No.617558

真・リリカルDM

カイさん

第四話「待ち望んだ時間」

2013-09-09 01:22:07 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2342   閲覧ユーザー数:1985

華琳「レンタル用D・ボードは如何なの?」

 

秋「今の所は、右肩上がりです。レンタルだけでこの人気ですからね、販売となると」

 

華琳「とんでもない売り上げになりそうね」

 

???「失礼します、お嬢様」

 

華琳「あら桂花。如何したの、新しい開発計画の提案表でも持ってきたの?」

 

桂花「はい、一刀の提案で始めたレンタルの結果が出ました。予想どうり、凄い量です。このままいけば改良のいい切っ掛けになりそうです、また各店舗に設置したアンケートの中で最も良い意見だった物を選んで発展の材料にしようかと」

 

華琳「効果覿面ね、資料は置いておきなさい。後で目を通しておくから」

 

桂花「かしこまりました。後此方が今日提出された技術部の試作品エンジンのデータです」

 

華琳「ふむ、D・ホイールとD・ボードの試作品のエンジンね。判ったは、秋。予定に入れておいて」

 

秋「かしこまりました。テスト実行は、蜀劉・呉孫の二社の皆さんを呼んで行います」

 

華琳「ええ、通達をお願い、後予定も聞いておいて」

 

秋「わかりました。では失礼します」

 

そう言い残し秋・桂花の二人は部屋を出て行く

 

 

華琳「さあ、忙しくなってきたわよ。一刀」

 

----私立海聖小学校門前----

 

アリサ「しかし驚いたわね、一刀が転校してくるなんて」

 

一刀「俺もだよ、まさか皆と同じ学校で、しかも同じクラスなんて」

 

なのは「一刀君。サイン下さいって皆が言ってきたから大変だったよね」

 

一刀「あんなに沢山の人数にサインを申し込まれたのは初めてだよ」

 

フェイト「そう言えば一刀。今日うちの店によってく用事が有るって言ってたけど?」

 

一刀「ああ、D・ボードの件でちょっとな」

 

すずか「大変だね、4年生なのにお仕事もしてるし、体大丈夫?」

 

一刀「大丈夫だよ月村さん。これでも健康管理については問題ないよ、月に二・三日は休みがあるから」

 

なのは「でも、お昼ご飯。たまごサンドとカフェオレだけだったよね?それで足りるの?」

 

一刀「何だ見てたのか、食いたかったのか?」

 

なのは「むぅ~!私そんなに食いしん坊じゃないもん!」

 

一刀「はいはい判ったからそうむくれるな。体作りも大切なんだよ、必要以上に体重増やしたらボードに負荷が掛かるからな、アクロバットも出来なくなる」

 

なのは「あっ、それは駄目!」

 

一刀「そうだろう、ファンサービスも仕事のうち。そう言う事出来なくなったら人気とか直ぐ落ちちまうんだよ」

 

なのは「あっ、いやその、そうゆうことじゃなくて////」

 

一刀「???」

 

アリサ「なのははね、一刀がかっこ良かったのよね~」(ニヤリ!)

 

なのは「あ、アリサちゃん!?////」

 

フェイト「そうだよね、同じ事やれって言っても出来ないよね、あんな事。それを簡単に出来ちゃう一刀はかっこよかったよね」

 

すずか「うん。何かアイドルみたいだった♪」

 

アリサ「ホントよね、スタジアムのお客さんの心一回で独り占めしちゃったわよね。これぞカリスマって感じで」

 

一刀「そうか、ありがと、皆」(ニコ♪)

 

なのは・フェイト・アリサ・すずか(((ぽっ~////)))

 

一刀「如何したの皆?」

 

なのは・フェイト・アリサ・すずか「「「なっ、何でもないよ!?////」」」

 

一刀「所で皆は今デッキは持ってる?」

 

なのは「私は持ってるけど」

 

アリサ「私は家に置いて有るわ」

 

すずか「私も」

 

フェイト「私は店に行けば置いてあるよ、でも如何して?」

 

一刀「いやなに、今日はT&Hの用事が済んだらオフだからさ、良かったらデッキのアドバイスが出来るかもと思って」

 

アリサ「ホント、じゃあ私一度家に帰ってから行くわ」

 

すずか「私も」

 

一刀「じゃあ一旦解散だな」

 

アリサ「私達が行くまで待っててよ!」

 

一刀・なのは・フェイト。アリサ・すずかの組に別れた

----T&H----

 

フェイト「楽しみだね、一刀がどんなアドバイスくれるかワクワクして来ちゃった♪」

 

一刀「あんまりハードル上げんなよ、結構打たれ弱いんだから俺」

 

なのは「にゃはは♪大丈夫だよ、一刀君なら。私のデッキの殆ども一刀君のアドバイスがあったから此処まで強くなったんだよ」

 

一刀「アドバイスはしてやるが最終的に決めるのは自分だぞ、それを忘れんなよ」

 

なのは「はーい♪」

 

タッタッタッタッタッタッ!

 

プレシア「フェイト!」

 

ギュ!

 

フェイト「わぁ!?か、母さん?」

 

プレシア「もう、何時もより5分21秒帰りが遅いから心配したわ。如何したの?」

 

フェイト「あ、あのね一刀達と一緒にお喋りしながら来てたから」

 

プレシア「えっ?夏目君?」

 

一刀「・・・こ、こんにちは、プレシアさん」

 

プレシア「・・・ゴホン!い、いらっしゃい夏目君。今日はD・ボードのメモリーカードの件だったわね」

 

一刀(・・・な、なかった事にした!?)

