No.621874

恋姫 華陀紀行203

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-23 08:45:25 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1378   閲覧ユーザー数:1284

 

 

 作戦はそのままに、詠を抱えて移動中です。

 

 

 暴れてさえいなければ、これくらいは軽いものです。

 

 

 それにしても、見た目通り軽いですね。

 

 

 詠につねられました・・・。

 

 

 体重の話をしてるわけでもないし、軽いと思っただけなのに・・・。

 

 

 何かを勘づいたようです。

 

 

 こういう機能は女性ならだれでも持っているんでしょうか?

 

 

 詠が、つねったあとに、ある部屋へ指を指しています。

 

 

 まずは、あの部屋からですね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

「後は、張譲だけなんだけど・・・居ないわね」

 

 

「この部屋で間違いないか?」

 

 

「私が間違うはずないでしょ」

 

 

 ですよね。

 

 

「見つからないまま計画を進めるのはまずいか?」

 

 

「そうね・・・でも、一度始めてしまったら止められないし・・・」

 

 

 確かに明日の朝には露見するので、今夜中になんとかしたいところです。

 

 

「宦官ひとりくらいなんとかなるんじゃないのか?」

 

 

「宦官の中で一番偉いやつを野放しにはしたくないのよ」

 

 

 張譲って一番偉いやつだったのか・・・。

 

 

 

 

 そう言えば聞き忘れてたことがありました。

 

 

「詠って軟禁されてるのか?」

 

 

 俺がいるとはいえ、仕事以外の時間・・・。

 

 

 そう、今とか自由そうなのですが・・・。

 

 

「あんたが、回復させてくれてなければ、今ごろ私は寝てるわ・・・他のやつらの分まで、こちらに仕事を回してくるから、朝から夜までほぼ自由なんてないわ」

 

 

 やっぱりそんなことでしたか。

 

 

 目の下に微かに隈出来てますもんね。

 

 

 でも、詠が倒れたら困るのって他のやつらのような気がするんですが・・・。

 

 

 任せたらまずいことにでもなるんでしょうか?

 

 

 でも、仕事を一手に引き受けているのであれば、それなりにやりようは色々とありそうな気がするんですが・・・。

 

 

 何か縛りゲーでもしてるんでしょうか?

 

 

「なんで、そんなことになっとんだ?」

 

 

「月を助けるためよ」

 

 

「?」

 

 

 董卓は余裕で助けられると思うんですが・・・。

 

 

 

 

「董卓がなんか関係あるのか?」

 

 

 また、溜め息ですか。

 

 

 そんなことだから、不幸の日が来たりするんですよ・・・。

 

 

 不幸の日っていつくるんでしょう・・・。

 

 

 明日とかいうのは、真面目に勘弁してほしいんですが・・・。

 

 

「劉協殿下のお世話を月がしてたのは流石に知ってるでしょ?」

 

 

 その辺りは知ってますね。

 

 

 あの二人が言ってましたし。

 

 

「それは分かるが、それとどう繋がるんだ?」

 

 

「早い話が、劉協殿下と月が姉妹の関係になったからよ」

 

 

 話が早すぎるでしょう。

 

 

 もっと詳しく話すべきですよ。

 

 

「それだと分かりにくすぎる」

 

 

「・・・月が劉協殿下を助けてあげたいって思ってるってことよ。それと、劉協殿下も月を助けたいと思ってる。それを宦官どもは気に食わないんでしょうね。でも、おいそれとは手を出せない」

 

 

 そういうことですか。

 

 

 つまり、自分達の思い通りにならないから、嫌がらせが、詠のところにきてるわけですね。

 

 

 董卓が劉協の側を離れると、宦官に利用されるから離れられず、かと言って政務をしなければならないけど、それをすべて詠が負担していると・・・。

 

 

 でも、ここからどうする気なんです?

 

 


 
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