No.457353

ソードアート・オンラインIN衛宮士郎 8話 終幕

http://www.tinami.com/view/454369 の続きです。
アニメソードアート・オンラインのネタバレを含みます。視聴の際にはご注意をお願いします。

2012-07-22 12:57:06 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:9943   閲覧ユーザー数:9611

キリトがクラディールに襲われて1週間が過ぎようとしていた。

アスナとキリトはギルドからの不信感からか、KOBに休暇届けを提出し22層、私のホームの近くのログハウスを購入し新婚生活を堪能しているらしい。

「羨ましい・・と言えば羨ましいが、今の私は階層攻略しか見えてないからな」

そう割り切るとエミヤはフィールドをまた歩き出す。

1週間前に75層が解放され、そのフィールドでボス部屋を探していた。

「っ!はあああ!」

黄金の剣で一閃をして、敵を薙ぎ倒していく。

このフィールドの敵は強くとは感じないがなにぶん数が多い、手数を掛けて倒していたらあっという間にこちらのHPを喰らい尽くされてしまう。

「ふぅ・・」

4・5匹倒したところで周りに敵が居ないことを確認して息を吐き出す。

勿論息を吐き出すといっても気持ちだけで実際にはゲーム内なので吐き出すことはできないが。

「そろそろボス部屋が見つかってもいいんだけどな」

マップを弄りながら未踏破の部分とにらめっこをする。

よし、と気合を入れてマップを消し次の未踏破の部分に向かう。

 

「あれか・・」

ダンジョンの中で明らかに異質な雰囲気を醸し出している場所を発見した、恐らくあそこが75層のボス部屋だろう、と考えている時丁度入口当たりにヒースクリフの姿を見つける。

何をしてるんだろうと思いながら後ろから近づく。

「ヒースクリフ何やってるんだ?」

あらかじめ探索スキルで俺のことは見つけていたらしい対して驚きもせずこちらに振り向く、

「あぁ、ボス部屋を見つけたのでなこれを登録している」

そういうとヒースクリフは回廊結晶を見せてくる。

「いくらKOBのギルドマスターだからってそこまでする必要ないんじゃないのか?」

エミヤはその行動に驚きながらもヒースクリフに問いかけた。

「いや、ここは75層・・25層、50層と強力なモンスターが現れたんだ、用心に越したことはないだろう・・よし登録完了だな」

回廊結晶から小さくピッと音が響き登録が完了したことを知らせる。

「エミヤ君だったか、これから私はホームにもどるのだが一緒にどうだろう?」

「いや私はボス部屋覗いてきます、どんな相手か気になるしな」

そうかとうなづいた後、無理はするなよと一声かけてヒースクリフはワープポイントの方角へ歩いていった。

それを見送りながらポーチの中にある結晶アイテム、回復アイテム、インゴットを確認する。

「よし行くか」

意を決して扉を開けなかから様子を確認する。

「・・・・・?」

ボスが現れない中央にいかないとボスモンスターが出ない仕様なのか・・な?

それがわかっただけでも収穫があったと割り切ってボス部屋に入らずにそのまま回り右で戻っていく。

街に戻るとヒースクリフが提供したのだろうマップデータが提供されており我先にとそのデータの取り合いが始まっていた。

掲示板の一部にヒースクリフが書いたのだろう偵察隊募集の概要が載っているページを見つけて読む。

2日後偵察隊を連れて・・ボス部屋に乗り込むのか・・まぁ様子見程度だし大丈夫だろう。

 

その予感が大きく外れて2日後の偵察隊任務についた10人の攻略組と呼ばれるトッププレイヤーの姿がこのゲームから消滅した。

 

その偵察隊の話を聞いたヒースクリフは不本意ながらと言いながらアスナとキリト宛にメールを送ったらしい。

俺はそのささやかな幸せを守れない自分に歯がゆい思いをしつつも、キリトとアスナがいるなら頼もしいと思う自分が居た。

 

 

