No.608507

貴方と人生を共に 最終新章 ~unofficial history kazuto~君の元へ帰る為 9話

今回は月です。

連貼り最終日です・・・次回はいつも通り土曜日辺りです。

最後に一刀、月、華琳のデート静止画も貼ります。

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2013-08-14 06:28:39 投稿 / 全22ページ    総閲覧数:2572   閲覧ユーザー数:2268

しばらくして・・・

 

たたたたたたたっ

 

兵士「申し上げます!たった今陳留から書簡が届きました。」

 

一刀「良く分かったな・・・見せて・・・」

 

一刀は封を開け、書簡を見る事に。

 

一刀「・・・なるほどな・・・愛美、読んで。」

 

愛美「はっ!・・・」

 

黄巾党討伐の勅が出たわ。

 

参加するかしないかは貴方が決めて頂戴。

 

後は頼むわね。

 

華琳より

 

月音「ああ~やっぱり記憶が戻ってたんだね~」

 

ユーリ「なら、動くか?」

 

一刀「ああ、愛美は兵を纏めて指揮して。」

 

愛美「はっ!」

 

一刀「連合軍には俺、薔薇水晶、梨花で行く。

 

残りはあの人形達が出てこない様に周囲に陣を張り巡らせてくれ。

 

兵士達も、無理と感じたら直ぐに逃げる事、女の子達に怪我なんてして欲しくないからさ。」

 

兵士達『///はっ!』

 

月音「ほんっとオスとしては優秀だわ・・・」

 

ユーリ「ま、それが大将の長所だしな。」

 

なのは「本当の事は言わない方が良いの・・・」

 

一刀「何気に傷つくんだけど・・・」

 

梨花「一刀様、旗持ちはどうしましょう・・・」

 

兵士「私がやります!」

 

一刀「分かった。」

 

 

連合軍本陣

 

兵士「名を名乗れ。」

 

一刀「北郷軍大将北郷一刀だ。」

 

兵士「聞かない軍だな・・・たった3人でか?」

 

一刀「ダメなら俺は引かせて貰うけど?」

 

兵長「どうした?・・・!このお方を早く案内せい!」

 

兵士「はっは?」

 

そこへ、夏侯淵が現れた。

 

秋蘭「どうした?・・・これはどう言う事だ?曹操様は通せと仰っただろ?」

 

夏侯淵は厳しい顔で睨みつけた。

 

兵士「ですが、たったの3人」

 

秋蘭「お前が陳留の時非番だったな・・・宿屋の出来事の首謀者だ。

 

戦場ならお前はもう死んでいたな。」

 

兵士「しっ失礼しました!」

 

秋蘭「北郷殿、済まない・・・こちらだ。」

 

一刀「ありがとう。」

 

 

連合軍本陣天幕

 

華琳「・・・(一刀は来てくれるかしら。)」

 

秋蘭「曹操様、北郷殿がご到着されました。」

 

華琳「(来たわね!)通せ!」

 

桃香「一刀さん!」

 

一刀「連合軍に参加する事となった北郷一刀だ。」

 

薔薇水晶「・・・薔薇水晶・・・よろしく・・・にゃ~・・・これで良いの?」

 

一刀「(*´∀`*)b」

 

美羽「肩の上に乗せて・・・変なのじゃ!」

 

一刀「ギロッ」

 

美羽「ぴっ!」がたがたがたがた・・・

 

七乃「(ひ~怖い~)」

 

華琳「一刀、それくらいにして置きなさい。」

 

一刀「状況は?」

 

華琳「桂花!現状の説明を。」

 

桂花「はっ!現在・・・」

 

一刀「(梨花、取り敢えずこっからならあの人形共の事探れるか?)」

 

梨花「(おそらくは大丈夫かと・・・力も段々戻って来てますので。)」

 

一刀「(なら探知符を頼む。)そろそろか・・・」

 

梨花「(御意)」

 

梨花は準備する為に本陣天幕に戻って行った。

 

それと同時に、華佗が到着した。

 

華佗「遅れてすまない。」

 

一刀「後の説明は頼むよ。」

 

ポンッ

 

一刀は華佗の肩叩き、小さい小さい自分の本陣へ

 

桃香「一刀さん・・・(一刀さんは何か隠してる・・・私じゃ力になれない事なの・・・)」

 

 

北郷軍天幕

 

兵士「お帰りなさいませ。」

 

一刀「ごめんな、一人だけ残す形になって。」

 

