No.621668

貴方と人生を共に 最終章 花火大会前の出来事と花火大会1話と他。

今回はフェイトを貼ります。

題名、他を修正しました。

2013-09-22 16:57:29 投稿 / 全14ページ    総閲覧数:2227   閲覧ユーザー数:1931

 貴方と人生を共に最終章

 

月日も春が過ぎ、夏の季節がやって来た。

 

北郷邸では花火大会の事で話し合いの真っ最中だった。

 

北郷邸

 

リビング

 

華琳「それじゃあ、今年の花火大会の事に関する事だけど・・・違う趣旨が無いか案を取るわ。」

 

月音「はいはいっ!焼きそばマーボーカレー店ってどう?」

 

華琳「却下・・・他には?」

 

春蘭「是非とも武道大会を!」

 

華琳「却下。」

 

春蘭「(;ω;)」

 

一刀「まずは何をやるんだ?確定してる奴から話そうよ。」

 

華琳「そうね・・・人和、ライブの方はどうなってるのかしら?」

 

人和「その点なんですけど、新役満シスターズ、HTT、lovecrisisを全面的に出したいと思っています。

 

他にも参加したいと言うプロダクションも居ますが、

 

優先的に加盟プロダクションを参加させたいと思っています。

 

もちろん、我がプロダクションからは全員参加になります・・・

 

こちらがチケットのサンプルです。」

 

人和はサンプルを華琳に渡した。

 

華琳「・・・なるほどね・・・価は?」

 

人和「全席10000円前後・・・プレミアが16000円位かと。」

 

華琳「妥当ね・・・分かったわ、それで売り出して頂戴。」

 

人和「御意。」

 

千登里「次は大食い大会の事ですが・・・各地の大食から今年こそと言う猛者達が、

 

続々と参戦を表明してきております。」

 

華琳「我が社からの出場者は?」

 

千登里「恋、季衣、心、フレン、鈴々が出場するとの事です。」

 

ユーリ「ちょっと待て・・・フレンが?」

 

フレン「ユーリは出ないのか?」

 

ユーリ「俺はパス・・・フレン・・・お前そんなに大食いだったか?」

 

フレン「色々な事に挑戦したくてね。」

 

ユーリ「挑戦って・・・恋達の強さ分かってんだろ・・・?」

 

フレン「勝敗は時の運だよ。」

 

ユーリ「・・・お前変わったな・・・まあ、良い風にだがな。」

 

エステル「頑張って下さい!フレン!」

 

フレン「はっ!」

 

華琳「次は?」

 

朱里「今回、北郷グループが新しく開発したAIロボのお披露目をしたいと思います。

 

数量限定で先行販売をしようと思います。」

 

一刀「AI?」

 

華琳「そう言えば話してなかったわね・・・真桜。」

 

真桜「はいな。」

 

真桜は四角い箱を持って来た。

 

真桜「これがファーストタイプや、隊長の為だけに作ったんや。」

 

ポチッ

 

シューーーーーーーーーーー・・・・・・

 

レーネ「ふぁ~・・・あっ!一刀様!」

 

パシンッ

 

レーネが抱き着こうとした時、薔薇水晶に叩かれた。

 

一刀「・・・」

 

薔薇水晶「蚊と間違えた」

 

レーネ「ひどい~><」

 

一刀「・・・それがAIの?」

 

真桜「せや、隊長が持って来たドールの資料があったやろ?

 

あれのお陰で完璧に完成したんや。

 

名称はSドール、市販は武器防具をサーバ経由で換装出来る様にしたんやで。

 

市販Sドールはこっちや。」

 

一刀「(流石まおえもん!)」

 

シューーーーーー・・・・・・

 

プロトタイプ「おはよう御座います。」

 

真桜「武器を換装してみ。」

 

プロトタイプ「はい。」

 

ピカーンッ

 

武器が具現化する様に出てきた。

 

月音「おお!めちゃ欲しい!」

 

真桜「一つ一つの個体管理をしてな、買ったシリアルを店で登録するとそのSドールが使える様に

 

プログラムされるっちゅう訳や・・・それに、知能は自己進化型やから、色々覚えさせれるで。」

 

一刀「へぇ~・・・安全性は?」

 

真桜「半バーチャルやからSドール以外にダメージは無い・・・

 

と思うけど、静電気位のダメージはあるかもな~。

 

家事とか一般業務も出来る様にもしたから、メイド見たいな感じで接してくれれば良いと思うわ。

 

まあ、愛情を注ぐも良し、Sバトルで高みをを目指すのも良し。」

 

一刀「なるほどな・・・」

 

真桜「まあ、使い道は様々っちゅう訳や・・・実質、一人暮らしのサポートの為に作ったんやけどな。

 

勿論夜の方もな。」

 

