ご無沙汰です。
みんな大好き空自F-15の中でも、仮想敵を担い極めて高い技量で空の衛士たちを指導する、白蛇のマークでおなじみの新田原基地飛行教導隊より32-8086です。
このアグレッサー部隊は通常の空自制空迷彩に加え、一目で判別がつくような各機独特のカラフルかつビビッドなイケてる迷彩（2011ではロシア風味であったり、想定敵機を模したものが多いです）を施しており、それも年度や個体によって異なるという何ともモデラー泣かせな代物でございます。
個人的に下手な横好きの上、イロモノ嗜好・スキマ産業的である自分としましては温存してあったキットでもあり、空自機やF-15はファンも多く、また専門に制作している方が多いのでお見せ出来るものになるかは大変な疑問と不安が伴いましたが、こういうスタンダードな機体でこそ経験値になると思い踏み切りました。一応形にはなったかと。

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キットに関しましてはハセガワ空自イーグル・スタンダードで何とも組みやすい感じでした。機首に手こずったせいで損傷ができてしまったのと、エンジンが組みづらかったわけですがこの辺はまぁ自分の技量至らず。
デカールは二年経った割には剥がれもよく、時間さえかけなければ充分使い物になりました。（もとより苦手だったのもありさいきんデカール不信です）
肝心の迷彩色ですが、明るい緑はハセガワの指定調合パターンがビンゴです。ただし暗い緑はC309と指定してありますがこちらは茶色味が強く、実機写真を色々漁ってみたりパッケージに比べると幾分か深い緑（暗緑・薄松葉）を加えた方がいいように感じられ、そのように調合しました。ただ何度も調合を重ねながら試行錯誤したので機体のあちこちで微妙に色が違ってきてしまっています……ｗ
注意点としましてはこのキット武装が封入されておりませんので指定通り空自ウエポンセットを使用しました。

何とも塗るのがめんどくさい本キットで、そのためか余り作例を目にしないような気がしますが、完成した達成感はひとしおですし、何より僕の作ったものはともかく実機は空自機でも指折りのカッコよさですので楽しんで制作することができました。
説明書には他の同年アグレッサー機の再現パターンも三面図で解説されていますので、こだわる方は沢山買って飛行教導隊を再現することも？（無茶ぶり




しかし、とんだ息抜きになってしまいました。次回こそ息抜きにミニじゃないタミヤミニジェットシリーズを開封しようと思います。わくわく。