あまりにも悲惨な偵察隊の現状を知った、キリトとアスナはこのボス攻略に参戦してくれるらしい、最もキリトはアスナの生存を一番に考えて行動するとヒースクリフに言ったらしいが。

 

コリニアのゲート近くの広場には攻略組の中でも最も上位に入る面々、それとゲームスキルが高く、統率が取れやすい面々が選ばれた。

その中にはエミヤの名前も含まれており、こうしてコリニアに来ている。

周りを見渡せば最前線で共に戦ったこともあるプレイヤーも集まっていた。

「エミヤお前も来てたのか」

振り向くとそこには風林火山のメンバーとそのギルドマスターのクラインが居た。

「クラインやっぱりきてたか、お互い頑張ろうな」

クラインに拳を合わせてメンバーとも拳を合わせる。

「しっかし、やけにメンバーが最強というかかなり強い部類の面々が集まってるよな、ヒースクリフの力ってすげーよな」

クラインが感心するように言う。

前層はキリトがなし崩しで二刀流を使い攻略をしたが、ヒースクリフは基本的に副団長のアスナにその攻略の作戦を一任している。

今回の攻略は、ヒースクリフ自身が作戦の立案、ギルドへの声かけソロプレイヤーに声かけを行なっていた。

「まぁアスナがぁ、あのキリトとぉー新婚生活していたらしいからぁーしょうがないといえばしょうがないんだがー」

なんというかクラインは未練たらたらの様子で顔がふにゃふにゃしながら言っていた。

「羨ましがるなクライン。守りたいものがある人間は強くなるさ、・・っと噂をしたらなんとやらだな」

別に羨ましいってわけじゃねーしと言うクラインを放置してキリトの元へ向かう。

「すまないなキリトアスナ、新婚生活のさなか呼び出しっていうのになってしまって」

エミヤは本当に申し訳なさそうにキリトに声をかける。

「はっ、ラブラブしている連中にはちょうどいい刺激だろキリト?」

クラインが煽るように声をかけてくる。

「気にするなエミヤ断ろうと思えば断れたんだけどアスナと話し合って決めたことだよ、それとクライン!この戦い終わったら一度家に来てくれ、なんとものどかな感じを味あわせてやる」

キリトとアスナは肩を寄せながらクラインに言う。

「勘弁してくれよぉ・・」

肩を項垂れながらクラインが泣く泣くそう答えるしかできなかった、すると風林火山の面々がクラインには俺たちがいるじゃないかと言いながらクラインにのしかかり押しつぶしていく。