兵士「大丈夫です!」

 

一刀「帰ったら何かうまいもんでも食わせてやるよ。」

 

兵士「はい!頑張ります!」

 

梨花「一刀様、準備が整いました。」

 

一刀「そうか・・・」

 

そこへ、華佗が訪ねて来た

 

華佗「一刀。」

 

一刀は華佗から作戦の内容を聞いた。

 

一刀「なるほどな・・・分かった・・・」

 

そこへ、華琳も訪ねて来た。

 

華琳「一刀。」

 

一刀「丁度良かった・・・俺はこれから出陣するよ。

 

歌を邪魔する奴を野放しに出来ないだろ?」

 

華琳「そう・・・お願いね。」

 

一刀「・・・ああ・・・邪魔をするなって事を言っておくよ。」

 

 

連合軍本陣離れた平地 北

 

一刀「・・・合図を。」

 

梨花「はっ!」

 

ドーンッドーンッドーンッ

 

兵士は銅鑼の鐘を精一杯の力で鳴らした。

 

 

西

 

ユーリ「合図だ。」

 

蒼星石「マスター、結構な数ですね。」

 

ユーリ「へっ、少ないくらいだ。」

 

 

 

月音「おお~合図来たね~」

 

翠星石「ミスしやがるなですぅ!」

 

月音「ポンコツよりはね~」

 

愛美「はぁ~」

 

 

 

月「へぅ~合図です!」

 

金糸雀「これくらいなら金糸雀の力だけで充分かしら。」

 

なのは「行くよ!」

 

雛苺「ひなも戦う!なのは達守る~!」

 

なのは「無理だけはしないでね。」

 

 

 

人形「ケケケケケケ・・・」

 

各箇所には人形達が集まって居た。

 

一刀「歌の邪魔はいかんな・・・」

 

ザシュッ

 

薔薇水晶「・・・!」

 

無数の水晶が地面から突き上げ、人形を貫く。

 

一刀「薔薇水晶!真ん中に土台を!」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

カチンッ

 

スタッ

 

一刀「北郷一刀流!風神山!」

 

薔薇水晶「・・・歌が聞こえる」

 

一刀「ああ!行くよ!」

 

薔薇水晶「クリスタル」

 

一刀「ブーム!」

 

薔薇水晶の水晶が一刀の剣圧で氷柱の様に降り注ぐ。

 

人形「ケケケッ」

 

人形は次々に沸き出した。

 

ブォンッ

 

ザクッ

 

一刀「笑ってみろよ・・・」

 

 

 

金糸雀「破壊のシンフォニー!」

 

巨大な竜巻が人形達を次々と飲み込む。

 

月「へぅ~何も出来ないよ~」

 

金糸雀「月はそこでじってしててかしら。攻撃のワルツ!」

 

雛苺「ぺちゃんこになっちゃえ!」

 

ドーンッ

 

なのは「レイジングハート!全力全開で行くよ!」

 

「ok」

 

 

なのは「スターライトブレイカー!」

 

「star light breaker」

 

なのは「shoot!」

 

ドドドドドドーーーンッ

 

ムクムク・・・

 

人形「ム・・・ムダ・・・ケケケケッ」

 

 

連合軍本陣

 

華琳「派手にやってるわね。」

 

桂花「華琳様、あれは敵ですか?」

 

華琳「いえ・・・とても心強い味方よ。」

 

 

西

 

ザシュッ

 

ユーリ「へっ、人形がビビってんのか?爆砕陣!」

 

ドゴーーーーンッ

 

蒼星石「レンピカ!」

 

ピカーンッ

 

蒼星石「はぁぁぁぁぁ!」

 

ブォンッ

 

ザクッ

 

ユーリ「蒼星石!鍛錬の成果を見せんぞ!」

 

蒼星石「はい!」

 

2人「「双波爆砕陣!」」

 

ドゴーーーーーーーンッ

 

地面が割ると同時に人形達も落ちる者も居れば爆風で粉々になる者も・・・

 

 

 

月音「小さいからって!なめちゃいけないよ~風圧!」

 

翠星石「スィドリーム!」

 

ザバーーーーンッ

 

人形達が吹き飛ばされる吹き飛ばされる・・・

 

月音「あれやるよ!ポンコツ!」

 

翠星石「失敗するなですっ!チビスケ!」

 

月音の気がスィドリームに流れ、集まっていく。

 

2人「「ゴッドドリーム!」」

 

