設模擬戦会場

第一シュミレータールーム

11:20

 

「おい、もう三機ヤられたぞ。」

 

「マジか?四対一だぞ?早過ぎるだろ。」

 

「あっ!国連の人銃棄てたぞ?殆ど撃って無いのに、まさか接近戦するつもりか?」

平地で対峙したマリアの激震と斯衛の瑞鶴が77式戦闘長刀を持って距離を詰める。

 

「それじゃ負け無いだろ、アイツ北辰一刀流の免許皆伝持ってるんだぜ。」

 

「でも落とされた三人も教官が前線でも活躍出来るレベルって言って無かったっけ?」

 

同時刻シュミレーター内

マリア「甘〜いそんな無駄弾撃ってたら死の八分は越えられないわよ?」

シュミレーター内でマリアは余裕で観察していた。

 

斯衛訓練兵A「何故だ!何故当たらない!……くっ残弾が、かくなるうえは。」

斯衛の瑞鶴は残弾0の突撃砲を棄て77式戦闘長刀を構えた。

 

マリア「あら?棄てた?あぁもう打ち止めね、じゃあコッチも…っと。」

マリアの激震も対戦相手同様に突撃砲を棄て77式戦闘長刀を構える。

 

斯衛訓練兵A「ん?あの者は此方を愚弄するか!ならばその選択後悔するがいい。ハァーーーー…………貰ったぁ!」

瑞鶴は加速し長刀を激震に向けて振るい勝利を確信した。

 

マリア「ムネヤスの見慣れてるからな〜遅いし無駄が多いかなぁ〜」

と、言いながら自らが動かす激震の腕を上げ、眼前に迫った長刀ごと相手の瑞鶴の腕部を跳ね上げた。

 

腕を跳ね上げられた瑞鶴の長刀が空を舞い、

 

斯衛訓練兵A「なっ?」

何が起こったか分からず一瞬思考が停止してしまったが気を取り直し機体を反転させる。

 

マリア「うーん、腕は良いんだろうけどまだ戦術機に熟れてないのかな?まぁコレでチェックメイトって事で。」

瑞鶴が振り返った先にはマリアの激震が77式戦闘長刀を突き付けた状態で立っていた。

 

"ザシュ"……厳島「戦闘終了!」

空を舞っていた瑞鶴の長刀が地面に刺さると同時に厳島少将から戦闘終了の号令が掛かった。

 

城代省斯衛軍訓練施設模擬戦会場

第一シュミレータールーム

11:35

 

「おいおいアイツ等やられちゃったぜ。」

 

「上位四人が勝てなかった相手に誰が勝てるってのよ。」

等と訓練兵達が騒ぎ出す。

 

教官「次の者はシュミレーターに!」

 

「ありゃありゃ〜順番回ってきそうだね〜疾護君?」

 

芽衣「何で私にいうんです?」

 

「お前も芽衣を弄るな、多分後三十分位で私達の番が来るぞお前も準備して置け。」

 

「そうだね心構えはしておか無いとね。」

 

「あっもう二機落とされた。」

 

「訂正だ、二十分程度で私達の番だな。」

 

シュミレーター内

11:55

 

マリア「歯ごたえが無いわね〜まぁ実戦経験無いヒヨコちゃん達だししょうがないか。」

次の四機が入って来るのを眺めながら呟く。

 

「あ〜あ〜もう順番回って来ちゃったリーダー、作戦は?」

 

「さっき話しただろ?私とお前で先行して芽衣達2人は援護だ。」

 

「分かってますよ、ね?芽衣ちゃん。」

 

芽衣「わ、分かってますよ、援護ですよね。」

 

「芽衣ちゃん?焦って誤射しないでねぇ〜。」

 

「開始の合図が出た行くぞ!」

四機の瑞鶴が未だ無敗の激震に向けて発進した。

 

マリア「?連携とってる、ちょっとは愉しめるかな?」

今迄とは違い連携をとっている四機を視て少し本気で相手をしようかと思っていると、早速先頭の二機が仕掛けて来た。

 

「先程迄の戦闘を見ていたが一騎打ちを仕掛けている者ばかりだったからな。」

 

「ま〜一騎打ちで勝ちなさいとは言われてないもんね〜、大体国連のエースに私等が一騎打ちで勝てる訳ないじゃん?」

後方の二機の援護を受けつつ先行した二機の瑞鶴が激震へと接近する。

 

マリア「だけど………まだまだねっ!」

先程迄の戦闘では見せなかった本気の戦闘機動で接近して来た瑞鶴の一機を長刀で瞬殺した。

 

「ありゃありゃ〜ヤられちゃったか〜、後宜しく〜。」

 

「くっ、接近戦では勝てん!一度距離をとり三機で取り囲みながら射撃戦だ!」

 

「了解!」

 

芽衣「了解です!」

三機は接近戦を諦めて射撃戦をする為散開しようと激震から距離を離そうとした。

 

マリア「ん?残念ながらお見通しなのよね。」

散開して行く三機の内の援護をして居た一機に狙いを付け120mm弾を放った。

 

「えっ?ロックオンされてなかったのに撃墜された……」

マリアの激震から放たれた弾丸は吸い込まれるように瑞鶴のコックピットに命中し、此処で二機目が脱落した。

 

 

「突撃砲の抜き撃ちだと?化け物かあの衛士は!」

瞬く間に二機が落とされた事に一瞬、思考が止まる。

すると目の前に居た筈の激震が視界から消えており代わりに自機に向けて飛来する77式戦闘長刀が見えた。

 

「何だと?間に合わん!……うわっ、駄目か……。」

飛来した長刀が頭部からコックピットに掛けて袈裟斬りにしあえなく大破判定となった。

 

マリア「ふふふっ!面白かったからつい本気出しちゃった、さて!そろそろムネヤスに会いたいから終わらせますか!。」

三機目を落として本来の目的を思い出したマリアはこの戦闘で初めて自ら距離を詰める。

 

マリア「棒立ち?誘いかしら?それとも諦めたのかな?まぁ良いわこれでチェックメイトね!」

距離を詰めながらも全く動きの無い黄色の瑞鶴を不思議に思いながら早く終わらせて夫に会うため未だ動かぬ

その瑞鶴に長刀で斬りつけた……

 

しかし、

芽衣「"くしゅん!!"」

クシャミと共に身体が動き瑞鶴が自分の意思に反して動いてしまった。

其れが偶然にも長刀を躱し反撃をするような形になった。

 

マリア「!躱した?必殺のタイミングだったのに?しかもあそこから斬り返すなんて。」

今迄棒立ちだった黄色の瑞鶴は長刀が迫ると紙一重で躱し逆に長刀で斬り返して来た、狙いが甘かったのか躱す事の出来たマリアは不気味になり距離を離した。

 

 

第五話へ

 

 


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