No.635842

真・恋姫†無双―二つの呂旗―

ユウヤさん

新作を挙げました。
構成を練ってねって行き着いた結論は・・・
思い付きのほうがいいのが書ける!!
では本編どうぞ。

2013-11-10 18:25:53 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:11726   閲覧ユーザー数:8484

二つの呂旗 第一話『外史』

 

 此処は北郷家本家。此処は俺、北郷一刀(ほんごうかずと)の部屋。齢9歳、いまだ年端も行かぬ幼子なれど神童と呼ばれ、北郷流の古武術を免許皆伝手前まで習得した天武の才の持ち主でもある。自画自賛すぎるかな。そんな俺だけど今うなされています。

 

 一刀「うぅ・・・あぁぁ・・・」

 

 ああ、またこの夢か

 

 戒刀『一刀!なぜ学校に行かない!!人とつながりを持たないお前など価値は無いんだぞ!!』

 

 そんなの知るか。俺の価値をお前が決めるなクソ親父。

 

 クラスメイトA『おい北郷、お前学校来る意味あるのかよ。』

 

 意味なんて無いよ。クソ親父がうるさいんだ。

 

 クラスメイトB『私達を見下して楽しんでるんじゃないの?意地汚い。』

 

 見下してなんか無い。興味もない!!

 

 クラスメイトC『何で居るんだよ。学校来んなよ!』

 

 お前らこそ来るな!!

 

 一刀「う・・・るさい・・・・五月蠅い・・・・」

 

 戒刀『お前なんか生まれなければよかった。私より優秀で、父の血を強く受け継いだお前なんか・・・』

 

 勝手だ・・・そんなの勝手だ!!

 

 クラスメイトD『化け物!!近づくんじゃねぇ』

 

 こっちだって近づきたいくなんか無い。

 

 クラスメイトE『来ないで、気持ち悪い!!』

 

 気持ち悪いのそっちの心だ!!

 

 担任『一刀君、あなたは学校に来ない方がいいわ。あなたがいるだけで皆に悪影響なのよ。』

 

 先生まで俺を・・・異端扱いするのか!?

 

 一刀「う・・・五月蠅~~~~~い!!!はぁはぁはぁ。」

 

 結刀「一刀、どうした!!・・・また夢を見たのか?」

 

 この人は俺のじいちゃんで北郷結刀(ほんごうゆうと)、ちなみに夢の最初に出てきたのは俺の親父で北郷戒刀(ほんごうかいと)である。

 

 一刀「じいちゃん・・・ああ、またあの連中の夢だったよ・・・」

 

 結刀「そうか・・・だが一刀、気にするでない。時が立てばきっと何とかなるもんじゃ。」

 

 一刀「そうかな・・・」

 

 じいちゃんは優しい。厳しい面もあるけどそれは俺を本気で心配してるからだと分かる。そんな話をしていると知らない女性が俺の部屋に入ってきた。

 

 ???「どうにもなりませんよ?結刀」

 

 結刀「な・・・その声は、月詠(つくよみ)か!?」

 

 月詠「久しぶりですね。結刀。」

 

 月詠、そう呼ばれた女性はとてもきれいな人だった。じいちゃんの彼女かな?じいちゃんは、ばあちゃん一筋だって聞いたけど?

 

 一刀「じいちゃん、この人・・・誰?」

 

 月詠「ふふふ。はじめましてね、一刀。あなたのおばあちゃんよ。」

 

 は?この人はいきなり何言っちゃってんだろう?どう見たって20代の容姿だ。それなのにおばあちゃん?頭のねじが飛んでいるんだろうか?

 

 一刀「・・・じいちゃん、この人頭おかしい。」

 

 月詠「その表現は間違ってないけど、間違ってるわ。」

 

 結刀「一刀、よ~く聞きなさい。この人は間違いなくお前のおばあちゃんだよ。」

 

 一刀「だって・・・まだ若いじゃないか。」

 

 月詠「結刀、説明してあげましょう。」

 

 結刀「ぬぅ・・・わしはあまり気が進まん。月詠に任せる。」

 

 月詠「分かったわ。なら結刀はお茶をお願いね。」

 

 一刀「・・・・なんなんだよ。」

 

 そのまま俺は今に連れていかれた。そこで俺はとんでもない話を聞かされる事となった。

 

 月詠「えっと、まずは自己紹介。私の名前は華南老仙。真名は月詠よ。」

 

 一刀「・・・華南老仙って昔の大陸の仙人の名前だろ?」

 

 月詠「ええ、正確には私はちょっと違うの。一刀、あなた漫画とか小説は読む?」

 

 一刀「まあ、人並みには。」

 

 月詠「その物語の世界が現実に存在するとしたらどう?」

 

 一刀「どう言う事?異世界とかそういう話?」

 

