No.616445

恋姫 華陀紀行131

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

続きを表示

2013-09-06 07:08:20 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1680   閲覧ユーザー数:1583

 

 

 手合わせをするに当たって、無手という条件をつけることができた。

 

 

 これならば、比較的に容易くなる。

 

 

「始め!」

 

 

 張遼の合図にて手合わせが始まると同時に、葵は突撃してきた。

 

 

 あまりにも猪突猛進過ぎでしょう・・・普通最初は様子見とかじゃないの?

 

 

 まあ、やり易いからいいか。

 

 

 気を一般人並に抑えながら、葵の勢いをそのまま利用して、背負い投げを決めようとしたが、流石に投げきる前に逃れてしまった。

 

 

「成長したね。今ので終わりだと思ったのに」

 

 

「あれくらいなら問題ない!」

 

 

 そしてまた、今度は低い体勢からの攻撃をしてくるようだ。

 

 

 それならと、突き出してきた拳を掴み、その外側に移動して関節を極める。

 

 

「これで満足か?」

 

 

「あぁ、兄上は強いな」

 

 

 妹に負けるわけにはいかないんだよ・・・小さなプライドですまん!

 

 

「葵もまだまだ強くなれるさ」

 

 

「本当か!?」

 

 

 とても、嬉しそうな顔をしている。

 

 

「間違いない」

 

 

 葵の頭を撫でつつ、今度こそ葵を抱き締めようとしたところで声がかかりました。

 

 

「次は内の番や!」

 

 

 葵をこのまま、抱き締めてもいいじゃないかよ!

 

 

 条件を追加しないとやってられません・・・。

 

 

「勝ったら、抱かせてもらうからな!」

 

 

「・・・えー。まあ、ええわ。それもこれもうちに勝ったらや!」

 

 

 よし、無手なら確実に勝てるぞ!

 

 

「兄さんも早う武器選んでや」

 

 

 武器ですか、そうですか、こちらが条件付けたからですかね?難易度が上がったのは・・・。

 

 

 ただ、葵を抱き締めたかっただけなのに・・・。

 

 

 

 

 鉄製の籠手を発見したので、それを手と足につけることにしました。

 

 

 受け流すだけなら、これで行けるでしょう。

 

 

 張遼の前に立ちます。

 

 

「それで準備はいいわけ?」

 

 

「俺は医者だぞ?相手を傷つけるより、身を守ることに重点をおくものだ」

 

 

 その言葉に詠はなんとも言えない顔をします。

 

 

 医者を武将と戦わせているという理不尽さを思い出すがいい!

 

 

 しかし、この勝負に勝たないとハグ出来ないのも事実。

 

 

 先手必勝で、油断してるときに勝たせてもらいますよ!

 

 

「まあ、あんただし大丈夫でしょ。では、始め!」

 

 

 その根拠が知りたいですよ・・・。

 

 

 一般人並で近づいてっと、青竜刀ですかそれ?誰かのと似てますね。

 

 

 初手の突きを、避けてた瞬間に掴み、相手が戻すにあわせて気を追加で叩き込みます。

 

 

 これで終わりかなと思い離れたんですが、よろよろと立ち上がってきました。

 

 

 結構な気を叩き込んだ筈なのに、立ち上がれるんですね・・・。

 

 

 やはり、本物の武将クラスはこれくらいしてくるんですねぇ。

 

 

 あいつらが、この域まで到達することはあるんでしょうか・・・たぶん無理かな・・・。

 

 

 

 

「油断してもうたわ。もういっちょつきあってや」

 

 

 話せるくらいには回復もしてしまったと・・・なんかレベル上がってきてません?

 

 

 しかも、何故にもう一度やらないといけないんです?

 

 

「今のは、俺の勝ちなんじゃないかな~と思うんだが・・・」

 

 

 一回いいのもらって崩れて座ったよね?もう俺の勝ちでよくない?

 

 

「こちとら、人生かかっとるさかいな、舐めたらあかんことはよ~分かった。次が本番や!」

 

 

 武人は、自分の武にプライド持ちすぎじゃないですか?

 

 

 一回くらい敗けを認めてもいいと思うんですが・・・葵はあんなに素直に認めたのに・・・。

 

 

 しかし、ダメージがあるうちにやる方がよさそうですね。

 

 

 本気を出さずに勝つには・・・。

 

 

 と言うことで、いきますよっと。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
11
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択