子供の頃に夢中になった昭和ヒーローを、自分なりのカタチにしていこうと思い立ち作成しています。
これは23体目の作品、サイボーグ009の島村ジョーです。

映画『009 RE:CYBORG』を観た後、あまりの面白くない事に腹が立ち、気持ちを整理するために作成しました。
また、延々とマスクヒーローを作り続けてきたので、表現の幅を広げる意味でもちょうどいいのではないかと思い挑戦してみました。

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表現上で一番のネックになったのが髪型です。
あのスピード感のある髪型をいかに立体にするかで色々と悩みました。

全体としては、写実的な世界に置き換える手法ではなく、マンガの中に写実的な表現を足すような気持ちでデザインしました。

今回、加速装置で駆け出す瞬間をイメージしていたのですが、遂にまともに自立できないものを作ってしまいました。
正確には立つことは出来るのですが、意図した角度で立てません。なのでバンダイのスタンドを使いました。

『009 RE:CYBORG』自体は映画を見る前までは実は全く期待もなく、むしろ話はダメでも目をつぶろう、アニメとして絵や動きで楽しめればいいやと割りきって臨んだのですが。
まさかこれほどまでとは！相当にダメージ大きかったですが、こればかりは人それぞれなのかもしれません。
結果的に作品を作るきっかけになってくれたので、トントンって事で納めてます。

・アルミ線芯に石粉粘土、ラッカー＆アクリル絵の具の筆塗りです。
・バックル、ボタンはCADデータ作成後、3Dプリンターで出力しました。