「ちょ、ダメだ。おもいってお前らーー!」

その様子を見ていたプレイヤー達から笑いが生まれる。

緊張がほぐれたところで時間ピッタシにワープポイントが青い光沢を光らせたと思うとKOBの面々がワープしてくる、最後にヒースクリフが現れた。

ギルドメンバーを引き連れてプレイヤーの間を歩く。

前まで行くとヒースクリフは声を挙げた。

「欠員はないようだな、よく集まってくれた。状況は既に知っていると思うが厳しい戦いになると思うが、諸君らの力ならば乗り越えれると信じている。 解放の日のために!」

プレイヤーは各々声を挙げときの声で答える。

エミヤはそれに頷いて応じて彼のカリスマ性に驚いていた。

「なるほど、最強ギルドのギルドマスターだけなことはあるな」

ある程度声が落ち着いてきたときに、

「キリト君その二刀流存分に発揮してくれたまえ、それとエミヤ君、君の剣製スキル期待している、ユニークスキル使いが3人も居るんだ負けるわけがない!」

キリトと俺が頷くとまたもや辺りが歓声に包まれる。

するとヒースクリフが結晶アイテムをポーチから取り出す。

辺りからおおお・・とかマジかよとか言う声が出てくる。

転移結晶の一つ回廊結晶だ。

通常の転移結晶では一人しかワープできないがこの回廊結晶は一度にたくさんのプレイヤーのワープができるがそれゆえに高価で殆ど使われたためしがないアイテムだ。

「コリドー・オープン」

ヒースクリフがそう言うと結晶アイテムが砕けて回廊・・ワープポイントができる。

ヒースクリフがまず歩きだし次々プレイヤーが入っていく、エミヤは風林火山の後にそのワープポイントに侵入した。

転移の独特の感覚に包まれて次の一歩を踏み出すと先日ヒースクリフが居た場所・・ではなく少しずれた場所に出た。

疑問に感じながらも人数が人数だからずれてるのかと・・勝手に思い込み歩を進める。

最初にゲートに入った面々は各々ウィンドウを表示させ装備。アイテムのチェックをしているようだった。

エミヤもそれに習い装備とアイテムのチェックを開始する。ウィンドウのアイテム欄を開くとずらーっとインゴットが並ぶ。

「毎度のことながらこのチェックはしんどいな・・」

ぼやきながら足りないインゴットがないかチェックする。

チェックが終わる頃にはほとんどのプレイヤーが装備のチェックが終わってり残り数人と言ったところだった。

キリトがエギルとクラインに声を掛けているそれに混ざり3人に声をかける。

「死ぬなよ、ってキリトに言われたか」

言った、言われたよとキリトとクラインに言われてエギルに関しては芸のない奴と言葉を返してくる。

ヒースクリフが扉を開けてそれを見たさっきのメンバーにアスナを加えた面子は一斉に扉の向こう側に目指す。

 

 

指示はなかったが各々剣を持ち簡単な陣形を組んで部屋の中央まで来る。

だが、ボスモンスターが湧いてくる気配がない。

「あの時と一緒・・しかしボスモンスター特有のなんていうか重みは感じる・・」

辺りを見渡していたエミヤがふと気づいたように上を見上げる。

「上だ離れろみんな!」

一斉に頭上を見上げたプレイヤーは各々敵が落ちてこないと思われる方向にダッシュする。

しかし3人ほどその場に硬直してしまって動けないプレイヤーがいた。

それを見たエミヤは疾走していた方向とは逆の方角に一気に方向転換する。

無理やりとも言える方向転換にブーツに付けた貴金属から火花が散る。

「くっ間に合えっ!」

一人は体術スキルが発動しない疾走の勢いを含んだキックで大きく蹴り飛ばし、残り二人は場所が近かったので抱えて跳躍する。

骸骨の狩り手と名がついた百足型モンスターは散ろうとしているプレイヤーの上に落ちてくる。

落ちてくる攻撃は交わしたエミヤ達であったが、直ぐに百足の右腕の骨で出来た大きな鎌が近づいてくる。

躱せないと判断したエミヤは抱えていた二人を地面に叩きつけるように投げつけ自身だけ鎌の攻撃範囲に位置する場所に立つ。

 

「――――凍結、解除<<フリーズアウト>>」

 