 月詠「そうよ。私達はその世界を外史と呼んでるわ。」

 

 一刀「外史・・・」

 

 そこから月詠と言う人は外史の事、真名の概念、じいちゃんとの出会い(おもに惚気だったけど)語ってくれた。

 

 一刀「えっと・・・・ばあ、ちゃん?で、いいのかな。」

 

 月詠「ええ。」

 

 一刀「俺が、その、時がたっても俺がどうにもならないって言ってたけど・・・」

 

 月詠「私の知り合いにね、管輅と言う占い師がいるのよ。その子に占ってもらったんだけど・・・まずあなたは数年で精神を崩壊させるわ。」

 

 一刀「・・・・・」

 

 ああ、やっぱりか、そう思った。正直俺自身どうにかなるとは思ってなかったんだ。じいちゃんの優しい言葉を否定もしたくなかった。だから頷く事しかできなかったけど・・・

 

 一刀「で、どうすればいいの?ばあちゃんは何か考えがあって来たんでしょう?」

 

 月詠「察しがいいわ。さすが神童と呼ばれる私の孫だわ。」

 

 一刀「もしかして・・・外史の話をしたのも関係する?」

 

 月詠「えぇ、あなたを三国志の外史に送るわ。私の懇意にしてるシリーズと言えばいいかしら?」

 

 一刀「ま、ばあちゃんの名前も関係あるしね。察しはつくよ。」

 

 月詠「・・・どうする?」

 

 一刀「壊れると分かって残るほど俺は馬鹿じゃない。行くよ。」

 

 月詠「そう・・・こう言っててなんだけど、辛いわよ?」

 

 一刀「ばあちゃん・・・・ばあちゃんは俺を信じて送りだしてくれるんだろう?なら、俺はその信頼にこたえるよ。」

 

 月詠「そう、分かったわ。外史に行く事であなたの記憶に必ず影響はあるわ。知識に関しては問題ないから心配しないで頂戴ね。」

 

 一刀「記憶に?」

 

 月詠「外史についての記憶は無くなるわ。だけど・・・私の事は覚えてるから大丈夫・・・よね?」

 

 一刀「・・・じいちゃんとばあちゃんの思いが俺も記憶にあるならきっと・・・」

 

 月詠「そう。なら、結刀。一刀にお別れを。」

 

 そう言うとふすまの奥からじいちゃんが暗い顔をして出てきた。

 

 結刀「一刀・・・行くのか?」

 

 一刀「うん。じいちゃんに教わった武術もあるし、俺にはあらゆる古今東西の戦術が頭に入ってるから・・・」

 

 結刀「・・・・なら、これを持って行けい。」

 

 そう言って渡されたのは何と北郷家家宝にして北郷家当主の証である日本刀『白銀』(しろがね)であった。

 

 一刀「これ・・・いいの?」

 

 結刀「ふん、何だかんだで儂の稽古に付いてきた天武の才が何を言う。今日で免許皆伝じゃ。持って行けぃ。」

 

 一刀「ありがとう、じいちゃん。」

 

 自然と涙がこぼれていた。この世界でたった一人、自分を認め育ててくれた恩人であり父であり師匠なのだから。

 

 月詠「もういいかしら?」

 

 結刀「ああ。」

 

 月詠「それじゃ、送るわね。一刀、あなたの道に幸多からん事を。」

 

 一刀「うん。ありがとう、ばあちゃん。」

 

 そのままばあちゃんは目を閉じると懐から銅鏡だろうか、それを地面にたたきつけた。その行動には驚いたがそこから発せられる光に包まれ俺は意識を失った。

 

 

 

 結刀「一刀は大丈夫だろうか。」

 

 月詠「大丈夫ですよ、私達の孫なんですから。それより結刀。」

 

 結刀「なんじゃ?」

 

 月詠「私は言ったはずです。ちゃんと結婚して下さいって。」

 

 結刀「あ~それがじゃな・・・やはり月詠以外考えられんかった。悪かったのう・・・」

 

 月詠「・・・もう、あなたは相変わらずなんですから。」

 

 そう言いながら月詠は目をそらしたが、その頬は僅かに朱くなってる事からまんざらでもないようです。

 

 結刀「・・・一刀、強くなって帰って来いよ。」

 

 月詠「それより・・・私の送った外史についてちょっとお話が・・・」

 

 結刀「なんじゃ?」

 

 そう言ってそのまま居間に向かって説明を受けた結刀は驚きながらも

 

 結刀「報いじゃから仕方ないの。」

 

 と、呟いていたという。

 

 

 

 一刀(ん・・・・・体が・・・痛い?あぁ、なんか地面が固いんだ。)

 

 俺は体中の痛みで目が覚めた。昨日は何してたっけ?と思い出してみる。

 

 一刀(ん~、昨日はじいちゃんの稽古をして、夜に久しぶりに帰ってきたばあちゃんとお茶を飲んで・・・・ああ、それから記憶が無いや。どうしちゃったんだろう・・・)

 

 ツンツン

 

 一刀(おや?じいちゃんかばあちゃんが俺を起こしに来てくれたのかな?)

