No.534416

恋姫†無双 ~訪れる黒の剣士~ 1話  (恋姫†無双×ソードアート・オンライン)

http://www.tinami.com/view/464569 の続きです。
恋姫†無双×ソードアート・オンラインのクロスオーバーです。
プロローグだけ書いて丸投げしてたのですが、せっかく支援などコメントなどされていたので1話書いてみました。
更新速度は遅いですが楽しんでいただけると幸いです。
誤字誤爆あれば報告してくれると嬉しいです。

続きを表示

2013-01-21 01:25:31 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5853   閲覧ユーザー数:5586

三人の男たちに襲われていた俺だったが、どこからか疾走してきた二人の女の子が俺を隠すように立つ。

「このまま立ち去るのなら見逃してやろう、だが刃向かうというのなら!」

一呼吸おき少女は持っていた大きな槍ではなく恐らく、薙刀を地面に突き立てる。

「我が青龍偃月刀が相手をしてやろう!」

キリトはその刀の名前を聞くとますますここが仮想世界じゃないのかと直感のように考えてしまった。

男三人はぼそぼそとしゃべった後各々俺たちを囲むように移動する。

「ほお、やるのか、ならばっ! 参る!」

薙刀を持った女の子は軽く槍を持つ少女に合図を送って驚くべき速さで剣を持ってる小さい男に斬りかかった。

「せぇぇぇぇやぁぁぁぁぁ!!」

一閃した時には剣を持っていた小さい男は剣を真っ二つに割られ、衝撃で尻餅をついていた。

「まずは1人。次は誰だっ!貴様かっ!」

女の子は一喝すると残された男二人は完全に萎縮していた。

恐らく3人の中でリーダー格の男が大きな体をした奴に話しかけると、

「いや無理ですよ、あんな剣を叩き折る怪力女にかなう筈ないじゃないですか!」

と言って仲間がやられているのにも関わらず完全に逃げ腰だ。

すると前に立っている女の子からとてつもない殺気を感じた。

「ほお・・この私が怪力女だと・・・?」

そう言った後直ぐに男達が持つ最後の獲物である剣も叩き折った。

叩き折った後薙刀を地面に突き立て萎縮してる二人を見下ろすように二人の前に立つ。

「さて、これで残りは貴様だけだ、どうする?襲い掛かってくるか、それとも仲間を連れて逃げ出すか―――。好きにするがいい」

そう二人に言うと二人はうつむいて肩を震わす。

女の子にはそれが男たちが負けを認めたと思ったのか緊張を解き薙刀を持ち直して此方に戻って来る。

俺は男たちから奪ったなれない得物を使い女の子の後ろから男が懐からナイフ取り出し襲いかかろうとしていたのでそのナイフを弾いて睨み付ける。

知り合いからは童顔等言われていたが今回は効果があったらしく荷物をほっぽりだして男三人は走って逃げていった。

 

男の姿が見えなくなった後ようやく自分の緊張を解く。

「あぁ、お礼がまだだった、ありがとう助かったよ、それと最後気づいていたのにお節介すまなかった」

すると女の子は笑みを浮かべて、

「ふぅ。いえ私だったら殺してたと思います無用な殺生をしてないのですからそれは誇るべきだと思います、それはそうとお怪我はございませんでしたか?」

俺はなれない得物を地面につきたて体を一通り動かしてみる。

「あぁ―――ん、大丈夫みたいだ。」

すると女の子は本当に安堵したのか笑顔でそれは良かったと言ってくれた。

まるで先ほど薙刀を振り回してた女の子とは別人だった。

「いや・・・回復役やってるときと突撃してるときはあんな感じだったか・・」

目の前の女の子に聞こえないように最愛の人を思い出す。

「どうかしましたか?もしかしてどこか痛むんですか!?」

俺はそれを首を振って否定する。

「いやいや大丈夫。すまない心配させて、あーえっと俺の名前はきりが・・いやキリトだ。助けてくれてありがとう―――えーっと」

「そういえば自己紹介がまだでしたね、失礼申し遅れました。性は関、名は羽、字は雲長。あなた様をお迎えにあがるため、幽州から参りました。」

さて今俺の中ではこの関羽と名乗った女の子は恐らくロールプレイをしていると考えている。

MMOさらにこうも荒野が続いているゲームプラス幽州という名前から推測すると三国志関係のVRMMOなんだろうか。

そう考えながら右手を操作して操作メニューを出そうとするが、

「あれ・・・?」

いつもの動作をしてみるがメニュー画面が出ない。

もう一度右手を動かしてみるがやはり無駄だった。

彼女のほうを見ると心底不思議そうな顔をしており、

「どうかされましたか?」

と心配そうに見てくる。

「すまない関羽・・さん。日本って言う国を知ってますか?」

途中から認めたくない現実が襲い掛かってきたせいかわからないが口調が変わってしまった。

「にほん・・?ですか?あなたがおられた天の事をにほんと言うのですか?」

俺は彼女の眼を見るが嘘をついてるようには見えない。そもそもここがVRMMO内ならば嘘をつけば感情表現がオーバーに表現されてる世界だ見ててわかる。

「度々すまない、ここは何処だ?」

すると関羽は山を指差し、

「あの山々・・・五台山が見ればわかると思いますが、幽州で、あぁそれとここより少し西に進んだところに村が――・・、どうかしましたか?」

最後の希望といわんばかりにほっぺたをつねってみる。

「痛い――」

ペインアブソーバの可能性があるかもしれんが・・・

地面に刺した剣の先を見るとまだうっすらと血痕がついている。

仮想世界であそこまでリアルに描くゲームは俺は聞いたことが無い。そもそも血の描写があるゲームを未成年の俺ができるはずが無い。

頭の中で可能性を次々とつぶしていくと残ったのは、

「ここは現実・・・?」

それを口にしたとたんぐらりと視界が歪んだ気がした。

 


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