No.563734

【寓話】【詩】『銀の汗』

黑克さん

労働の【寓話】・【詩】。

2013-04-07 16:39:19 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:459   閲覧ユーザー数:459

彼は汗水垂らして働いた。

その汗が真珠となって

真珠売りが謳う

彼のストーリー。

“彼はただの貧乏人

けれどかなり頑張り屋

仕事仕事の毎日で

銀の汗をかいて働く

こつこつこつこつ貯めていき

今や立派な大金持ち!”

小金持ちが夢を買い

毎晩毎晩働いた。

小金持ちから大金持ちへ

けれど物語には続きがあって

大金持ちになった彼は

銀の汗を流さない。

遊び呆けて金が尽きた。


 
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