 

一刀はいくらなんでも無理だろうと思いながらとりあえずスルーする事にした

 

 

一刀「はい、新しいメモリーカードもお持ちしましたので交換をお願いします」

 

プレシア「確かに受け取ったわ」

 

リンディ「プレシア!もう、また勝手に居なくなって、あれ、夏目君?」

 

一刀「リンディ店長。こんにちは」

 

リンディ「その制服、・・・ああ、なのはちゃん達と同じ学校に通う事になったのね」

 

一刀「はい。今日転校して来ました」

 

リンディ「そう、中々似合ってるわよ」

 

一刀「ありがとうございます。後、プレシアさんに新しいメモリーカードを渡して置きましたから」

 

リンディ「あらそうなの、じゃあプレシア。早速取り掛かりましょうか」

 

プレシア「ええ、夏目君。今日の予定は?」

 

一刀「メモリーカードを回収したら今日はオフです」

 

プレシア「そうなの、じゃあちょっとお願いしたい事があるんだけど」

 

一刀「お願いしたい事?」

 

プレシア「夏目君。フェイトとアリシアにD・ボードの乗り方教えてあげて欲しいの」

 

一刀「俺がですか?」

 

プレシア「ええ、世界チャンピオンになった夏目君なら一番最適かと思って」

 

一刀「えっと、今日は無理ですが、休暇の日なら」

 

リンディ「小学生が休暇の日って」

 

一刀「でもそうなると、三盟の練習ステージやるのもいいかな」

 

なのは「会社レーンがあるの?」

 

一刀「そりゃそうさ、レーンが無きゃ試運転とかテストが行えないだろう」

 

フェイト「設備が充実してるね」

 

一刀「伊達に合併なんてする位の会社じゃないぜ、所で交換はどれ位掛かりますか?」

 

プレシア「そうね、二・三時間って所かしら」

 

一刀「それじゃあそれまでデュエルでもして待ってるか?」

 

なのは「駄目だよ一刀君。アリサちゃん達待ってないと」

 

一刀「あっ、そうか」

 

なのは「じゃあジュースでも飲んで待ってよう」

 

なのは達は軽食コーナーに移動した

フェイト「所で一刀。何でメモリーカードなんて内蔵されてるの?」

 

一刀「D・ボードか?データを取るためさ」

 

なのは「データを取るため?」

 

一刀「いくら三盟が大企業でもテストパイロットには人数の限度がある。テストパイロットも素人じゃないからな、こういう細かいデータをとるにはレンタルに出して、沢山の人がプレイしてるデータを取った方が効率が良いんだよ。そしてテストパイロットは次のモデルのエンジン等の方に回せるから一石二鳥だろう」

 

アリシア「なるほど、確かに効率がいいわね」

 

一刀「アリシアさん」

 

アリサ「お待たせ!」

 

すずか「待った?」

 

アリサ達が合流し、早速デッキの話になる

 

 

一刀「フェイトは戦士デッキか、中々良いデッキだな」

 

フェイト「ホント、ありがと。切り札はこれだよ」

 

一刀「・・・カオス・ソルジャー-開闢の使者-。・・・か、確かに特殊召喚しやすいけど、最初から手札にあったら邪魔だな。カードトレーダーを入れてみたら如何かな?」

 

アリサ「カードトレーダー?」

 

一刀「永続魔法カードだよ、自分のスタンバイフェイズ時に手札を一枚デッキに戻してカードをドローできるんだ」

 

アリシア「へぇー、使える幅は多そうね」

 

一刀「それ以外だと、トライデント・ウォリアーとか如何?」

 

なのは「あそっか。トライデント・ウォリアーなら、手札からレベル3のモンスターを特殊召喚できるし、シンクロ召喚の後に特殊召喚って流れに出来るね」

 

一刀「ああ、激流葬等で破壊されても、墓地に行くんだから問題ないし」

 

フェイト「うーん」

 

一刀「迷っちゃう?」

 

フェイト「どっちも良いな~と思って」

 

一刀「最終的に決めるのは自分だ、さっきも言った通りな。ゆっくり考えて答えを出すと良いよ」

 

フェイト「うん♪」

 

アリサ「じゃあ次私ね、私はねえ、植物デッキなの」

 

一刀「どれどれ、ギガプラントにスポーア。ダンディライオンに椿姫ティタニアル。ローンファイア・ブロッサム。・・・あれ、ブラック・ローズ・ドラゴンは?」

 

アリサ「えっ、ブラック・ローズ・ドラゴン?」

 

一刀「植物デッキなら、ブラック・ローズ・ドラゴンを入れると良いよ。他にも愛称の良いカードが有ったら教えるよ」

 

アリサ「ありがと、一刀」

 

一刀「うーんもうちょい時間掛かりそうだな」

 

アリシア「そうね、じゃあ折角だしデュエルでもする?」

 

一刀「そうだな、なのは。やるか?」

 

なのは「えっ!私と?」

 

一刀「ああ、折角だ、どれだけ強くなったか見てやるよ」

 

なのは「うん!えへへ♪」

 

一刀「なんだよ?」

 

なのは「また一刀君とデュエルしたかったんだ♪」

 

一刀「そうか、じゃあ移動しようか」

 

一刀たちは、デュエルの出来るステージに向かった


 
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