華琳「値は?」

 

真桜「80万位。」

 

華琳「コストは?」

 

真桜「作るんやったら・・・20万位やな・・・」

 

一刀「う~ん・・・俺は頷き難いな・・・新たな火種にならないとも限らないし・・・」

 

冥琳「私も賛成だな、犯罪や謀反を起こさぬとも限らないしな。」

 

真桜「ええ~;;」

 

真桜はOTZ型で泣いていた。

 

一刀「う~ん・・・分かった、許可するよ・・・はぁ~」

 

真桜「ホンマかいな!流石らうちの隊長やで!」

 

一刀「ああ・・・だが、人々に害をなさない様にな。」

 

冥琳「一刀が良いと言うなら異存はないが・・・安全性には十分気を付けろよ。」

 

真桜「はいな!」

 

華琳「決まったわね・・・直ぐにプランを練りなさい。」

 

真桜「まかしときぃ!朱里、行くで!」

 

朱里「はわわ!引っ張らないで下さいよ~~~~」

 

真桜は朱里を引きずって工房に篭った。

 

華琳「他に何かあるかしら?」

 

し~ん・・・

 

一刀「次は屋台で良いのか?」

 

華琳「ええ・・・今回も売上対決をするわ・・・」

 

月音「今年こそ!勝つ!ユーリ!愛美!今回は絶対勝つぞ!」

 

ユーリ「ま、しゃーないな・・・言い出したら聞かねぇし。」

 

蒼星石「祭りですか・・・」

 

翠星石「私達は外に出れないです・・・」

 

月音「何を言っとるべ?出れば良いじゃん、人形が動いた!って驚く人は居ないよ?

 

Sドールの発表もあるし、ああ~北郷さんの所か~っで終わるよ。」

 

蒼星石「そうなんですか?マスター」

 

ユーリ「ああ、ここなら誰も怖がったりとかしないだろうな。」

 

なのは「そうだね、だから買い物とかも堂々と行けると思うよ。」

 

一刀は袋から人数分のバッチとカードを出した。

 

一刀「これは北郷グループのバッチだから、これを付けてれば多分大丈夫かな・・・」

 

蒼星石「でも、僕達は・・・」

 

一刀「優秀な戦士にはそれなりの対価が必要だろ?」

 

翠星石「あっありがとうです。」

 

月音「うっわ~逆に素直になるとキモイね。」

 

翠星石「・・・今回は何言われても許すです。」ぷいっ

 

薔薇水晶「・・・(一刀に何かプレゼント・・・)」

 

恋「・・・これ、水銀燈の分」

 

水銀燈「・・・」

 

水銀燈は無言で受け取るとどっかへ行ってしまった。

 

月音「素直じゃないんだから~」

 

一刀「それで、露店はどうしようか・・・」

 

そこへ

 

夏蓮「とうさま~冥夜がいじめる~」

 

冥夜「お前が勉強しないからだろ・・・夏の課題はどうするんだ?」

 

夏蓮「そんなん適当で良いのよ~」

 

冥夜「父様、夏蓮に何か言ってやって下さい。」

 

一刀「夏蓮、勉強は今は大事だぞ?・・・そうだな・・・夏の課題が全部終わったら、

 

遊園地に連れてってやろうかな~」

 

夏蓮「冥夜!直ぐに課題を終わらせるわよ!」

 

冥夜「はぁ~・・・父様、失礼します。」

 

一刀「うん、頑張ってね。」

 

冥琳「済まないな・・・誰に似たんだか・・・それに引き換え、朱蓮はお前の子なのに確りしてるしな。」

 

雪蓮「えっ?良いじゃない~わんぱくで~。」

 

朱蓮「かあ様!もっと厳しくしないとだめですよ!」

 

雪蓮「自然が一番よ~・・・本当に私じゃなく蓮華に似てきたわね・・・」

 

冥琳「そう言えば・・・最近酒蔵の酒が減ってる様な・・・」

 

雪蓮「ギクッ」

 

一刀「どう言う事だ?」

 

雪蓮「さ~て、ビールでも買ってこようかな~」

 

朱蓮「冥琳おば様、それはかあ様が・・・むgむgむうぐ!」

 

雪蓮はとっさに朱蓮の口を塞いだ。

 

雪蓮「あっあはは~いけないお口はチャックしないとね~」

 

雪蓮はそそくさと逃走した。

 

タタタタタタッ

 

冥琳「こら!雪蓮!」

 

一刀「まあ、程々にな・・・」

 

華琳「そろそろ本題に移って良いかしら?」

 

冥琳「度々済まない。」

 

華琳「じゃあ、何がやりたいのか・・・言って貰えるかしら?」

 

月音「あたし達はグレードup!焼きそば屋だ!これは絶対だ!」

 

