No.499206

IS<白き天使と赤の騎士>

十河さん

2012-10-22 21:20:54 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2996   閲覧ユーザー数:2810

 

これマジです。

 

久々にLRのダブりが来ました。

(何でこうなった・・?)

(怖い・・。何が入っているかはもちろんだけど何の具が当たるか・・。)

 

芽衣の部屋は真っ暗。

そして鍋がグツグツといい音を奏でている。

今一夏たちがやっているのは・・。

 

(のほほんさんの威圧にやられて闇鍋大会になるなんて・・。)

 

莉乃にXラウンダーの事を話し、さらに芽衣は自身が半分ファントムであることを明かし、莉乃も自身が過去に実験を施され、人外の力を身に付けた事を話した。

一夏たちはそんな莉乃を受け入れ、闇鍋大会をしようと本音が発案。

 

「へぇ~、めいめいやいっちーの秘密バラしていいのかな~。りんりんやシャルルンとあんなことやこんなことをしてることを話してもいいのかな~。」

 

もちろん一夏たちは反対したが本音から放たれる正体不明の威圧に当てられ了承。

ちなみに出汁は芽衣が最高級の昆布で取ったものを使用。

和食は芽衣の得意分野。

鍋を芽衣が運び込み消灯、各々が持ってきた材料を投入。

そして今に至る。

 

「そろそろ煮えてきたみたいだし、始めましょうか。」

 

楯無の一言で緊張感ができる。

順番は一夏、シャル、本音、楯無、芽衣、鈴、簪、莉乃。

 

「これを頂こう。」

 

一夏がそう言って取ったのは、つみれ。

 

「これは魚のつみれ?」

「つみれは僕。今の季節にいいかなって。下処理はしっかりしてあるから臭みはないと思うけどどうかな?」

「うん、旨い。やっぱり和食は相棒が一番だ。」

 

一夏はつみれの美味しさに舌鼓をうつ。

 

「次は僕だね。・・これにしよっと。」

 

シャルは鍋から具を引き上げ、それを見る。

 

「・・・。」

「ドーナツ・・。」

「それお姉さん。」

 

ドーナツは楯無提供。

シャルは意を決して食べるが・・。

 

「~~!~~~!」

「シャル大丈夫?」

 

舌をやけどしたシャルは悶えていた。

出汁に浸かったドーナツを食べたシャルはこう語る。

 

『ふやけて熱いし、なんともいえない味が襲いかかってきた。』

 

「じゃあ次は私~。」

 

本音が引き上げたものは・・。

 

「お~お肉~。美味しい~♪」

「私はこれで。」

 

楯無が引き上げたのは・・。

 

「・・プ○ッツ?」

「それ私。」

 

プリ○ツは莉乃が提供。

少しサクサクが残って意外と美味しかったらしい。

 

「僕は白菜だね。」

「私は自分のを引き当てるなんて・・。」

「私はつくね・・。」

「・・・。」

 

芽衣は白菜、鈴は餃子天(餃子をすりみで包んだもの。すりみに包まれていない両端が汁を吸っていて一番美味しい。)簪はつくね、莉乃はコ○ラの○ーチ。

こうして戦々恐々しながら食べる。

悲鳴が響く中、夜は更けていく・・。

冬休み

 

一夏たちにとって忘れられない冬休みとなる・・。

 

レオン編(イメージソング:REDEMPTION(FF7ダージュオブケルベロスのテーマ))

 

「もうすぐだね。真実が伝えられるのは。」

「・・これを伝えることであの日、家族や大切な人を亡くした人たちがほんの少しでも報われてほしい・・。」

「終わるまで油断するな。どこからテロリストが入り込むかわからないからな。」

 

芽衣、シャルはレオン、エージェントのヘレナ・ハーパーの指名で大統領演説の護衛に来ていた。

アダム大統領はラクーン事件の真実、BSAAから提供された白騎士事件の真実を公表するためにトールオークスの大学に来ていた。

演説まであと数時間といった所で事件が起こる!

 

「来ないで!」

「あ、ああ・・。」

 

ゆっくりとヘレナとシャルに近づくゾンビ。

 

「やめてください・・!」

「僕はあなたを撃ちたくない・・!だから退いてください!」

 

ハンドガンを構えているレオンと両手にサブマシンガンを持ち、右手のサブマシンガンを構える芽衣はそのゾンビを撃てなかった。

なぜなら・・。

 

「大統領・・!」

「どうして・・どうしてこんなタイミングよくバイオテロが起こるんだ!」

 

そのゾンビはアダム大統領。

レオンは旧来の友人であり、ラクーン事件の生存者の自分をエージェントに誘った。

芽衣は一度しか話しをしたことがないが偉い人であるにもかかわらず、フランクに接してきたので脳裏に焼き付いていた。

 

そんななか、芽衣はアダムと会ったことを思い出していた。

それは一夏と共にハードな訓練を行い、壁に寄りかかっていたときのこと。

アダムはドリンク二つを二人に渡して話しかける。

 

「頑張るね。ほら、ドリンクだ。・・辛いかい?」

「ゼェゼェ、辛いですけど守るべきものを守るためならこのくらいどうってことないです。」

「僕も・・ハァハァ、同じです。」

「ふふ、若いねぇ。」

 

