No.622076

北郷外史伝 地獄の七日間―後篇?―そしてその後

ユウヤさん

羽生なのです。
飛びます飛びます状態。
本当にいろいろぶっ飛ばしてます。
では本編どうぞ。

2013-09-23 21:41:55 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:5568   閲覧ユーザー数:4208

 訓練場 左翼

 

 恋「くっ」

 

 桔梗「ははは、天武の才があってもやはりひよっこ、経験の差を思い知るがよい」

 

 恋「・・・・・・・・・・・・・歳の差」

 

 桔梗「!?・・・・恋よ。言ってはならん事を言うたな・・・」

 

 恋「悔しかったら当ててみろ。」

 

 桔梗「・・・・・・・・・・・・・O☆SHI☆O☆KIだあああああああああああああ」

 

 どん!どん!どん!どん!

 

 恋「当たらない。」

 

 ひょい、ひょい、ひょい、ひょい

 

 桔梗「この!ちょこまかと!!いい加減止まらぬか!!」

 

 恋「まだ余裕でかわせる。もう終わり?歳?」

 

 桔梗「れええええええええええええええええええええんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!」

 

 どどどどどどどどどど!!!!

 

 恋「~♪」

 

 すすすすすすすすすすす

 

 桔梗「く、弾切れか!ならば新機能廢婁万過亞(パイルバンカー)で!」

 

 恋「隙あり」

 

 桔梗「んな!?」

 

 ごすぅ

 

 桔梗「む、無念・・・・」

 

 恋「何とかなった。」

 

 後が怖いですよ?

 

 恋「ご主人様に丸投げするからいい。」

 

 さいですか・・・・

 

 恋「他の兵はさっさとかかってくる。そうしないと訓練にならない」

 

 黒龍、緑龍隊員「・・・・くっ、かかれーーーーーーーーー!!!!」

 

 その後恋にぼこられた彼らはこの鍛錬が終わるまで実に20回ほど死の痛みを味わい続けた。

 

 

 訓練場 中央 華雄VS高順

 

 高順「ぜぇ、ぜぇ」

 

 深月「ふぅ、どうしたもう息が上がったか?残りは・・・・あと1刻程か?」

 

 高順(残り一刻!?あと一刻も隊長と打ち合えと!?無理無理無理!!こ、こうなったら足を生かして戦略的てっt)

 

 深月「変な考えは起こすなよ?」

 

 高順(見破られた!?・・・・・もう無理ぽw)

 

 深月「そうか。なら死の痛みを味わえ」

 

 高順「考えを読むのは辞めてもらえません!?」

 

 深月「ふ、やはり無理と思っていたか。でええええええええええええい!!」

 

 高順「しぃぃぃまったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

 

 どがぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!

 

 黒龍隊副官高順、深月との打ち合いの疲労により一撃で気絶。

 

 深月「ま、少し前まで4半刻も耐えられなかったのだから良く成長したと言うべきだな。」

 

 

 訓練場 中央 一刀VS候成

 

 一刀「はははははは!!どうした!息が上がっているぞ!」

 

 ぶん

 

 候成「く・・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 がぎぃ

 

 一刀「ほう、まだ粘るか。ならこれならどうだ!!」

 

 ひゅ!ひゅ!ぶわぁ!!

 

 候成「!?っまだぁ!!」

 

 すすすっ、ぐぉん!

 

 一刀「くっ!」

 

 ずざぁ

 

 候成「隙ありぃ!!」

 

 ぐぉ!

 

 一刀「甘い!」

 

 がぎぃ!

 

 候成「それそれぇ!!」

 

 ぼっ!!

 

 一刀「はぁああああ!!」

 

 ごぅ!!

 

 候成「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 ずがぁぁぁぁぁぁぁん!!!