ユーリ「だろうと思ったわ・・・」

 

愛美「食材の手配とかはしておくわ・・・どうせ、アンタはやらないだろうと思うから。」

 

月音「さっすが!分かってる~・・・月菜!アンタも手伝いなさい!」

 

月菜「無理~その日はフレと、とら穴で予約したゲームと新しい同人ゲーも欲しいし、

 

もう直ぐコミケだから準備もしないといけないし~」

 

月音「なっ何だと!」

 

一刀「(流石に月音も怒るわな~)」うんうん

 

月音「あたしも参加しよう!」(・ω<)b

 

ドテンッ

 

その場に居た全員がズッコケた。

 

月音「冗談冗談w・・・半分ね・・・」

 

なのは「もう・・・」

 

フェイト「なのは、私達も。」

 

なのは「うん!今回は肉串屋にしようよ。」

 

フェイト「はやてはどう?」

 

はやて「すまん!今回はパスや・・・うちは今回重役として参加せんとあかんのや・・・」

 

はやては北郷グループ重役として、学校に通いながら両立している。

 

フェイト「そっか・・・シグナムとヴィーダは・・・」

 

シグナム「私は警備の方に回る。」

 

ヴィーダ「悪りぃ・・・はやての護衛だ。」

 

フェイト「どうしよう・・・」

 

なのは「う~ん・・・あっ!シャマルさん!」

 

シャマル「ごめんね・・・救護班だから・・・」

 

フェイト・なのは「「ですよね~」」

 

なのは「もう組んじゃってるもんね・・・ユーノ君は!」

 

ユーノ(フェレット)「ごめん、その日はシャマルと一緒で救護・・・」

 

フェイト・なのは「「ですよね~」」

 

一刀「・・・俺が入るよ。」

 

華琳「それはダメよ。(一緒に回れなくなるじゃない・・・)」

 

そこへ、サーシャが戻ってきた。

 

サーシャ「にゃっにゃっやっにゃ~♪今日の釣りは大量にゃ~♪うなぎ取ってきたにゃ。」

 

フェイト・なのは「「居た!」」

 

サーシャ「にゃ?」

 

桂花「はぁ~・・・私が入ってあげるわよ。」

 

フェイト・なのは「「本当!」」

 

桂花「ええ。」

 

フェイト・なのは「「桂花さん!ありがと~!」」

 

 

華琳「では、最終決を取るわよ・・・千登里。」

 

千登里「はっ!・・・こちらが各陣の露店になります。」

 

月音、ユーリ、愛美、翠星石、蒼星石チーム 焼きそば屋(グレードup?)

 

愛紗、秋蘭、春蘭、璃々チーム お好み焼き屋(秋蘭、璃々が主に作り係)

 

詠、流琉、金糸雀、風チーム 大判焼き (月は妊娠中の為欠席)

 

なのは、フェイト、雛苺、サーシャ、桂花チーム 肉串刺し屋

 

普通って言わせない! 白蓮、黒蓮、青蓮 カキ氷屋

 

他数チーム

 

千登里「今回も費用は100万以内でお願いします。」

 

そこへ沙和がメイド達と何かを運んで来た。

 

沙和「皆~浴衣が完成したの~」

 

一同『おお!』

 

沙和「好きなの選んでね~薔薇乙女ちゃん達のも用意したから~♪」

 

雛苺「このいちごのがいい~」

 

なのは「後でお着替えしようね~」

 

雛苺「うん!」

 

薔薇水晶「・・・一刀、選んで」

 

一刀「おっ俺か?・・・そうだな・・・」

 

一刀は青い薔薇柄を選んだ。

 

一刀「やっぱり、薔薇水晶にはこれだな。」

 

薔薇水晶「・・・悪くない」

 

ユーリ「俺は遠慮しとくわ・・・」

 

エステル「ユーリも着替えて下さい!フレン!」

 

フレン「はっ!・・・と言う事だ・・・観念して貰うぞ。」

 

グイッ

 

ユーリ「まっ待てって!あれは動き難いんだ。」

 

ズルズル・・・・

 

エステル「ユーリにはやっぱり黒ですね!」

 

エステルは黒柄の浴衣を持ってユーリの部屋へ

 

一刀「妊婦用もあるんだよな?」

 

沙和「もちろんなの~」

 

一刀「華琳はそれで良いのか?」

 

華琳は一刀の母親の浴衣を毎年着てた。

 

華琳「ええ・・・一刀のお母様の浴衣で十分よ。」

 

一刀「そっか・・・百合の花柄は母さんが好きだった柄だからな。」

 

華琳「もう一着は月音が着てるのよね?」

 

一刀「ああ、母さんに似てるからさ、間違える事も・・・」

 

一刀と華琳は月音の方を見た。

 