 

 ???「死んでる?・・・なら野犬の餌?」

 

 一刀「物騒だよ!?」

 

 ???「・・・生きてた。」

 

 一刀「・・・・誰?」

 

 ???「誰?・・・・恋は・・・・・呂布。」

 

 一刀「・・・・はぁ?呂布?君が?」

 

 とんでもない事を言い出す女の子だなと思いながら少し肌寒い事に気がついた。今は夏、夜でも蒸し暑いというのにこれはおかしい。と、辺りを見渡すと・・・

 

 一刀「ここ・・・・何処?」

 

 呂布「天水・・・の近くの森・・・・」

 

 一刀「・・・・・天水・・・・」

 

 天水と言えば涼州の街だか城だかの名前だったかな・・・え、と言う事は・・・

 

 一刀「・・・・まさか、三国志?」

 

 ???「どうした、恋よ。」

 

 呂布「・・・・人が落ちてた。」

 

 ???「堕ちてた?」

 

 一刀「字が違くなってますよ!?」

 

 ???「おおすまんすまん。して・・・お主は誰じゃ?見慣れぬ服に・・・それは武器か?」

 

 一刀「え?」

 

 その言葉に、はて?となりながら手元を見るとそこには明らかに北郷家の家宝があった。

 

 一刀「・・・・・えと。」

 

 ???「む、儂か?儂は丁原じゃ。この呂布のまぁ、父親をやっとる。と言っても年は祖父みたいじゃがな。親しみをこめて丁爺と呼ぶがよい。」

 

 一刀「あ、ご丁寧にどうも。俺は北郷一刀と言います。」

 

 呂布「ほんごうかずと?姓はほん?」

 

 一刀「え?あ、ああ姓は北郷、名を一刀、って言えばいいのかな?字でしたっけ?それは無いです。はい。」

 

 ちょっと口調が纏まらない・・・混乱してる証拠だろう。

 

 丁原「ふむ、珍しい名前じゃの。若いからまだ字が無いのも当然・・・と言うわけでも無いのう。」

 

 一刀「俺の国では字は無いんです。」

 

 丁原「ふむ・・・・」

 

 呂布「丁爺、寒くなってきた。」

 

 丁原「む?そうじゃの。北郷・・・で良いか?『は、はい』うむ、近くに儂等の住まう家がある。まずはそこで話をしよう。」

 

 

 

 移動中・・・・

 

 

 

 移動中見たけど正直見た事のない植物が多々あった。此処が日本じゃないのは確かのようで・・・

 

 丁原「さて、何処まで話したかのう?」

 

 一刀「えっと・・・字の話です。」

 

 丁原「おお、そうじゃったそうじゃった。そなたは生まれは何処じゃ?」

 

 一刀「えっと、日本の東京で生まれて、育ったのは鹿児島です。」

 

 丁原「・・・・聞かん国の名じゃの。」

 

 当然だろう。もし俺の予想が当たってるのならここははるか昔のさらに言えば大陸なんだから。

 

 一刀「あの、今までの話の経緯で分かった事があります。突拍子の無い話ですが聞いてくれますか?」

 

 丁原「ふむ、聞こう。」

 

 そして俺は丁原さん。いや、丁爺に俺の国の事、歴史の事などを分かった範囲で尚且つ歴史に影響の無い範囲で説明した。

 

 丁原「・・・ふむ・・・」

 

 一刀「あの・・・」

 

 やはり信じてもらえないようだ。そりゃ仕方無いな・・・そう思った矢先。

 

 丁原「なるほどの。そう言う事ならこちらの名が必要では無いかの?」

 

 一刀「え?」

 

 帰ってきた答えは予想を超えるものだったんだ。

 

 丁原「なんじゃ、疑っとると思うのか?目を見ればわかる。お主は嘘は言うておらんよ。」

 

 一刀「あ・・・・」

 

 この人、どこかで見た事があると思っていた。そう、雰囲気がじいちゃんに似てるんだ。じいちゃんも同じ事を言って俺の事を信じてくれたっけ・・・

 

 丁原「さて・・・名前か・・・どうするかの。」

 

 そんな時、呂布がお茶を持ってきてくれた。

 

 呂布「・・・お茶。」

 

 丁原「おお、すまんの。」

 

 一刀「あ、ありがとうございます。」

 

 呂布「・・・ふるふる」

 

 一刀「??」

 

 丁原「ははは、見た所同い年じゃ。敬語は要らんと言う事じゃろう。」

 

 呂布「・・・こくこく」

 

 一刀「ああ、そう言う事か。じゃあ改めて、ありがとう。」

 

 呂布「・・・・//////」

 

 なんか朱くなってしまった。なぜ?

