No.4771

ほたる

キアラさん

彼に導かれて川の潺の音のする方へ夜道を進んで行くと、
いっそう暗くなった茂みから弱い小さな光がいくつも見え隠れしてきた。
それは見え隠れしているのではなく、強弱をつけた光を放つ小さな発光体だった。
ゲンジボタルの群れが、小川の上を静かにゆらゆらと飛び交っていた。

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2008-05-10 23:52:47 投稿 / 420×630ピクセル

2008-05-10 23:52:47 投稿
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