月音「ふっふっふ・・・何がなんでも賞金は頂く!」

 

一刀「・・・無いわな。」

 

華琳「無いわね。」

 

一刀「おっ?(この柄・・・亞莎に似合いそうだな。)」

 

 

 

亞莎の部屋

 

亞莎「これで終わりかな・・・」

 

亞莎は部屋の掃除をしていた。

 

コンコンッ

 

亞莎「は~い。」

 

ガチャッ

 

一刀「ちょっと良い?」

 

亞莎「はっはひっ!///」

 

一刀「こっちにはもう慣れた?」

 

亞莎「覚える事が多くて・・・」

 

一刀「まあ、向こうとは違って大変だからね・・・亞莎に似合いそうな浴衣を持って来たんだ。」

 

一刀は水色の紫陽花柄の浴衣を亞莎に渡した。

 

亞莎「これは・・・一刀様が?」

 

一刀「うん、亞莎に似合うと思ってね。」

 

亞莎「////あっありがとうございます!」

 

一刀「それと、頼みがあるんだけど・・・良い?」

 

亞莎「?」

 

一刀「耳かきをして欲しいな~なんて思ってるんだけど・・・ダメかな?

 

手入れしてなかったからさ・・・」

 

亞莎「はっはひ!よっ喜んで!」

 

一刀「じゃあお願いしようかな。」

 

一刀は亞莎の膝に頭を乗せた。

 

亞莎「あっあの!しっ失礼します!」

 

カリカリッカリカリ

 

カリッカリ

 

一刀「ありがと~・・・」

 

カリッカリッ

 

亞莎「ふふっ・・・私は一刀様の御側にずっと居ますから。」

 

カリッカリッカリッ

 

一刀「うん・・・zzzzz」

 

亞莎「おやすみなさい。」

 

 

翌朝

 

一刀「ふぁ~・・・そのまま寝ちゃったのか・・・」

 

亞莎「おはよう御座います。」

 

一刀「おはよう~っと顔洗ってくるかな。」

 

亞莎「私も着替えてから行きます。」

 

一刀「おう!」

 

一刀は顔を洗いリビングへ

 

 

リビング

 

天和「一刀~おっはよう~♪」

 

むにゅっ

 

一刀「おほっ」

 

華琳「後にして御飯を食べなさい。」

 

一刀「ん~」

 

華琳「今日は私が作ったのよ。」

 

一刀「ほほう~どれも美味しそうですな~」

 

華琳「社長の座を譲ってから暇になったのよ。」

 

一刀「そう言えばそうだな。」

 

凪「隊長、お味噌汁です。」

 

一刀「ありがとう・・・乗馬にでも行くかなと思ってるんだけど・・・黒天と久々に駆けたいからな。

 

凪も行く?」

 

凪「ですが・・・」チラッ

 

凪は華琳の顔を伺っていた。

 

華琳「良いじゃない、たまには羽を伸ばして来なさい。」

 

凪「はっ!」

 

一刀「行くか?」

 

凪「///お供します。」

 

一刀は凪と共に乗馬へと赴いた。

 

華琳「・・・あれを決行するわよ。」

 

秋蘭「では、準備に取り掛かります。」

 

華琳「ええ・・・千登里、全員に通達!」

 

千登里「御意」

 

月音「あたしも参加するぞ~!」

 

ユーリ「・・・大将・・・生きて帰れよ・・・」

 

雛苺「なにがはじまるの~?」

 

なのは「大人の事情だから、雛苺ちゃんは向こうで一緒に遊ぼうね~」

 

雛苺「?」

 

シグナム「・・・」

 

はやて「なんや?シグナム参加したいんか?」

 

シグナム「ごほんっ、そんな事はありません」

 

華琳「ふふっ、今日は生きて帰れるとは思わない事ね。」

 

特に妻一同『ふふふっ・・・』

 

スッ

 

明命「外の包囲完了しました。」

 

華琳「ありがとう・・・明命も絞り取ってあげなさい。」

 

明命「////////はっ!」

 

スッ

 

華琳「今回も逃がさないわ・・・」

 

 

北郷私有地

 

一刀「黒天!ステップ!」

 

黒天「ヒヒーーーーンッ」

 

黒天の行く手には棒が何本も立っていた。

 

ササッ

 

ササッ

 

一刀「良いぞ!黒天!」

 

凪「凄い・・・」

 

一刀「どうどう・・・」

 

黒天「ぶるるっ」

 

凪「凄いです!隊長!」

 

一刀「まあ、長い付き合いだからな。」

 

黒天が撫でろ撫でろと一刀に迫ってきた。

 

なでなでっ

 

???「その馬あたしが世話してんだけど、なかなか懐いてくれなくてな・・・」

 

そこに現れたのは・・・

 

一刀「翠!」

 