あらかじめ凍結させておいた武器の一つを取り出す。

空中で斧剣を装備しその巨大な剣で鎌の攻撃を防ぐ。

斧剣がギャリギャリと悲鳴と火花を上げながら敵の攻撃を防ごうと奮起するが、空中に浮いたエミヤの体は一直線に壁に叩きつけられる。

「ガハッッ!」

たまらず空気を吐き出す、がダメージは壁に叩きつけられて発生したダメージだけらしくHPバーをは2割減ったという所だった。

「一人では支えきれないかっ!」

壁にめり込んだ体を壁から引きずりながらエミヤは毒づく。

振り抜いた右腕の鎌を直し再度今度は先ほど地面に叩きつけたプレイヤー達に振り下ろす。

エミヤは疾走しようとするがそのプレイヤーと鎌の間に巨大な盾を掲げたプレイヤーが割り込みその百足モンスターの鎌攻撃を盾で受ける。

しかし腕は2本あるように、鎌が二本あり左腕の鎌が容赦なくヒースクリフに襲いかかる。

エミヤは斧剣を掲げて攻撃を止めようとするが先ほどと同じようにずりずりと壁側に向って体が連れて行かれる。

「くっ」

歯がゆい声をあげるがその体は容赦なく叩きつけられると思ったが、後ろから二本の剣を交差させ突っ込んできたキリトが鎌に攻撃を仕掛ける。

少し重みが減り壁側に連れて行かれるスピードが緩和されるがそれでもずりずりと壁に向かって体が行こうとしている逆の方向に体もっていかれそうになる。

もうすぐで壁際というところで純白の光芒をまとった剣がまるで閃光のように鎌に突き刺さる。

途端に鎌の力がなくなりその隙をついてキリトとエミヤが持てるだけの筋力パラメータを発揮し一気に押し返す。

「キリト君と私が同時に攻撃を仕掛ければ多分抑えれる、エミヤは尾の方から攻撃を!」

アスナの声に反応して任せるとキリトとアスナに声を掛けると回り込むように尾に向かって疾走する。

後ろからキリトの声が聞こえてくる。

「鎌は俺たちに任せてくれみんなは側面から攻撃を頼む!」

その言葉に攻防に見とれたいたのか敵の容姿に恐怖を感じていたのか停止していたプレイヤーたちが我にかえり各々武器を振り上げ百足の側面から攻撃を開始する。

しかし尾が激しく動いたと思うと攻撃をしていたプレイヤーの何人かを吹き飛ばし地面に叩きつけた。

一気にイエローゲージまで持っていく威力をみたプレイヤー達の攻撃する手が止まる。

そのプレイヤーの間、尾の攻撃の間を縫うように移動しながら似合わないバンダナを付けたプレイヤーが刀で側面から攻撃を仕掛ける。

「ばかやろう、お前らキリトとアスナとヒースクリフが必死に攻撃止めてくれてるんだぞこんな尾の攻撃如きで引いてどうする!」

その声に反応したのか、まずは風林火山のメンバーが雄叫びを上げながら攻撃を仕掛ける。

その様子を見ていた足踏みしていたプレイヤーたちはようやく攻撃を開始する。

斧剣を持ってエミヤも大きく振りかぶり単発技で攻撃を仕掛ける。プレイヤーのダメージが聞いてきたのか徐々にだが敵のHPバーが減っていく。

 

急に尾がエミヤだけを狙ったのか、不規則な動きで攻撃してくる。

「ちっ」

自身の戦闘理論によって脱出す手段を思考するがその手段が一つしか思いつかなかった。

「攻撃は最大の防御!」

大声を上げながら重たい斧剣を振りかぶる。

 

「――――憑依経験、共感終了」

 

ならばその攻撃を今斧剣が出せる最大の剣技で攻撃をしつつ防ぐのみ。

 

「――――投影、装填」<<トリガー・オフ>>

 

使用する剣技はかつて戦った相手、しかし妹を守るため命懸けで戦ってくれた妹の従者。

 

1発目は攻撃してくる尾をはねのけ、

 

2発目は、敵の二発目の攻撃を退け、

 

3発目は敵の尾を斬ろうとし、

 

4発目は同じ尾をの弱った部分攻撃し尾を斬りとり、

 

5発目は側面から沢山ある足を斬り、

 

6発目で右側の足を全て斬り、

 

7発目で左側の足を斬り、

 

8発目で左側の足の残りを斬りとり、

 

9発目で本体に投剣する。

 

 

「――――是、射殺す百頭」<<ナインライブスブレイドワークス>>

 

 

想像していた通りにソードスキルが発動しエミヤが斧剣を奮う、顔から毒液やらガスやらはかれてエミヤ自身のHPバーも徐々に削れらていくがそんなことではエミヤは止められない。

「はああああああああ!」

最後に投剣をし百足のHPを削り取ると役目を終えたのか斧剣がモンスターのアバターが消失するのと同じタイミングで消失した。

そこでエミヤの意識が暗転した。

 