翠星石の水が具現化したかの様に無数の鉄拳制裁が人形達に加えられる。

 

ドゴーンドゴーンドゴーーーーーーンッ

 

月音「これがあたし達の力!」

 

翠星石「思い知りやがれですぅ!」

 

月音・翠星石「「向かう所敵無し!(ですっ!)」

 

愛美「(なかなか良いコンビじゃない・・・少し焼けるけどね。)」

 

そして、刻は過ぎ、歌合戦?が終わったと同時に人形兵達も殲滅していた。

 

 

連合軍本陣

 

華琳「・・・ふふっ・・・そっちは終わったみたいね・・・一刀。」

 

そこへ典韋が駆け出してきた。

 

琉流「曹操様!ご報告します!黄巾党は全員投降!

 

張三姉妹も太平妖術の引渡しを承諾したとの事です!」

 

風「やったのです~」

 

朱里「良かった~」

 

華琳「ふぅ~(こっちも終わったわよ。)」

 

 

 

梨花「ご報告します、西、南、東の人形兵を殲滅したとの事です!」

 

一刀「ありがとう・・・出てこいよ、うさぎ野郎。」

 

ブンッ

 

ラプラス「これは凄いですね・・・このステージは私の負けですね。」

 

一刀「時間はまだ要る?」( ̄ー ̄)ニヤニヤッ

 

ラプラス「・・・では次のステージに移りましょう。」

 

一刀「いいや・・・俺のワンサイドゲームで終了だよ。」

 

パチンッ

 

一刀が指を鳴らすと同時に、何かが割れた音がした。

 

ラプラス「・・・ほう私の結界を破るとは・・・」

 

一刀「偽りの情報にはご注意を・・・それと、どんなに妨害しても、

 

物語は進む・・・覚えておくと良いよ。」

 

ラプラス「ですが・・・うまく行きますかな?」

 

ブンッ

 

于吉「太平妖術は此処にありますよ?・・・お初にお目に掛かります・・・我が名は于吉・・・

 

面白いゲームでしたよ・・・できれば退場して貰えると有難いのですが・・・」

 

一刀「(華佗のバカ!しくじったな!)そうも行かなくなったな・・・

 

良いよ・・・次のゲームを始めようか・・・こちらもこれで本気が出せると言うものだ。

 

・・・ここで殺されたくなかったら失せろ。」

 

于吉「・・・では、またお会いしましょう。」

 

ブンッ

 

ラプラス「・・・(今更気づいた所で遅い・・・あの方はもう直ぐ目を覚ます。)」

 

ブンッ

 

一刀「さて、帰還しますか。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

梨花「はっ!」

 

一刀「クッ(何だ?。。。体が縛られる様な感覚は・・・)」

 

薔薇水晶「??」

 

こうして、黄巾の乱は終を告げ、一刀達は太平妖術を封印する為に、しばらく滞在する事となった。

 

 

泰山

 

月音「ねぇ~この外史から抜けないの~?」

 

梨花「いつでも抜けれますよ?」

 

一刀「まあ、一度抜けたらここには戻って来れないらしいけど。」

 

月音「太平妖術を封印するって目的はあるけどさ、そんなんこっちの連中に任せれば良いじゃん。」

 

愛美「アンタそれでも先生なの?もし、太平妖術がラプラスってのに渡って見なさい。

 

何が起きると思う?」

 

月音「・・・はっ!それはいかん。」

 

ユーリ「ったく、封印出来るんじゃなかったのかよ。」

 

華佗「本当に済まない!」

 

一刀「まあ、しょうがないさ・・・次は必ず封印しようよ。」

 

華佗「ああ!今度は失敗しないと誓おう!五斗米道の名に掛けて!」

 

一刀「と言う事だからさ・・・な?」

 

一刀の言葉で、渋々納得する一同であった。

 

華佗「なら、俺は早速太平妖術の在処を突き止める。」

 

一刀「ああ、頼んだぞ。」

 

なのは「でも、この世界も悪くないよ?」

 

雛苺「ひなはなのはが居れば良い~」

 

なのは「ね~」

 

月音「仲の良いこって・・・」

 

一刀「ま、奴に時間が要るならやるよ・・・弱いと悲しくなるからさ。」

 

薔薇水晶「・・・もっと強くなってくれないと・・・壊せない」

 

一刀「だろ?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

月音「(この戦狂いめ・・・)」

 

翠星石「(戦好きにも困りやがるです。)」

 

