No.464502

Unlimited Blade Works IN ソードアート・オンライン 3話 25層攻略戦前編 side cross

http://www.tinami.com/view/463052 の続きです。
誤字脱字ありましたらコメントからお願いします。

2012-08-03 22:29:42 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:6809   閲覧ユーザー数:6605

2013年5月

 

1層の時に迷子になっていたプレイヤーからメールが届く。

「そういえば俺は名乗っていたっけな」

そう考えながらメールを開くとその文面に驚きを隠せなかった。

 

1層では迷ってたところ助けていただいてありがとうございます。

よければ、25層ボス攻略戦に参加してもらえないでしょうか?

アインクラッド解放軍所属 セイバーより。

 

一通のメールを受け取り25層の最前線の町に来ていた士郎だったが、

正直ボス戦に参加するかしないか悩んでいた。

「今の俺のレベルじゃ正直足を引っ張るような感じがするからなぁ・・」

ステータス画面を開き自分のレベルを確認する。レベルは・・40か。

・・・・

いや多分レベルが足りないんだったらメールで断ればよかったんだよな。

自分でもわかってる、セイバーという名前に惹かれたんだろう・・

正直あの時のプレイヤーの顔を思い出そうとしてもピンと来ないものがある。

会いたいという気持ちがある反面・・・・・いやいいか。

 

そして集合場所に行くとひと目であのプレイヤーがセイバーと理解してしまった。

短髪金髪、青を中心として軽鎧、・・・なにより美人・・いやなんでもない。

近づいて声をかける。

「すいません、俺にメールをくれたセイバー?」

「えぇ、すいません急に軍として少しでも戦力が欲しい状況なのでソロプレイヤーにも声をかけることになって、士郎にも声がかかったのですよ。」

「別段ソロってつもりじゃないんだけどな」

と苦笑しながらセイバーに声をかける。

「ソロで最前線か最前線近くのダンジョンでレベル上げをしながら、パーティーを助けるお助けユニット士郎ですもんね。」

そうセイバーがいうと周りに集まっている恐らく最前線で活躍しているメンバーからいつもありがとう士郎!と声がかかる。

「いやいや、本当に士郎には助かってるよ・・第一層で士郎がいなければ俺は多分ここには立ってないと思うしな!」

セイバーと俺が話をしているといまや軍をまとめる一人になったディアベルが声をかけてくる。

「士郎今日もよろしくな!」

ディアベルと俺はゴツンと拳を合わせる。

「それじゃぁ士郎参加してくれるんですか?ありがとう助かります!」

ふとディアベルと拳をぶつけてから流されてしまったと公開反面頼られている以上全力でやると心に決めた。

それに・・人数がいつもの攻略組の面々が多少少なくなっている気がする。

「セイバー、あいつどうしたんだ?あの槍でずっと一番槍だ!って叫んでボスに挑んでいたプレイヤー」

そう聞くとセイバーの表情が途端に暗くなった。

「偵察隊に参加して・・そのまま・・」

セイバーはそれ以上言わなかったが、セイバーの表情で何を言おうとしたか直ぐに分かってしまった。

「もしかして・・軍のメンバーの数がいつもより少ないのは・・?」

「えぇ・・偵察隊で参戦したプレイヤーは何人か犠牲になりました・・今回ソロプレイヤー、他の攻略組の面々に軍の方から声がかかったのはそのせいです。」

息を呑む、俺が言っていたプレイヤーも含めて軍の精鋭を集めたプレイヤーたちがなすすべもなく倒されたという事実に。

勿論その中に俺の今のレベルより高いプレイヤーだっていただろう。

「厳しい戦いになりそうだな。」

「えぇ」

「なーに暗くなってるんだよ俺たちは全員生還して次の階層に向かうんだろ?勝とうぜ!」

ディアベルが盛り上げるように皆に聞こえるように声を上げる。

するとレイドを組んだプレイヤーたちから歓声が上がる。

その歓声を挙げているプレイヤーの中に混じらず少し輪から離れたところに風林火山のメンバーとキリトの姿を見つける。

「セイバーそれじゃまたボス部屋で!」

「はい。よろしくお願いします。」

 

「キリト、クライン、それに風林火山の皆元気だったか?」

話していたキリトとクラインがこっちを見る。

「おぉ士郎じゃねーかソロで活躍してるってキリトと同じように聞いてるぜ!」

「士郎もこの攻略に参加するのか・・よろしくな」

キリトとクラインの手をパンと叩き合うそのままの流れで風林火山のメンバーたちとも叩き合う。

「それで士郎、その後の・・そのどうだ?」

恐らく記憶の事を言っているんだろう、徐々に思い出していると言えば思い出しているが、

「いや、まぁこのゲームに取り込まれている以上リアルのことは忘れていたほうが幸せかもしれないし今は攻略を目指すよ」

と苦笑しながら返した。

クラインは一瞬暗い顔をしたが直ぐに笑顔になりバンバンと背中を叩いてくる。

キリトは不思議そうな顔をしていたが、突っ込んで聞いてはくれなかったので感謝だ。

 

 

そして一同は大きな扉の前に立つ。

「皆準備は出来たか?・・今回も犠牲者無しで次の階層に行こう!勝つぞ皆!!!」

ディアベルが叫ぶと扉を開け放し部屋にプレイヤー全員でなだれ込む。

前回のSAOでは軍のメンバーを壊滅させる出来事になった死闘が幕が上がる。

 

side エミヤ

 

25層攻略についてお話がしたいのでよければ会議に来てくれませんか?

そうセイバーからのメールの文面になっていた。

前回の25層攻略戦ではセイバーに関して思い出したくもない事が起きたボス戦だ、

ランダム転送結晶を使っているので同じことが起きる可能性が少ないと思いたいところだが。

「確定されている未来がセイバーの転送先ならばそれをなんとかしないことには・・」

しかしながら・・またもや「セイバー」からメールが届くとは・・

そう思いながら反面嬉しい思いでもあった、前回のSAOでは仲間と支えながら突破した階層の数々だったが今回なできるだけ人に近づかないように下の階層のキリトのようなスタイルを貫いているから・・人の暖かさというか・・そんな事を考えるとは結構まいっているのか・・?

やれやれと言ったかのように肩をすくめて25層に行くために転移門の前に・・っとそうだった。

赤い外套装備・・いつもの馴染み装備だと目立ってしまうので、

アイテム欄を操作して全身フル装甲装備にして・・最後に階層にあった槍を装備する。

あいつに見つかったら面倒だもんな・・

アイテム欄をスクロールしてインゴット、回復アイテムを確認する。

「セイバー・・絶対に助けてみせる!」

気合を入れて転移門からボスが待つ25層に転移する。

 

それぞれの思いを乗せて今ボス攻略戦が始まる。

 

 


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