「おい!エミヤ聞こえるかおい!」

声がする・・遠くの方で声がする・・そう思うと急に意識が暗い部分から明るい部分に移動する。

「あ・・・・あ・・ぁ・大丈夫だキリト」

ぼーっとする頭を振りながら体を起こすとまだ当たりには四散したモンスターのポリゴンが残っていた。

意識が飛んでいたのはほんの数秒のことらしい。

辺りを見渡すと各々回復結晶をもって近づいてくる姿が見えた、HPバーがみるみる回復していく。

とはいえ、疲労感は体が少々重たいかなと思うぐらい感じており、今日寝るだけでは回復しなさそうだなと他人事のように考えていた。

「キリト・・・今回の攻略何人死んだ?」

キリトは一瞬驚いたような顔を見せるが笑顔になり。

「今回は犠牲者無しだ、やったなエミヤ」

手を差し出してくるのでその手を握り立ち上がる。

エミヤは大量に拍手されるのには慣れておらず照れていて、キリトも同じように恥ずかしかったんだろうやめてくれやめてくれと周りに声をかけている。

アスナにとっては恥ずかしそうにキリトの腕にしがみついている姿が見えた。

ヒースクリフに関しては、

 

まるで籠の中の鳥を見るような、そう箱庭を管理している絶対の存在のような目線で辺りを見渡していた。

 

ドクン、ドクンと心臓が高鳴る、震える手を抑えながらキリトの方を見ると蒼白となった顔でヒースクリフの方をみながら剣を抜いていた。

恐らく俺とキリトの考えは同じなのだろう、キリトが踏み出したタイミングで干将・莫邪の干将を投剣した。

弧を描きながらヒースクリフに近づくがいち早く気づき盾でガードしてくる、同時にキリトがヒースクリフにソードスキルレイジングスパイクを発動させ一気に近づきヒースクリフの体を貫いた。

 

システムが急に一つの単語を吐き出した。

 

Immortal Object 不死存在。普通のプレイヤーが保時するはずがないシステムメッセージだ。

 

キリトとエミヤは互いにある程度の距離に抜剣しながら近づく。

 

「他人がやっているRPGを傍観するほどつまらないものはない・・そうだろ茅場晶彦」

キリトがそう告げるとエミヤ以外のプレイヤーは今まで送っていたあたたかな視線ではなく冷たい視線をヒースクリフに向ける。

ヒースクリフは無機質に笑いながら言葉を綴った。

「たしかに私は茅場晶彦だ、付け加えるなら最上階で待つ最終のラスボスでもある。」

今度こそ周りのプレイヤーは硬直したが唯一動いたKOBの幹部の一人が声を荒らげながらヒースクリフに突っ込んでいく。

「貴様・・貴様が俺たちの忠誠心・・希望を・・貴様ーー!」

ハルバートで攻撃を仕掛けようとしていたが、ヒースクリフが左腕を振ると途端に地面に落下し動かなくなる。

その様子を見ていたほかのプレイヤーたちも麻痺毒のエフェクトが体に走り途端に手をつく。

エミヤも例外ではなく、同じように体が動かなくなる。

「さて・・しかしこのまま最終層紅玉宮で待つのも芸がない・・キリト君とエミヤ君に私の正体を当てた報酬をやろう、私と対決し勝てば全プレヤーのログアウト・・つまりはゲームクリア、負ければ死だ・・実にわかりやすいだろう?勿論不死属性は解除させてもらおう」

その言葉を聞いたキリトは押しとどめた感情を表にだしながら顔を上げる。

「だめよキリト君……! あなたを排除する気だわ……。今は……今は引きましょう!」

アスナの声はキリトには届いたのだろうか腕一本動かせない体では様子を伺うことができない。

体を動かそうとするがぴくりとも動かせず、声しかかけられない。

「今はアスナの意見が正しい!引くんだキリト!」

キリトに俺の声は届いたのだろうか、その様子を見るため少しずつ体を動かしキリトの方を見据える。

キリトは剣を引き抜き戦闘態勢に入っていた。

「いいだろう。決着をつけよう」

ヒースクリフに向って声をだすキリト。

「ダメだその選択肢を選んじゃダメなんだキリト。」

エミヤは必死に声を絞り出すがしびれた体では声を出すのもままならない。

エギルやクラインから声が投げられるがそれに剣を掲げて答えたキリトは再びヒースクリフを見据えていた。

デュエル開始を宣言するシステム音が辺に響きおたがいの剣が交錯する。

その剣劇を見ながらエミヤは何かできることはと模索していた。

ウィンドウを開こうとするが右手は動かず装備を変更することもアイテムを使用することもできない。

「もう・・ダメなのか・・見ているだけしかできないのか・・」

諦めが入った声で誰にも聞こえないようにつぶやく。

 