翠「久し振りだな、ご主人様。」

 

一刀「やっぱり・・・記憶が?」

 

翠「ああ、直ぐにでも会いに行こうと思ってたんだけどさ・・・何回も家の前まで行ったんだ・・・

 

でも、恥ずかしくて・・・な////」

 

一刀「そっか・・・やっぱり、蒲公英とは・・・」

 

翠「ああ、あたしは一人っ子だ・・・でも。」

 

蒲公英「やっほ~ご主人様。」

 

一刀「蒲公英まで!」

 

蒲公英「瑠璃ねえから聞いて此処でアルバイトしてるんだ~」

 

一刀「そうか・・・今度はちゃんと家に来てくれよな?星、愛紗達も居るしさ。」

 

翠「ああ。」

 

蒲公英「別に今日でも良いよ~」

 

一刀「・・・と言う事だけど・・・どうだ?翠。」

 

翠「良いのか?」

 

一刀「もちろんだ!俺には翠が必要だからな。」

 

翠「△○□×○□△!」

 

蒲公英「蒲公英は~?」

 

一刀「もちろん蒲公英もな。」

 

凪「隊長、だんだんと集まってきてますね。」

 

一刀「ああ・・・運命なのか・・・必然なのか・・・翠、黒天を頼むな。」

 

翠「あいよ、すぐ終わると思うから外で待っててくれ。」

 

一刀「ありがとな。」

 

蒲公英「たんぽぽは先に外にいるね~」

 

一刀「じゃあ、車に戻るか・・・」

 

凪「(言わなくて良いんでしょうか・・・////)」

 

何やら不穏な動きが・・・・・・

 

 

駐車場

 

一刀「そう言えば、蒲公英はどう言う風に思い出したんだ?」

 

蒲公英「たんぽぽも良く分かんな~い、気づいたらフワッって思いだした感じ~」

 

一刀「こっちでは普通の学生だっけ?」

 

蒲公英「そだよ~、聖フランチェスカの中等部2年B組だよ。」

 

一刀「まじでっ!」

 

蒲公英「マジマジ。」

 

一刀「知らなかった・・・まあ、高等部とかなり離れてるからそりゃそうか。」

 

蒲公英「それで、ご主人様はいったい何人とハッスルしたの?」ニヤニヤっ

 

凪「////」

 

一刀「蒲公英、アイス食べたいか?」

 

蒲公英「流石ご主人様~分かるね~」

 

しばらくして、翠がやって来た。

 

翠「悪い、遅くなっちまった。」

 

一同は車に乗り込み、家へと帰宅していった・・・何も知らずに・・・

 

続く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

此処はらはあの続編を貼ります。

 

第3話『裏からの刺客』

 

部室

 

左慈「練習しに行くぞ。」

 

一刀「そう言えば、武術って何でもありだっけ?」

 

于吉「武術は今や競技としても取り入れられています。

 

剣術、格闘術、弓術や色々ですよ。もちろん、武器もOKですけどね。

 

条件は刃を潰してれば何でも良いとの事です。」

 

一刀「なるほどな・・・うちには剣術、格闘術、槍術、妖術、戦略家が揃ってるな。」

 

左慈「セオリー上同術同士ぶつけるのが良いんだけどな。」

 

于吉「それと、人数が多い程有利なのは今も昔も変わりませんけどね。」

 

一刀「何人まで参加良いんだっけ?」

 

于吉「一騎打ち戦は5人、フラッグ他は20人ですね。」

 

一刀「両方出れるな・・・」

 

華琳「まずは、底上げからね。」

 

一刀「得意分野を伸ばす方が良いかな。」

 

左慈「俺もそう思うな。」

 

ガチャッ

 

冥琳「朗報だ、練習試合が決まったぞ。」

 

左慈「本当か!先生!」

 

冥琳「ああ、今週の土曜なら良いと言う事だ。」

 

一刀「相手は何処ですか?」

 

冥琳「聖人高校だ。」

 

于吉「確か、地区大会では常に上位に入る高校でしたよね?」

 

冥琳「まあ、お前達には不服かもしれんが、やってみる価値はあると思うぞ。」

 

一刀「いや、上位ランカーが戦ってくれるんだ、良い経験になりそうだよ。」

 

于吉「ならば、組み合わせは私がやりましょう。

 

先生、情報を。」

 

冥琳「ふっ、抜かりは無い。」

 

冥琳は于吉に聖人高のデータを渡した。

 

于吉「ふむふむ・・・なるほど・・・」

 

戦略家の役目

 

相手の情報を元にメニュー、マネージメントや、相手の先を読んだメニューを作ったり、

 

相手の弱点を教えたりとチームにはなくてはならない存在。(人数が多い場合は陣形も)

 