 

 一刀「ふ、俺の勝ちだな!」

 

 候成「・・・・・いえ、“私達”の勝ちです。」

 

 一刀「何!?」

 

 

 訓練場 牙門旗側

 

 翆「北郷一刀が牙門旗この錦馬超が取ったぞ―!!」

 

 蒲公英「華雄が牙門旗、馬超がいとこ馬岱が取ったぞー!!」

 

 翆「やったなたんぽぽ!」

 

 蒲公英「だね、お姉さま!」

 

 

 訓練場 中央

 

 一刀「ははは、やられたな。もしかして右翼の一団に翆と蒲公英が居なかったなんて・・・・甘く見たな。」

 

 候成「ふふ・・・・・油断大敵・・・・です・・・よ・・・」

 

 一刀「お疲れさま、候成。よく頑張ったね。」

 

 

 解説席

 

 華琳「勝負あり~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

 

 観客「ほわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 左慈「ほう、勝ったか。これは一刀達の油断が勝敗を決したか。」

 

 凪「すごいですね。私、今の候成さんに勝てるかわかりません。」

 

 華琳「さて・・・・・・勝敗は決しましたが・・・・さあ、劉備!あなたの所の将はこれに耐えられるかしら!!」

 

 桃香「大丈夫です!!!」

 

 蜀武官全員「!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

 桃香「ウチも化け物ぞろいですから!!」

 

 蜀武官全員「あそこまでではありませんよ!?」

 

 桃香「勝てます!!」

 

 蜀武官全員「無理です!?」

 

 桃香「・・・・・・無理?」

 

 蜀武官全員「・・・・・(こくこく)」

 

 桃香「・・・・・・・大丈夫だそうです!!」

 

 華琳「はい!分かりました!!じゃあ劉備、明日からあなたの所の武官はこの訓練を・・・・・兵達の側でやってもらうわ!勿論兵力など持たせない!将対将の訓練になるわ!!では皆さん次回の催しが何になるか分からないけど・・・・次回も来てくれるかな??」

 

 観客「ほわわわわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ阿アアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 蜀陣営全員「良く息が続くなあ・・・・・・」

 

 こうして地獄の七日間初日は幕を閉じた。そしてその後の6日を乗り切った蜀の武将達は・・・

 

 

 天水 中庭

 

 愛紗「・・・・・・ふふふ・・・・・・あははは・・・・・」

 

 深月「関羽が、ぬいぐるみを抱いて笑ってる・・・・」

 

 焔耶「くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみこlp」

 

 恋「魏延、何言ってるか分からない」

 

 猪々子「も~い~くつね~る~と~、ねしょう~がつ~」

 

 斗詩「文ちゃん・・・・・・意外と歌うまいね?」

 

 一刀側全員「そこに反応する?」

 

 紫苑「璃々が一人、璃々が二人、璃々が三人・・・・・」

 

 璃々「お母さん、私はひとりきりだよ!しっかりして」

 

 星「もきゅもきゅもきゅもきゅ」

 

 一刀「趙雲は平気s」

 

 星「もきゅもきゅもきゅ」

 

 一刀「・・・・・・・何噛んでるの?」

 

 星「メンマでござる」

 

 一刀「それ・・・・・・・ただの麻竹・・・・・」

 

 星「メンマでござる」

 

 一刀「だめだったか・・・・・」

 

 心がとてもいい感じに壊れている様です。

 

 一刀「ま、まあ明日になればみんな帰ってくるさ。」

 

 左慈「だといいが・・・・」

 

 茉莉「お~、いい感じに壊れてるね~」

 

 一刀「茉莉?どうしてここに・・・・・成都の方はどうなってる?」

 

 茉莉「問題無く。今は張任達に任せてる。まったく・・・・優秀なのにどうしてああなったんだか・・・・」

 

 一刀「雷銅から聞いたけど3人は3人だけにしたら良くないらしい。」

 

 茉莉「え・・・・・・マジで?」

 

 一刀「マジで・・・・3人よれば文殊の知恵・・・・は出ない、が正しいらしい。」

 

 茉莉「う~・・・・ならすぐ戻るよ・・・・」

 

 左慈「仕方ないな・・・しばらく俺もそっちに行ってやる。」

 

 茉莉「ほんと!?やった!!なら早く行こ!!」

 

 こうして左慈は茉莉と共に成都に向かって行った。・・・・・・・・・白蓮居るの忘れてない?ま、いっか。

 

 他の方々はと言うと?