―――貴様の理想はその程度の物か。

 

声が聞こえる、理想を追い求めて追い求めたとある男の声が聞こえる。

「いや・・まだだ・・諦めるわけにはいかない」

今度は左手を動かそうとする、だがやはり動かないと思っていたのだが僅かに動いてだんだんとしびれが薄くなっていく。まさかとおもって体を起こそうとするが動くのは左腕だけでほかはまったく動かなかった。

 

「――――凍結、解除<<フリーズアウト>>」

 

左手に二つ目に凍結していた黄金の剣が現れる、左手で強く握って地面に差し込んで立ち上がろうとする、がうまく刺さっていなかったらしく黄金の剣が倒れてエミヤの体は再度地面に投げ出される。

黄金の剣が少し地面を滑って、手が届かないところまで行く。

しかしずりずりと左腕だけで進み惨めに這いつくばりながらも剣のもとへたどり着く。再度立ち上がろうと剣を地面に突き刺し体を起こす。

足がガクガクと震えている、右手の感覚もない。

 

あるのは、あの時アーチャーから貰ったはずのこの左腕とこの世界のセイバーの思いが詰まった黄金の剣。

剣で体を支えてようやく立ち上がる、立ち上がると言っても剣にもたれかかるようになっているのでなんとも惨めな立ち方だ。

遠くの方でキリトとヒースクリフが攻防を繰り返している。

さぁ、立ち上がったぞエミヤ次は・・・次はどうする。

再度思考を加速させ自身がいま出来ることを想像する、創造する。

左手で右指を動かしウィンドウを表示させスキル欄から無限の剣製を選択する。

これまで使ってきたスキルがウィンドウに表示されその中から探そうとする。

 

―――――何を探している、「今」の貴様なら使えるはずだその腕を通して知っている貴様なら

 

再度頭の中に声が響き、次に何をすべきか理解する、否。最初からそれしか手段はなかった。

顔を上げる。これから始めるのは禁じられた術、本来の俺ならば使えない禁呪。

しかしこの世界で体験し、創造してきたものがこの場にはあった、ならば、ならば副産物が出来て本命ができない訳がない。

昔――――外套を外したときは余りにも―――が違いすぎて使えることができなかったが、今の俺ならば赤い荒野に歯車が現れている俺ならこの腕を通して知識を理解し、使用することができる。

再度スキル欄の無限の剣製をクリックする。否今度は同じスキルタブであるはずの無限の剣製を再度タッチする。

するとアイテム欄からじゃらじゃらとインゴットが溢れ出す。これまでにほかの仲間たちと協力して集めていたこの世界にある今まで発見されている全てのインゴットがエミヤのアイテム欄から溢れ出す。

その数は10や100に留まらずエミヤの周りを埋め尽くす。

 

あとはもうスキルの説明を見なくても理解している。

 

「体は剣で出来ている。」

 

「血潮は鉄で、心は硝子。」

 

「幾たびの戦場を越えて不敗。」

 

「ただ一度の敗走もなく、」

 

「ただ一度の勝利もなし。」

 

「担い手はここに独り剣の丘で鉄を鍛つ。」

 

「ならば、我が生涯に意味は要ず。」

 

「この体は、"無限の剣で出来ていた"。」

 

 

赤い炎がボスの部屋を包み込み世界を改変させた。

辺は先ほど到場所とはうってかわり荒野。

空は赤くところどころに歯車が見える。

今頃になって辺の様子に気づいたキリトとヒースクリフは攻防をやめお互いに距離を取り辺りを見渡している。

 