一刀「はははっ」

 

薔薇水晶「にやにやにやにや・・・」

 

蒼星石「(あれで笑ってるつもりなんだろうな・・・^^;)」

 

月「それより、これからどうするんですか?」

 

一刀「また旅に出るかな・・・また一から情報を集める必要が有りそうだし、

 

洛陽の方が心配なんだけどな~」

 

ユーリ「十常侍だな?」

 

一刀「ああ、奴らがどう動くかだよな~」

 

蒼星石「于吉と結託しているかもしれないですね。」

 

一刀「その線もあるんだよ・・・十常侍に于吉の力が加われば漢王朝を自由に出来るからな~」

 

ユーリ「書簡でのやり取りはしてるが・・・そこら辺は出来る範囲で監視しとくわ。」

 

一刀「お願い~風呂入ってくるわ。」

 

梨花「力が戻った事でより強力結界を張っていますので大丈夫かと。」

 

一刀「そこら辺は梨花に一任するよ、旅に出るなら明後日あたりかな。」

 

金糸雀「(そんな呑気でいいのかしら・・・)」

 

月「いつもの事だから・・・」

 

金糸雀「・・・(もしかして心読まれたのかしら?)」

 

月はニコニコしながら金糸雀の方を見ていた。

 

金糸雀「(見透かされてるのかしら!)」

 

ユーリ「まあ、分からなくも無いな。」

 

蒼星石「結構シビアでしたからね・・・」

 

月音「そう言えば、この外史って今どうなってるの?固定版とかさ。」

 

花澄「取り敢えず結界は破れたけど、どうやら二重結界だったみたいなのよね~

 

外からは入れないけど、内からは出れるって言う事ね。」

 

月音「なるほどね~・・・でもさ、力は戻ってるじゃん。」

 

花澄「片方の穴が開けばどうなる?」

 

月音「ああ~納得。」

 

ユーリ「ま、俺達はそろそろ洛陽に行くわ。」

 

蒼星石「十常侍が何するか分からないですしね。」

 

花澄「まあ、テレポート的な事も出来るから情報伝達は任せて頂戴。」

 

ユーリ「ああ・・・うっし!行くか。」

 

蒼星石「はい、マスター」

 

雛苺「いってらっしゃ~い」

 

なのは「頑張ってね。」

 

月音「なのはも魔力補給出来る様になったんだっけ?」

 

なのは「うん、だから何時でもスターライトブレイカー撃てるよ。」

 

月音「(白い悪魔復活か~)」

 

愛美「そう言えば月音・・・アンタ大きくなってない?」

 

梨花「おそらく・・・結界が破れた事で月音の身体能力が戻ってきてるのでしょう・・・

 

爆風の傷を癒す為に縮んだと考えるのが妥当だと思います。」

 

月音「なるほどね~結界があったせいでうまく再生が働かないって事か~

 

厄介な外史だな。」

 

なのは「一刀さんも若返ってたよね?今思い出したんだけど。」

 

梨花「鬼の一族って言うのは重傷を負うと、その傷の分だけ縮むらしいって事は

 

書物で読んだ事があります・・・再生するにあたって、小さくなればそれだけ早いって事かと。」

 

愛美「便利ね~」

 

花澄「後は、外史での浦島効果でしょうね。」

 

翠星石「まあ、ちび人間がデカ人間になるだけですぅ。」

 

月音「ロボに言われたくないわ~」

 

翠星石「ろ・・・ロボですと!やるですか!?」

 

月音「おう!来いや!」

 

バチッバチッバチバチバチ・・・

 

一刀「喧嘩はいかんぞ?」

 

一刀は風呂上りパン一で出てきた。

 

月音「・・・もっと恥じらいを持ってよ・・・」

 

翠星石「気持ち悪いもんを見せやがるなですぅ!」

 

月「へぅ~///」

 

金糸雀「へっ変態がいるかしら!」

 

なのは「一刀さん・・・不潔なの~」

 

雛苺「不潔~」

 

薔薇水晶「・・・見なかった事に・・・」

 

一刀「HAHAHAHAHAHAHA!」

 

 

その頃桃花村では、新たな事件が起きていた・・・

 

蒲公英「これは妊娠だよ!」

 

一同『妊娠!』

 

紫苑「相手はやはり・・・」

 

朱里「はわわっ!一刀さんにしっ知らせなきゃ!」

 

蒲公英「・・・誰?」

 

翠「一刀もやる事やったんだな・・・」

 