 

 

  天水 調理場

 

 詠「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ・・・・・・」

 

 月に教わったお茶の入れ方を反復中。

 

 朱里「八百一成分が足りない・・・・・足りないぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

 こちらもいい感じに心が壊れている様です。

 

 雛里「朱里ちゃん・・・・私はもう卒業したのに・・・・可哀そうな子になってるよ。」

 

 月「仕方ないですよ。孔明さんですから。」

 

 桂花「納得してしまうわね。」

 

 風「残念孔明、脳内桃色・・・・・・・八百一八陣ですね~」

 

 稟「桃色・・・・・男同士で・・・・・くんずほぐれず・・・・・ぷっ・・・・ふぅ」

 

 風「おおう、稟ちゃん鼻血を耐えられるようになったのですね~。すごい成長です。」

 

 稟「ふふふ・・・伊達に一人で華琳様の誘惑と戦っていたわけではありませんよ。」

 

 風「・・・・・・・ごにょごにょ」

 

 稟「・・・・・・」

 

 風「ごにょごにょ・・・・・・」

 

 稟「か、一刀殿とその様な事を・・・・?」

 

 風「ごにょりごにょり・・・・」

 

 稟「か、華琳様まで!?・・・・・・・・・ぷっ・・・・・・ま、まだ・・・・」

 

 風「とどめのごにょりん」

 

 稟「な、七人同時・・・・・ぷはぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」

 

 風「(><)b(ぐっ」

 

 詠、朱里「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 たいそうな被害が出たそうな?

 

 最後に劉備はと言うと。

 

 

 天水 救護室

 

 桃香「れ、麗羽さん!!そっち行っちゃだめですよ~・・・・むにゃ・・・・うう~駄目ですってば・・・・・そっちは・・・・・訓練場・・・・・氣弾が・・・・・氣弾がぁぁぁぁ・・・・・」

 

 麗羽「・・・・・・・・・・・・むが・・・・・・・・・・」

 

 うなされながら寝床で眠る桃香と・・・・・・氣弾の雨に討ち抜かれ包帯だらけの麗羽の姿があった・・・・・

 

 華琳「まったく・・・・どうして訓練場に近づいたのよ。接近注意の立て札やばりけーども張ってたのに・・・・」

 

 麗羽「・・・・むがむががむが」

 

 華琳「行かなきゃならなかったって・・・・・あぁ、文醜の悲鳴を聞いて向かったのね。まったく部下思いもいいけど大概にしなさいね。」

 

 麗羽「むが!むががががが!!」

 

 華琳「はいはい、余計なお世話よね。分かってるわよ。でも・・・・一応あなたは私の友人の一人なんだから大怪我したって聞いた時には正直生きた心地しなかったのよ?」

 

 麗羽「・・・・・・・むが?」

 

 華琳「変な物は食べてないわよ!!まったく・・・心配して損したわ。じゃ、私は仕事があるからこれで。・・・・これに懲りたらしばらくは大人しくしてなさい。文醜も悪いようにはしないはずだから・・・・ね?」

 

 麗羽「・・・・・・(こく」

 

 華琳「ふふ、そう素直になれば可愛いのに」

 

 麗羽「///////////////////」

 

 華琳「じゃ、ほんとに行くわね。」

 

 麗羽(華琳さん・・・・・本当に変わりましたわね・・・・これもあのブ男・・・・・北郷さんのおかげかしら?)

