No.645733

恋姫・マジンガー

劉邦柾棟さん

どうも、皆さん。

劉邦柾棟です。

前回の話が、以外に好評だったので書きました。

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2013-12-16 20:18:31 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2014   閲覧ユーザー数:1956

前回までの良く解る、あらすじ。

 

 

幼少の頃から「ロボットアニメ」の影響を受けて来た『北郷一刀』は、「スーパーロボット」の様になる事を夢見ていた。

 

 

しかし、周りの人達が「一刀」の夢を理解する事は無かった。

 

 

まあ、本人は……そんなの「ドコ吹く風」よろしく状態で、自分の「夢」の為に体を鍛えて行くのだった。

 

 

そして、『神様』は……そんな「一刀」の事を見捨てたりはしなかった。

 

 

数年の月日が経ち、成長した一刀は『聖フランチェスカ学園』に入学した。

 

 

無事に、新たな学校生活を歩みだした「一刀」の前に……一人の「天才」であり、『悪友』となる「及川 佑」と出会うのだった。

 

 

その出会いによって、「一刀」は「及川」が作くりし『発明品』によって夢にまでに見た「ロボットアニメ」の金字塔……「マジンガーZ」の力を得たのだった。

 

 

そして、『物語』は動き出す。

 

 

ある日の深夜に……毎度お馴染みの「外史の管理者」である「左慈」が「始まりの外史」の時と同様、「聖フランチェスカ学園」にある「歴史博物館」から『銅鏡』を盗み出す。

 

 

※ぶっちゃけ、この「歴史博物館」の『セキリュティ』は「大丈夫なのか?」……って思うのは俺だけでは無い筈。

 

 

今回こそ、「外史誕生」を阻止しようとする「左慈」の前に「及川」の発明によって「マジンガーZ」の力を得た一刀が「マジンガーZ」の本編で、よくある「登場シーン」よろしく「噴水」の中から現れる。

 

 

そして、一刀の登場と共に飛んできた「ホバーパイルダー」を手に取り……頭に乗せ「『パイルダー』! オーーーーーン!」っと、叫びながら『合体』する。

 

 

すると、眩い光が一刀を包み込む。

 

 

眩い光が収まるのと同時に、一刀の姿が……いつもの「フランチェスカの制服」から「ロボットガールz」に登場する「マジンガーZ娘」こと『Zちゃん』の姿を模した服装に変わっていた。

 

 

その姿を見た「左慈」は驚愕する。

 

 

そんな左慈を気にする事無く、一刀は『先手必勝』っと言わんばかりに「ロケットパンチ」を繰り出す!

 

 

一刀が放った「ロケットパンチ」を顔面に喰らった左慈は倒れてしまう。

 

 

だが、同時に左慈が手に持っていた『銅鏡』が「ロケットパンチ」の衝撃で地面に落ちてしまう。

 

 

そして、「始まりの外史」の時と同様……辺りを眩い光が包み始め「一刀」と気絶してしまった「左慈」共々、その光に包まれてしまうのだった。

 

 

 

 

とある荒野にて・・・・・・

 

 

広大な荒野を一人で歩く人物が居た。

 

 

「・・・流れ星? こんなに明るい昼間にだなんて……不吉ね」

 

 

空に見える『流れ星』を見上げる外装を纏う一人の少女だった。

 

 

「以前、立ち寄った村で聞いた……「占い師」の「管路」が『予言』したという『天の御遣い』が本当にやって来たのかしら?」

 

 

少女は、少し前に立ち寄った村での事を思い出す。

 

 

それは、大陸一の「占い師」である「管路」が『ある予言』をした事だ。

 

 

管路曰く、「流星に乗って現れるは『三つ』の『魔神の力』を持った『天の御遣い』なり。 彼の者がこの地に降り立ちし時……残り二つの『魔神の力』を選ばれし者達に託し、選ばれし者達と共に……その大いなる『魔神の力』を使いて「乱世」を終結させ天下を統一させん!」という物だった。

 

 

「最初は、只の噂話だと思って全く気にもしなかったのだけれど……フッ、面白いわね」

 

 

少女は「管路」の『予言』を初めて聞いた時の事を思い出しながら、口元を「ニヤリ」とさせて楽しそうに流れ星を見続ける。

 

 

「『吉と出るか凶とでるかは己次第』……か」

 

 

それは、少女が常に『自分自身』に問い続ける言葉。

 

 

それを呟きながら、少女は目を閉じる。

 

 

少女は、両手で頭のフードを後ろにずらし……頭を左右に振ると彼女自慢の美しい「金髪」の髪が風に舞いながら現れる。

 

 

この場に、百人の男達が居たならば……百人全員が少女の「容姿」と「可憐さ」と「美しさ」に見惚れた事だろう。

 

 

再び、目を開いた「少女」の瞳には確かな「決意」と「覚悟」が宿っていた。

 

 

「ならば、成すべき事は只一つ! 待ってなさい『天の御遣い』! 必ず、貴方を見つけて『私の物』にしてみせるわ!?」

 

 

そう叫びながら、右手を天にかざし……流星を掴み取る様に握り占める。

 

 

「この私・・・・・・『曹孟徳』の名に賭けてね!?」

 

 

そう告げると同時に、少女……曹操は駆け出した!

 

 

彼女の名前は・・・・・姓は曹、名は操、字は孟徳

 

 

『乱世の奸雄』にして、『覇道』を歩む者。

 

 

彼女の歩む先にあるのが一体何なのかは、まだ誰も知らない。

 

 

 

 

作られた外史──。

 

 

それは、『新しい物語』の始まり。

 

 

「終端」を迎えた物語も、望まれれば再び突端が開かれて「新生」する。

 

 

物語は己の世界の中では無限大──。

 

 

そして閉じられた外史の行き先は、ひとえに貴方の心次第。

 

 

さぁ!

 

 

今ここに、一味違う……『新たな外史』の突端を開きましょう!?

 

 

 

 

次回に続くのかは、未定です。


 
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