 

 丁原「ははは。なるほどのう。」

 

 一刀「な、なんなんですか!?」

 

 丁原「いや、儂の口からは言えん。自分で気付くんじゃな。」

 

 呂布「・・・・恋は・・・・恋」

 

 一刀「へ?」

 

 丁原「真名じゃよ。・・・・・まさか真名も無いのか?」

 

 一刀「・・・ありません。姓と名のみです。」

 

 丁原「ますます此処で暮らすには不便じゃ。状況から察するにお主は訳も分からずここにおるんじゃろ?」

 

 一刀「は、はい。」

 

 丁原「なら、帰る方法を探るにしろ何にしろその名では不便じゃ。どうじゃ?」

 

 一刀「そ、その通りです。」

 

 丁原「幸い儂の所は恋しかおらんし、息子の一人や二人増えた所で一向に構わん。」

 

 一刀「む、息子ぉ!?」

 

 この人は何を言ってるんだ!?さすがの俺も頭が追いついていなかった。

 

 丁原「あたりまえじゃ。お主のような幼子を放り出すような大人では無いからの。」

 

 一刀「あ・・・」

 

 不意打ちだ。そんな優しい事を言いながら頭をなでるなんて・・・じいちゃんの手を思い出す。それより少し大きいだろうか・・・優しくて、おっきな手だった。

 

 一刀「・・・」

 

 丁原「な!?い、嫌じゃったか!?」

 

 恋「・・・丁爺、泣かせた。」

 

 違う。そうじゃない・・・・そうじゃないんだ・・・・

 

 一刀「いえ、嬉しいんです。俺・・・親に捨てられたようなものですから・・・」

 

 丁原「なんじゃと?」

 

 この人になら話してもいい。そう思える人だった。とてもあったかくて、とても強い人だと一目見たときから感じていたから。だから俺は、包み隠さず自分の過去を話したんだ。

 

 丁原「・・・」

 

 恋「・・・」

 

 一刀「あの・・・」

 

 丁原「儂が未来に行けんのがこれほど悔しいと思った事は無いぞ。行けたら真っ先にぶん殴っとる。」

 

 恋「恋は・・・殺してるかも。」

 

 物騒な言葉だな!?と言う言葉をこの時代を考えて呑み込んだ。この人達は俺の境遇を聞いて此処まで怒ってくれるんだ。とても、とてもうれしかった。

 

 丁原「うむ、決めた。お主が嫌と言っても儂はお主を息子にする。決定事項じゃ。」

 

 恋「・・・・こくこく!」

 

 一刀「・・・ありがとう・・・・ございます。」

 

 涙が止まらない。俺の味方はじいちゃんとばあちゃんだけだと思っていたから。だから、俺の新しい家族が出来る事に、嬉し涙を止める事が出来なかった。

 

 一刀「う・・・うぅ・・・・あぁぁあああ」

 

 そこからは泣きじゃくったのしか覚えてない。丁爺になでられ、呂布、いや、恋には何と・・・ぎゅって抱きしめられたんだ。9歳とはいえ恥ずかしいです。

 

 丁原「落ち着いたか?」

 

 一刀「・・・はい。」

 

 恋「・・・・大丈夫?」

 

 一刀「・・・だ、大丈夫だから、もう離れていいから。」

 

 恋「・・・・・・こく」

 

 一刀「あ、あの丁爺。」

 

 丁原「ん?どうした?」

 

 一刀「名前、決めました。」

 

 丁原「ほう。して、名は?」

 

 一刀「・・・姓を呂、名を北、字名を丁郷、真名を一刀。」

 

 丁原「・・・・良い名じゃ。よし、呂北よ。これよりお主はこの丁原の息子じゃ。」

 

 一刀「はい、父上!!」

 

 丁原「駄目じゃ!丁爺は譲れん!!」

 

 そこは「うむ!」と言ってほしかった!!

 

 一刀「ははは、分かったよ。丁爺。」

 

 丁原「うむ、これからよろしくの。一刀。」

 

 恋「一刀・・・よろしく。」

 

 一刀「うん、よろしくね。丁爺、恋。俺、この世界で頑張るよ。」

 

 

 

 次回

 

 

 丁原「ふむ・・・・・一刀、恋。旅に出よう。」

 

 一刀「此処が天水の町・・・」

 

 ???「た、助けていただいてありがとうございます。」

 

 恋「・・・・一刀のタラシ」

 

 第2話『少女董卓』

 

 少年はさらに少女と出会う。この出会いは何を意味するのか。

 

 

 

 

 


 
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