その中で唯一小高い丘のようになっていた上に少年は立っていた。

黄金の剣でようやく立っていた少年はインゴット・・だった物達の上で一人黄金剣をに支えて立っている。

 

「ヒースクリフ・・お前の世界はこの俺の世界によって叩き潰す。」

 

最後の戦いの幕が今上がる。

 

 

 

 

すこし小高い所に居たエミヤがその丘から降りてくる。

荒野のだから岩だと思っていた丘は岩ではなく、一つ一つ重なった剣だった。

剣、剣、剣、剣、剣で埋めつくされた丘からエミヤが降りてくる。

ギシギシと一歩踏み出す度に剣同士が悲鳴を上げる。

「エミヤ君・・君には毎回驚かされるな・・」

ヒースクリフは見上げるようにエミヤを見上げながら言葉を続ける。

「まず最初にログインしたときは吃驚したよ。何故か君は、ゲームのログインを封じてから10001人目とログインしてきたのだからな」

その言葉を言ったあとキリトをはじめとするこの場に居るプレイヤーの視線が一斉にエミヤの方に向く。

口々にそれってクラッキング・・?ハッキングじゃねとかなんとか辺りがざわめく。

「いやその二つはありえない、私が保証する・・まぁ今のエミヤ君からは何も聞き出せないと思う・・・ならば選択肢は限られてくるんだがな・・菊岡、本当に面倒な物を寄越したものだ。」

 

その中から一本の剣を引き抜く。キリトがその剣を見て喘ぐような声を上げる。

「その・・その剣はサチが使っていた・・」

引き抜いた剣はサチが片手剣に移行したときにキリトからサチが頂いて大事に大事に使っていた愛剣だった。

キリトはサチの剣があった場所にまさかと思い目を凝らしてみる。

そこにはサチの一緒のギルド月夜の黒猫団のメンバーが使用していた剣がお互いを支え合うかのように地面に突き刺さっていた。

剣を引き抜いたエミヤは疾走しヒースクリフに切りかかる。

「ふっ!」

単発基本技をなんども繰り返しヒースクリフは何もないように盾を掲げてそれをガードする。

「私たちのレベルにその武器は通じないとわかっているのかね?その低レベルの武器が私に効くとは思えないがね・・いつも君が使っている双剣を用意したまえその時間ぐらいは・・」

言い終わる前にエミヤはソードスキルシャープネイルを発動させ3連続攻撃を繰り出す。

キリトはそれを眺めてはっきりと確信を得た。

 

「エミヤ・・君は死んだプレイヤーの剣とそのプレイヤーが一番好んで使っていたスキルを発動させた・・?」

 

震えるような声でキリトはエミヤに声をかける。

エミヤは何も言わず次の剣を握り引き抜いた。

それは両手剣であり紋様がいろいろ入っており綺麗なロングソードであった。

エミヤはそれを中段で少し担いだような形で構えて構え終わった時に一気にソードスキルを発動させる。

両手剣上段突撃スキルアバンラッシュだ。

キリトはその軌道をどこかで見たことがあると思い記憶の中を探る。

つい先日クラディールとのデュエルを思い出した。

「今度はクラディールの剣・・・」

キリトがそう呟くと今度はアスナがその言葉に反応しエミヤを見据える。

ヒースクリフはそれをあっさりと盾でガードする。

盾と剣が悲鳴を上げ辺に響かせる。

しかしアスナはその剣技を見てまるでクラディールがアバンラッシュを発動させヒースクリフに攻撃したような錯覚を覚えた。

 

「ヒースクリフ・・これが重みだこのゲームに捕えられそして死んでいった物達の重みの剣だ」

エミヤは手にもっていた両手剣が消滅するのを見ながら言葉を続ける。

「俺はこの剣の数のプレイヤーを見殺しにした、もしかしたら助けれたプレイヤーだっていたかもしれない」

その言葉を言ったあとエミヤの頭に一人の黄金の剣を使う少女を思い出す。

「ヒースクリフ、お前は血盟騎士団の団長としてそのゲームクリアに命を注いでいると思っていた、けど実際はこのゲームを支配している一番の悪だった・・それを信じて戦った者達もこの剣の持ち主のなかにいるはずだ!その想いをふみにじった・・ヒースクリフお前だけは許されない!」