鈴々「お兄ちゃんと桃香お姉ちゃんの子供なのか?」

 

朱里「そうなりますね・・・////」

 

しばらくして・・・

 

たたたたたた・・・・

 

バタンッ

 

鈴々「大変なのだ!赤ちゃん生まれるのだ!」

 

愛紗「何だと!」

 

紫苑「翠ちゃん!熱いお湯を沸かして頂戴!」

 

翠「がってん!」

 

紫苑「蒲公英ちゃん!布を出来るだけ沢山持ってきて!」

 

蒲公英「了解!」

 

 

桃香の部屋

 

桃香「うう!ん・・・ううう!」

 

愛紗「姉上!しっかりしてください!」

 

紫苑「朱里ちゃん、その一刀さんは?」

 

朱里「はい!昨日伝書鳩を飛ばしました!」

 

愛紗「一刀殿はまだか!」

 

 

泰山

 

一刀「ふんふんふんふん~♪」

 

薔薇水晶「皮剥けた」

 

一刀「あんがと。」

 

一刀は料理を教えつつ、肉じゃがを作っていた。

 

一刀「じゃあ、こうやって・・・これくらいの大きさで切って。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

月音「ふふん~どんなもんだい!これでも料理は得意中の得意だよ。」

 

翠星石「(まっ負けたですぅ・・・)」OTZ

 

一刀「翠星石にも教えてあげるからこっちにおいで。」

 

翠星石「どっかのチビスケよりはうまくなってやるです!」

 

たたたたたたたっ

 

梨花が慌てながら一刀に書簡を持ってきた。

 

梨花「はぁはぁはぁはぁ・・・一刀様!至急この書簡を読んで下さい!」

 

一刀「?????」

 

一刀が書簡を読んだその時。

 

一刀「まじか!」

 

タタタタタタタタタタッ

 

一刀は書簡を落とした事にも気づかずに出て行った。

 

月音「うにょ?」

 

月音は拾い上げて読んでみると・・・

 

月音「ふむふむ・・・なるほど!面白そう!」

 

翠星石「いつの間にちちくりあってたです?」

 

梨花「全くあの人は・・・」

 

薔薇水晶「赤ちゃん」

 

 

桃花村入口前

 

星「うむ・・・どうしたものか・・・やはり、主の元へ・・・」

 

華佗「おお、趙雲か・・・どうした?こんな所で?」

 

星「華佗か・・・うむ、ちょっとな。」

 

ドテンッ

 

鈴々は勢い良く華佗にぶつかった。

 

鈴々「痛たなのだ・・・医者は何処なのだ!」

 

華佗「いつつ・・・医者なら此処に居るが・・・もしかして急病人か!」

 

鈴々「そうじゃないのだ!お姉ちゃんとお兄ちゃんの子供が生まれるのだ!」

 

星「ほほう・・・おめでたか・・・」

 

 

桃香の部屋

 

桃香「うっ!・・・うう!・・・」

 

愛紗「一刀殿はまだか!医者は!」

 

紫苑「愛紗ちゃん、覚悟しておいて・・・お腹の大きさから・・・」

 

愛紗「!姉上!しっかり!」

 

翠「お湯持ってきたぞ!」

 

蒲公英「布持ってきたよ~」

 

璃々「持ってきたよ~」

 

紫苑「そこに置いて頂戴!」

 

愛紗「医者はまだか!一刀殿は!」

 

鈴々「連れてきたのだ!」

 

愛紗「華佗殿!早く!姉上を!」

 

華佗「任せておけ。」

 

華佗は桃香の診察に取り掛かった。

 

華佗「・・・何を勘違いしたのか分からんが・・・これは陣痛ではないぞ・・・

 

ただの食あたりだ。」

 

バタンッ

 

勢い良く扉が開かれた。

 

一刀「桃香!・・・あれ?」

 

一同『・・・はぁ~』

 

 

次回

 

 

 

 

 

 

 

 

紫苑「貴方が北郷さん?(あら、良い男ね。)」

 

一刀「ええ・・・まさか、ただの食あたりって・・・どんなオチだよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

星「それより、話を進めてくれ。」

 

朱里「星さん・・・いつの間に。」

 

 

 

 

 

 

 

 

華佗「調べてみた所、猫子丹を飲まされたんだと思う。」

 

翠「にゃんこたん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回『大将軍』

 

 

 

 

 

 

 

一刀の両手に花

 


 
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