試合中は大将の次に偉い位で人を迅速に動かすかでも大きく変わって来る。

 

弱い味方でも勝たせるのが戦略家の役目である。

 

各地の部には最低1人は居る。

 

于吉「貴方達なら全勝できますよ。

 

決着は直ぐに着くでしょう。」

 

一刀「そんなに弱いのか?」

 

冥琳「決して弱くは無いが・・・強いて言うなら、お前達が強すぎるんだ。

 

家系に関係してるんだろうがな。」

 

一刀「冥琳先生も北郷の家系だしね・・・」

 

冥琳「まあ、お前の姉にはいつも振り回されてるしな。」

 

一刀「ニートの姉の変わりとして、謝ります。」

 

冥琳「雪蓮のお守りはもう慣れてるからな。」

 

左慈「俺達も同じだからな。」

 

一刀「俺ってそんなに迷惑掛けてる?」

 

左慈「いや、そう言う事じゃないさ、雪蓮さんも冥琳先生も

 

生まれた時から一緒だったって事だ。」

 

一刀「そう言う事か・・・変な家計だな、北郷って。」

 

左慈「だな、誰かが望んでる様に。」

 

蓮華「不思議よね・・・ここに居る人皆が先代達の生まれ変わりなんでしょ?

 

偶然過ぎるわね。」

 

華琳「それより、今は目の前の事に集中しましょう。」

 

于吉「取り敢えず、メニューを書きましたのでこれに従って練習して下さい。

 

私が見た所、足りない部分がありますのでそこを克服してもらいます。

 

大まかに説明すると、一刀は剣を出す速さを覚えてもらいます。

 

左慈は判断力と気弾を撃つ時の隙を無くしてもらいます。

 

蓮華さんは集中力、主に瞑想してもらいます。

 

華琳さんは力と足の瞬発力を、判断力が高いですが、それに追いつけないと思うので。

 

星さんは腕力を鍛えて貰います。速さではこの部の中では一番でしょう。」

 

冥琳「ふむっ、良い戦略家を拾ったな。」

 

一刀「じゃあ、今日は解散して、明日から特訓を行うよ!」

 

一同『おお!』

 

 

帰宅路

 

一刀「それにしても、于吉の頭の良さには感服だな。」

 

左慈「キモイが、頭は良いんだよな。」

 

于吉「せめて同性愛と言って下さい。」

 

蓮華「何処か寄ってく?」

 

一刀「ファミレスで良いんじゃない?」

 

左慈「ミスドで新作のドーナツが出たらしいぞ?」

 

一刀「昨日CMでやってたな。」

 

華琳「なら、ミスドで決定ね・・・そう言えば、星は?」

 

一刀「メンマが切れたから買ってから帰るってさ。」

 

一刀達が楽しく話していると、前からフードを被った人物が歩いてきた。

 

???「あのさ、聞きたいんだけど、北郷一刀ってどいつ?」

 

一刀「俺だけど?何か用?」

 

???「へぇ~アンタが・・・」

 

シュッ

 

カキンッ

 

左慈は一刀の前に立ち、とっさに受け止めた。

 

左慈「貴様!何をする!」

 

???「そのスタイル・・・三中一族か。」

 

サッ

 

カキンッ

 

一刀「まだ、仲間が居たか!」

 

一刀は後ろからの攻撃を紙一重で受け止めた。

 

???「お初にお目に掛かります。僕の名は周圍北斗。」

 

???「俺の名は周圍南斗だ。北郷一刀!悪いが消えて貰う!」

 

スッ

 

一刀「後ろか!」

 

ザシュッ

 

スッ

 

一刀「残像!」

 

ザシュッ

 

一刀「かはっ!」

 

バタンッ

 

蓮華「一刀!・・・我!孫蓮華の名の元に!召喚!」

 

白い虎が現れた。

 

???「我!鄒の名の元に召喚!」

 

鄒は龍を呼んだ。

 

蓮華「同じ術師!」

 

鄒「こんな事も出来ちゃうよ。」

 

符を翳すとゴブリンが出てきた。

 

蓮華「それって闇の使い魔!」

 

ブォンッ

 

スッ

 

左慈「っち!ちょこまかと!」

 

ブォンブォンッ

 

ドンッ

 

左慈「かはっ」

 

ダダダダダッ

 

北斗「どうした?その程度か!」

 

于吉「左慈!」

 

于吉が左慈の前に出た。

 

北斗「邪魔だ!」

 

ドンッ

 

バタンッ

 

左慈「于吉!」

 

北斗「終わりだ!」

 

キュピーンッ

 

ドゴーンッ

 

バタンッ

 

一刀「左慈・・・于吉・・・はぁはぁはぁ・・・(痛い・・・俺死ぬのかな・・・)」

 

