No.486179

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 決意ーDecisionー

ザルバさん

水着に悩むラウラ。シャルロットがきることを提案するが・・・・

2012-09-19 22:13:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3719   閲覧ユーザー数:3573

 臨海学校を四日後に控えた夜。ラウラは悩んでいた。

「う~む・・・・・」

「ラウラ、一夏の前で着るのはやっぱり恥ずかしい?」

「う、うむ・・・・」

 ラウラは顔を紅くする。

「まあ、初めてだしね。でも見せるために買ったんでしょ?」

「ま、まあそうだが・・・・クラリッサがすすめた物だし・・・・」

「クラリッサってラウラのお友達?」

「いや、同じ部隊の者でな、日本についてよく知っているんだ。」

「も、もしかしてその人からあのこと聞いたの?」

「あのこととは?」

「一夏の・・・・」

「ああ、それか。確かに聞いたぞ。」

「やっぱり・・・・」

 シャルロットはため息を吐く。

「どうしたシャルロット?」

「・・・・なんでもないよ・・・・・ラウラ・・・」

「?」

 その時であった

 ドォォォォォォォォン

「「!!」」

「ラウラ!」

「これは・・・おそらく・・・」

『生徒の皆さん、避難してください。ビーストが出現しました。』

「行くぞ、シャルロット。」

「うん。」

 

 学園外れの森、そこにはラフレイアの姿があった。

「チュオオオオン。」

「なによあれ!」

「まるで花みたいですわ!」

「セシリア、鈴!」

「シャルロット!」

「ラウラさん!」

「状況は。」

「今攻撃しようかと思ってたところ!」

 その時ラフレイアから黄色い気体状の何かが放出される。四人は回避する。

「なに!」

「なにかわかりませんが、一部だとしたら・・・・」

「そっちがその気なら!」

 ラウラが攻撃しようとした瞬間、山田先生が止める。

「待ってください!」

「「「「山田先生!」」」」

「そのビーストに攻撃してはダメです!」

「どうしてですか?」

「さっき画像で解析した結果、あれの花粉は引火性があります。」

「っ!それじゃあ!?」

「ええ、攻撃したら間違いなく引火します。」

「じゃあどうすれば・・・」

「あれは!!」

 全員はラウラが指差す方向を見る。そこには光の柱があった。そしてネクサスが姿を現す。

「シュア!」

「チュオオオオオオン」

 ネクサスは胸に左手をかざし振り下ろす。ネクサスはアンファンスからジュネッスに変わる。ネクサスはメタフィールドを展開する。

「シュッ、シュアアアアアッ、フッ、フィアアアア」

「チュオオオオオオン」

「シュアアアアアアアアアア」

 メタイールドは形成される。

 

「シュア!」

「チュオオン!」

 ネクサスとラフレイアはぶつかる。ネクサスは押すがラフレイアも負けじと押す。ネクサスはラフレイアのの腹部にパンチを入れる。ラフレイアは後ろに下がる。ネクサスは回し蹴りをラフレイアの頭部に喰らわす。ラフレイアは倒れる。ネクサスは追撃しようとした瞬間。

 ブシュゥゥゥゥゥゥゥ

「フアアアアアア!」

 ネクサスはラフレイアの花粉を喰らう。

「ウルトラマンが!」

「でも攻撃できない!」

「どうすれば・・・」

 ラフレイアはネクサスに近づき打撃を入れる。

「ジュアッ!」

 立ち上がるネクサスにラフレイアは突進する。ネクサスは受け止めるがラフレイアは花粉を掛ける。ネクサスはラフレイアの花粉の暑さに苦しむ。

「フアアアア、ア、フィアアアアアアア!」

「チュオオオオン!」

 ピコンピコンピコンピコン

「また鳴った!」

「あれって危険なときじゃないと鳴らないよね。」

「てことはウルトラマンは・・」

「限界!!」

 そう考えざるを得なかった。ウルトラマンのエナジーコアが鳴り響くときはデュナミストの肉体が限界に達したときのみにしか鳴らない。またデュナミストの負うダメージはビーストとの戦いのダメージだけでなく、変身時における負担も掛かる。二重に負荷が掛かってる状態である。

 ネクサスはラフレイアにパンチを喰らわそうと接近するがラフレイアは花粉をネクサスに吹き掛ける。

「ブアアアアアアア!!!」

 その時であった。突如メタフィールドに穴が開き、IS学園が見える。

 ピピピピピッ!

「はい!」

『山田先生か!良かった。』

「あの・・・どうしてそちらに繋がったんですか?」

『おそらくウルトラマンの作った亜空間に穴が開いたのが理由だろう。状況は?』

「ウルトラマンがあのビーストに向かって攻撃しているんですが、花粉が・・」

『ウルトラマンの胸は?』

「それが胸のクリスタルが赤くピコピコ光っていて・・・・」

「あの・・・・」

『なんだ、シャルロット。』

「この空間はウルトラマンが作り出した空間ですよね。」

『おそらくな。』

「じゃ、じゃあ・・・もしこの空間自体がウルトラマンの一部だといたら・・・」

『!!!』

「「「「「!!!」」」」」

 全員は気付いた。メタフィールドはウルトラマンによって作られた空間。ウルトラマンが弱ればメタフィールドにも影響を及ぼす。

 ラフレイアはメタフィールドの穴から出ようとする。ネクサスはマッハムーブを使いラフレイアの前に出てコアファイナルを使いラフレイアを弾き飛ばす。ラフレイアは吹っ跳び、ネクサスは膝を突く。だがネクサスは立ち上がり、後ろを振り向く。振り向く先にはIS学園が見える。

「シュアッ!」

 ネクサスは決意を決め、ラフレイアに向けて構える。

「チュオオオオオオン!」

 ネクサスはジャンプする。

「ギュオ!」

 ネクサスは右足を突き出し光を集中させ回転する。そしてそのままラフレイアに向けてアタックする。ネクサスの技・スピニングクラッシュキックが炸裂する。ラフレイアは弾き跳ぶ。ネクサスは両手で十字を作る。ネクサスの技・クロスレイシュートを放つ。

「シュアアアアア、フィアアアアアアア!!」

「キュオオオオオオオン!!!!」

 ラフレイアは爆発し吹っ飛んだ。メタフィールドは解除された。ネクサスは片膝を突く。

「フ、フアアアア・・・・」

「・・・・ウルトラマン・・・・」

 ネクサスは光となり姿を消した。

 

 一夏は自分の部屋で横になっていた。

 今日の戦い・・・・危険だった・・・・・あのまま負けてたら・・・・俺は・・・・

 そう思いながら一夏は寝床についた。

 

 所変わってラウラとシャルロットの部屋。

「ウルトラマン・・・大丈夫かな・・・」

「うむ・・・あのビーストとの戦いで疲れているだろう。」

「でも一歩も後ろに引かなかったね。」

「あれは見事な決意だ。」

「ラウラもウルトラマンみたいに決意すればいいのにね。」

「何のことだ?」

「み・ず・ぎ。」

「そ、それとこれとは別だ!」

「え~、そうかな~?」

「そうだ。大体、ウルトラマンとわけが違う。」

「でも決めたほうがいいんじゃない?」

「うう・・・・それは・・・・」

「ん?」

「・・・・ああ!もう止めだ!寝るぞ!」

「はいはい。」

 シャルロットたちも寝床1についた。

 

 


 
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