二人は後に大統領となるアダムと少し話しをしていた。

 

まさに襲いかかろうとしたその時、二人は引き金を引く。

 

「アダム!」

「大統領・・!ごめんなさい・・!いつか僕もそっちに逝きます・・!」

 

二人はアダムの頭を撃ち抜き、アダムは行動を停止。

しかしこれは裏で渦巻く野望の一つに過ぎなかった・・。

 

「君たちにテロリストの容疑がかかっている。無実を証明したければ私の元へ来たまえ。」

「そんな!」

「・・僕らは嵌められた訳だね・・。」

 

芽衣たちはテロリストの烙印を押されてしまう。

生き残った民間人と協力しながら進んでいき、四人はアメリカを脱出、中国へと向かう。

 

「グ・・ウァァ!」

「芽衣!ダメだよ!その力に飲み込まれたら!」

 

その中で人々の絶望などに充てられたのか芽衣の内に潜むファントム・カオスの暴走を起こしてしまう。

そして芽衣たちは真の敵を暴いていき、芽衣もカオスの力をコントロールすることに成功。

 

「しつこいぞ。」

「・・全ての決着を着けよう。僕もこの力の全てを解放して相手してあげる。」

 

レオン、芽衣が倒すべき敵とは・・?

 

キャッチコピーは混沌の力を手懐け、そして真実を掴みとれ!

ジェイク編(イメージソング:Alive a live)

 

シャナとBSAAに所属、訓練を終えた莉乃はラクーン事件の生き残りの一人・エージェントのシェリー・バーキンと共に世界を救うといわれるある男を訪ねる。

 

「あなたが世界を救うカギになる・・!」

「正確には金で買う俺の血・・だろ?」

 

ジェイク・ミューラー。

彼はなぜか新種のウィルス・Cーウィルスに感染しなかった。

その血にはある男の血を受け継いでいた・・。

そんななか大型BOW・ウスタナクが4人を執拗に追いかける・・。

 

「う~ん、これは報酬を上乗せしてもらわないと割に合わないな。そう思わないかい?」

「ふえ~ん!訓練を終えたばかりの私が何でこんな大きなBOWに追い回されないといけないの~!?」

「ガタガタ言うな!走れ!」

「急いで!追いつかれたらアウトよ!」

 

アタッチメントを換装しながら追い回すウスタナク。

4人は協力してウスタナクを退ける。

ウスタナクとジュアヴォを引連れて謎の女性が接触。

 

「アルバート・ウェスカー。世界を変えようとした素敵な大バカ者。それがあなたの父親。」

「エイダさん・・?あなたは何を知っているのですか?」

 

中国にある謎の研究所へと搬送される4人。

研究員のジュアヴォを倒しつつ合流。

 

「・・これって、私のデータ?なんでこんなところに?」

「え・・?」

 

そして莉乃も自身の真実を知ることになる。

 

「グキギ・・!」

「・・もう、私の声も届かないんだ・・。なら、私の手で・・。」

「そうだね、僕も手伝うよ・・。」

 

莉乃とシャナは異形と化したあるものに銃口を向ける。

逃走劇の結末はいかに・・?

 

キャッチコピーは巨大追跡者から逃げつつ、時に戦わなければ生き残れない!

クリス編(イメージソング:NEXT LEVEL)

 

一夏、鈴はピアースと共に行方不明のクリスを捜索。

とある酒場でクリスを発見するもそこにいたのは宿敵のアルバート・ウェスカーを倒し、数々のバイオテロを制圧してきた人物とは思えないほど酒に溺れ、記憶を失っていた。

 

「俺が尊敬するクリスさんは決してあきらめなかった!」

「そうです!あなたがすべてを背負い込む必要はない!」

「だからもう一度立ち向かいましょう!」

 

若き三人の思いに触れ、クリスは再び戦線に復帰。

イドニアではシェリーたちと遭遇。

 

「君がシェリーか。クレアから話しを聞いている。」

「あなたがクリス?」

 

クリスはジェイクを見る。

 

「・・どこかで会った事がないか?」

「はっ、アホ面に見覚えなんかあるわけないだろ。」

 

中国、仲間をBOWに変えたエイダ・ウォンを追いかけ、そこでレオンたちと遭遇。

 

「彼女はこのテロの重要参考人だ!」

「違う!この女こそテロの首謀者だ!」

 

互いに銃を向けあうレオンとクリス。

 

「俺たちはその女に仲間をやられた!」

「クリスさん!こっちは大統領と七万人の命を失いました!でもここで言い争っていても仕方ないでしょう!」

 

さらにジェイクたちとの再会。

そこでクリスはジェイクにある男の面影があることに気付く。

 

「・・なるほど、確かに父親の面影がある。」

「・・あんたは自分のために親父を殺したのか?それともBSAAとしてか?」

 

ジェイクの問いにクリスは何と答えるのか?

そして最終戦。

 

「俺があんたを倒す!そしてあの日の真実を世界に伝える!」

「あんた、まだあの時の方がマシだったわ。」

 

一夏は真実と亡くなった人たちの無念のために・・鈴は一夏と束の願いのために・・。

 

キャッチコピーは取り戻せ、大切な物を!

 


 
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