敵の攻撃に次々と倒れていき、一刀と華琳だけが残った。

 

一刀「蓮華!」

 

華琳「一刀!危ない!」

 

南斗「死ね!」

 

ザクッ

 

華琳「うっ・・・」

 

バタンッ

 

華琳は一刀を庇い、右腕に剣が刺さった。

 

一刀「華琳!(ダメだ・・・ごめん・・・)」

 

バタンッ

 

南斗「これで任務は終わりだ!死ね!」

 

ザシュッ

 

カキンッ

 

南斗が斬り掛かろうとした時、赤い剣が斬擊を跳ね返し、地面に突き刺さった。

 

???「へぇ~孫に会いに来てみれば・・・よっ!」

 

スタッ

 

北斗「誰だ?貴様。」

 

???「さぁ?誰かな。」

 

南斗「邪魔するなら・・・消す!」

 

北斗「無闇に攻撃するな!こいつの強さは俺達よりはるかに上だぞ!」

 

???「( ̄ー ̄)」

 

スッ

 

ドンッ

 

南斗「そんな・・・」

 

バタンッ

 

???は既に南斗の懐に入り、心臓に正手を食らわした。

 

北斗「クッ!」

 

???「しょうがないな~・・・悪いけど、許せそうにないや・・・

 

あっ、名乗っとくね・・・北郷月音って言うから覚えとくと良いよ・・・

 

まあ、これから昇天する奴には関係ないかw」

 

北斗「月音だと!何故お前が!

 

(勝てるはず無い!初代北郷グループ総帥の次に強いと言われた人物だぞ!)」

 

月音「訳ありでね~ここからは企業秘密~・・・

 

悪いけど、この二人の心臓は止めたよ。直に冷たくなるだろうね。

 

弱すぎだったけど・・・正手と言って、

 

心臓に強い打撃を与えるだけで人は死んじゃうんだよ?

 

簡単に言うと脈を止めたんだよ。アンタも・・・そうなるよ。」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

 

北斗「(死ぬのか・・・)」

 

ドンッ

 

月音「じゃあね。」

 

バタンッ

 

???「月音ちゃん、処理はどうしよう・・・」

 

月音「取り敢えず、鎮しよっか。」

 

???「それしか無いね・・・」

 

スッ

 

月音「他の者はこの子達をマンションまで運んで~」

 

???「はぁ~疲れるです~」

 

???「文句は言わないで運んで。」

 

月音「ったく、だらしないな・・・それでも、北郷一刀か?」

 

 

一刀の部屋

 

一刀「・・・ん・・・俺は・・・はっ!敵は!」

 

月音「居ないよ、お前を家まで運んだんだよ。」

 

一刀「ばあちゃん!何で此処に?皆は?」

 

月音「話は明日話すよ、今は寝ときな。」

 

一刀「・・・分かった・・・」

 

一刀は再び眠りに着く事に。

 

月音「来るべき時・・・かな。」

 

 

翌日

 

左慈「ぼそぼそ(何でばあさんが居るんだ?)」

 

一刀「ぼそぼそ(いや、これから詳しく聞くつもり。)

 

ばあちゃんは何で此処に?」

 

月音「ああ、曾孫の顔を見に来たんだけど・・・あっ味噌汁おかわり、

 

お前達が倒れてたからね・・・敵を潰して此処に運んだんだよ。

 

奴らは今頃鎮されてる頃じゃない?」

 

一同『(おっかないな。)』

 

華琳「月音おばあ様、お久しぶりです。」

 

月音「うんうん、久しいね~・・・その後はうまく行ってる?」

 

華琳「ええ。」

 

一刀「知り合いだったの?」

 

華琳「ええ、色々お世話になったのよ。」

 

蓮華「あの~聞きたいんですけど、何故一刀が狙われたんですか?」

 

月音「う~ん・・・どっから話そうか・・・一刀、お前が初代の生まれ変わりってのは分かるよね?」

 

一刀「ああ、月音ばあちゃんの旦那さん権娘だよね?」

 

月音「そう、そして、お前は必ずこの時代で生まれると既に決まっていたんだよ。」

 

月音は日記の一部を見せた。

 

××××年○月△日

 

初代北郷グループ総帥北郷一刀、再び生を受ける。

 

これにより、再び歴史は繰り返される事になる。

 

そして、この時代で全てが戻った時、再び幸福の時が訪れるであろう。

 

だが、北郷一刀には再び災難に見舞われなければ行けない。

 

そして、外史に旅立つ日が来る時、自分の思うようにやると良いでしょう。

 

これを読む日が来る時の為に、布石を置いておく。

 

左慈、于吉は必ず良い友、味方になってくれるはずだから、後は貴方達で道を開きなさい。

 

私はこのページを最後にする・・・

 

北郷一刀が妻・管路より。

 

