No.629952

超次元ゲイムネプテューヌ 鋼と正義

第23話です。

2013-10-20 22:36:41 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:570   閲覧ユーザー数:568

第23話

 

ザルバサイド

 

俺は話を続ける。今度は刹那の映った映像に切り替えた。

 

「両親がいなくなった時、刹那は3歳だった。まだ世の中のことも自分の事も全くわかってねえ状態の刹那を村の連中は忌み嫌ったのさ。ある奴は暴言を吐いて蹴飛ばし、殴り、またある奴は子供に言い聞かせ石を投げさせて自分も投げたり、容姿のせいか、6歳の頃には村の連中の性欲のはけ口にもされたりしてたよ。飯もまともに食えなくてな、そこらにある草や生息している虫、ネズミなんかを食っていたんだ。普通の肉や魚を食べたら村の連中に半殺しにされるんだ。」

 

俺は刹那が数々の暴力や罵倒をくらっていたり、ネズミを必死になって貪っているシーンを映す。イストワールの嬢ちゃんはショックの強いせいか動けないでいる。自分で聞いてきたのにな・・・・。そして俺は話を進める。

 

「まあ、こんなことがあって刹那は13歳になったんだ。村の連中は刹那がここまで生きてきたことにかなり不満を持っていてな、村の数人で刹那を絶望のどん底に落としてやろうと計画したんだ。そして計画は実行された。刹那に村の女性たちが何人か接触したんだ。君の味方だって言いながらな。その頃の刹那はまだ、人を信じたいと言う気持ちがあってすぐ騙されてな、信じていた数人の女性に後ろから殴られてひたすらに暴力を受けたんだ。それで刹那は女性が苦手になってな。」

 

俺は女性たちに刹那が殴られている映像を流した。刹那は何故?信じていたのに・・・・。と言った表情で殴られ続ける。その映像をイストワールの嬢ちゃんは顔を青くしながら見続けていた。まあ、目をそらさないだけよしとしよう。

俺は話を続ける。

 

ザルバサイド終了


 
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