 

 こうして精神崩壊を起こしかけた蜀陣営(一部除く)ちなみに余談だが茉莉に毒矢を放った兵は茉莉の小間使いとして日夜あっちに行ったりこっちに行ったりしているそうだ・・・・・寝る暇もなく。おもに食材(甘味)の買い出しで。

 

 そして数ヵ月後、孫呉の方も目立った動きはなく一応警戒をと本国の機能を襄陽に移したのであった。

 

 

  襄陽 玉座の間

 

 一刀「さてと・・・桃香、君達はこのまま蜀の地を任せるけどいいかい?」

 

 桃香「はい。ご主人様。」

 

 一刀「何度言ってもそれは変えないんだね・・・・」

 

 桃香「はい、何でかこれがしっくりクンですよね・・・・何ででしょう?」

 

 一刀「・・・・・・・そう言う趣味g」

 

 詠「ある訳ないでしょ!!」

 

 一刀「なんだよ詠。メイド姿ですごんでも迫力に欠けるぞ?」

 

 詠「う・・・・」

 

 一刀「えっと、まずは各地方の説明から、これから各地方の呼び方を一新する。涼州はそのままだけどその東、華琳が治めてた方を魏州、桃香が治めてた方を蜀州と呼ぶ事にする。あまり州の数を増やすと面倒だからね。それで蜀州に行く人達は刺史に桃香、愛紗、鈴々、桔梗、焔耶、翆、たんぽぽ、朱里、雛里、白蓮、星、麗羽、猪々子、斗詩。涼州は俺が刺史、左慈、茉莉、璃々、紫苑、桂花、深月、恋、華琳、流琉、季衣、ねね。魏州は刺史に月、詠、霞、明命、風、稟、人和(他の二人も一緒)、三羽烏、春蘭、秋蘭で行こうと思う。」

 

 春蘭「華琳様と別だと!?北郷!!どう言う事だ!!」

 

 華琳「春蘭、私はもうあなたの主じゃないわ。私は私の居たい人と一緒に居る。それだけよ。秋蘭、春蘭のお守、大変だろうけど頑張ってね。」

 

 秋蘭「はい、お任せください。」

 

 襄陽警備兵「失礼いたします。」

 

 一刀「?どうしたの?」

 

 襄陽警備兵「は、先ほど周囲を探索していた斥候から不思議な報告がありましたのでお伝えに来ました。」

 

 一刀「不思議な報告?」

 

 襄陽警備兵「は、何でも呉との州境の山に6本腕の妖の死体があるとのことですが・・・鎧をまとった首なしだとも言ってました。」

 

 一刀達4人以外「???????」

 

 一刀「・・・左慈」

 

 左慈「ああ、もしかしたら・・・・だが・・・・」

 

 璃々「ありえない?」

 

 左慈「ああ、あの場所で朽ちた筈・・・」

 

 茉莉「で、でももしかしたら!!」

 

 左慈「此処まで順調すぎる。正直あのくそ眼鏡が何もしてこないのが気味悪かったしな・・・・」

 

 一刀「・・・・・・・4人で見に行こう。」

 

 華琳「だめよ。」

 

 一刀「華琳・・・・」

 

 華琳「言ったはずよ。しばらく一緒に居るって。何があっても私は一緒よ。」

 

 一刀「・・・・分かったよ。」

 

 左慈「罠かもしれんぞ?」

 

 璃々「それでもね・・・・」

 

 茉莉「紅水晶・・・・・」

 

 左慈「はあ、わかった。術の類は俺が警戒しておくから問題ないだろう。」

 

 一刀「決まりだな。桂花、しばらく襄陽を含めた涼州の統治、頼むよ」

 

 桂花「分かったわ。」

 

 こうして突如舞い込んだかつての相棒達の情報。一刀、華琳、左慈、璃々、茉莉の5人は報告のあった場所へと馬を走らせるのだった・・・・・

 

 

あとがき

 

 後半および地獄の七日間その後です。

 

 唐突すぎる?今回に始まった事ではない!!

 

 最後は色々と展開が読みやすいでしょうか?

 

 報告にあった場所に行った5人を待ち受けていた物とは

 

 それではまた次回、チェリオー!

 

 


 
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