追伸

 

未来の俺にこの言葉を託す。

 

『お前の信じた事を貫き通せ、何れ会う事もあるだろう・・・その時にお前に力と全てを託そう。

 

必ず会いに来い!強くなってな・・・心も、武もな。』

 

初代総帥・北郷一刀より

 

 

一刀「何じゃこりゃ・・・これは先代が書いたんだよね?」

 

月音「そだよ、そしてあたしはこの文を解析して、先代はまだ生きてる可能性があるって事なんだよ。」

 

左慈「おいおい、マジかよ・・・これって偽造とかじゃないのか?」

 

于吉「いえ、かなり古い書物と思いますよ・・・中身も本物でしょうね。

 

一度、血筋や色々調べた事があります・・・その時に管路と言う人は予言が出来ると書いてありました。

 

おそらくですが、これは預言書でしょうね・・・他にも吸血鬼や、神までもが居たとか。」

 

一刀「何?その化物集団。」

 

月音「その通り、あたしはこれを発見したのが、大体30年前なんだよ。

 

そして、あたし達はあんたを見守る役目があるんだよ、おっとうの遺言だかんね~

 

・・・遺言か?」

 

一刀「それって、なのはさん、ユーリさん達の事だよね?」

 

月音「そそ、あたしに最後まで付き合ってくれてる大切な仲間だよ。」

 

蓮華「あの・・・」

 

月音「言いたい事は分かるよ・・・あたしがどうして年を取らないかだよね?

 

血筋もあるけど、これは今は言えないんだ~ごめんね~・・・いつか話すよ。」

 

一刀「なら、今は聞きません・・・じゃあ、何で狙われたの?」

 

月音「まだ、不確定要素だね~・・・でも、一つ言える事は、華琳とアンタ中心に

 

回り出すって事かな。」

 

華琳「回り出す?」

 

月音「(そっか~、この子はそうだったね。)一刀、アンタが第一継承者なのは分かるね?」

 

一刀「らしいね。」

 

月音「おそらく、権力争いだと思うんだけど・・・断定は出来ないね。」

 

一刀「それなら、ばあちゃんがやれば良いのに・・・」

 

月音「ああ、あたしはめんどいからパス。」

 

左慈「(こう言う性格だったな・・・この人は。)」

 

月音「さて、話は戻るけど・・・アンタに渡す物があるんだ。」

 

月音は二本の剣を出した。

 

一刀「これは?」

 

月音「これは・・・名刀赤鬼、青鬼だよ。」

 

于吉「それは!」

 

一刀「しってんの?」

 

于吉「ええ、初代北郷一刀と消えた剣で初代が愛用していた剣!」

 

月音「最も、これは模造品だけどね・・・でも、この模造品でも意思を持たせる事は出来る。

 

まあ、付喪神とも言うな・・・これはまだ息もしてない赤ん坊だからアンタが吹き込んでやりな。」

 

一刀「・・・はい。」

 

月音「じゃあ、あたしはこれで失礼するよ・・・そうそう、あたしらはしばらくこっちに居るから

 

なんか用があるなら北郷家に来てちょ。」

 

一刀「えっと、浅草だっけ?」

 

月音「そそ、じゃね~」

 

月音はそそくさと消えていった。

 

左慈「・・・完敗だったな・・・自信無くしそうだ。」

 

家の中に重い空気が流れだした。

 

一刀「・・・強くなろうよ・・・それしか無いよ。

 

此処でくよくよしてたって始まらんだろ?」

 

于吉「私は兵法書を再度読み直してみますかね・・・」

 

左慈「・・・俺はジムに行って来る。」

 

一刀「いや、もっと効率の良い方法があるよ・・・行こう!北郷家へ!」

 

華琳「なるほどね、月音おばあ様に習えば・・・」

 

一刀「そう、そして・・・適材適所の先生も居ると思うから。」

 

蓮華「そうね・・・行ってみたいわ。」

 

左慈「異論はない。」

 

于吉「右に同じです。」

 

一刀「行こう!皆!」

 

一同『おうっ!』

 

 

玄関外

 

星「ふっ、こっちの主も日々成長しておるな・・・嬉しいと言うか・・・悲しいと言うか。」

 

月音「そう言うもんじゃん・・・星さんは良いの?本当の事言わなくて。」

 

星「私もお主らと同じ、輪廻の輪から外れた者だ・・・主を探すまでは死ねん。」

 

月音「そっか・・・もしもの時は・・・」

 

星「うむ、リミッターを解除しない状況にならん事を祈りたいものだ。」

 

こうして、一刀達は北郷家へと赴くのだった。

 

 

来週は休んでRPG造りに専念したいと思います。

 

うpは再来週になるかと。

 

 

今回はフェイトを載せます。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
12
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択