「だが所詮死んでいったプレイヤー達の剣・・・私に挑むにはレベル不足だな・・それがMMORPGの宿命と言うところか・・」

ロングソードを一本引き抜く、それはかつて一層で最初の絶望に挑み散ってたディアベルの剣。

「一層の時の武器か・・尚更私の盾にすら傷一つ付けられないぞ」

 

「――――――構成材質、補強」

 

エミヤが一つぶやきその剣で3連撃のソードスキルを発動させる。

ヒースクリフが心底残念そうな顔をして盾を掲げる。

その盾を一撃目で傷を付け、二激目で盾を後方に飛ばし、三激目でヒースクリフ本人にダメージを与える。

驚いた顔をヒースクリフがエミヤに向ける。

その攻防を眺めていたキリトであったがようやく今自分がどういう立場に立っているか思い出し両手に持つ剣に力を入れる。

「・・ってダメージが通る?」

キリトが今更ながら普通にダメージが通ったことに気づき、ヒースクリフがその現象を普段見たことがない表情でなぜだとつぶやく。

「この世界でお前の世界を潰すといったはずだヒースクリフ、ここではお前の左手の力は使えない」

ヒースクリフがその言葉を聞いたあと権限を使用するウィンドウを表示させようと左手を動かすがシステムはその要求に答えなかった。

「私の世界を奪ったというのかエミヤ君・・」

初めて見るヒースクリフの怒りに体が恐怖で震える。とたんにヒースクリフが盾から取り出していた剣で突進系スキルを発動させ一気に距離を詰めてくる。

「毎度毎度私を作り上げた世界を君という存在は塗り替えてくる!それが非常に気に入らなかった!」

エミヤはそれを距離を取って回避する。

「本来仕様にない剣を創る、本来ありえないソードスキルを使う、プレイヤーに知識を与える剣を創る。どれもこれも私が作ったこのゲームには本来ありえない仕様だっ!」

振りかぶった攻撃をエミヤはその場に用意されてたかのような黄金の剣を掴みそれでヒースクリフの剣を防ぐ。

その一撃で黄金の剣が堪らず悲鳴を挙げビシッとと言う音と共にひびが入る。

ヒースクリフが筋力パラメータを持って一気に押し切ろうとする。が横から二刀流で突進スキルを発動させて突っ込んでくるキリトに気づきその場から離れる。

キリトはそのダッシュ力でエミヤの元に近づきエミヤの横で剣を構える。

ヒースクリフは計算してたのか離れた所に後ろに飛んでいった盾がありそれを拾う。

「このゲームで死んでいったプレイヤーは恐らく本当に死んでいるんだろう、ならば、その想いは俺が引継ぎ、背負ってその想いを剣にのせてお前を倒すヒースクリフ!!」

ヒースクリフに向ってさいそ疾走を開始する。手にはひびが入った黄金の剣

キリトもそれに追従するように後ろから付いてくる。

エミヤはヴォーパルストライクを発動し一気に突っ込む、ヒースクリフはそれを読んでいたのか付き攻撃を難なく交わし剣を持ちキリトに向ってヴォーパルストライクを発動させる。

キリトは驚いた顔を挙げたがそのまま突っ込みおたがい腹辺にぶち当たり剣が貫く。

キリトのソードスキルは盾を貫きヒースクリフの体にも攻撃が届いていたが盾が良い防御材になったのかのかHPは残り三割程度残っていた。キリトの方はというとまともにダメージが喰らいガクガクガクとグリーンからイエローそしてレッドまでバーが下がっていく。レッドのギリギリのラインでダメージが止まったが継続ダメージが発生しその残り少ないHPバーが減っていく。

エミヤはソードスキルを発動した硬直にかかっておりどうすることもできない。

顔を歪めながらまだかまだかと硬直を解除される時を待つ。

しかしその後方からまさに閃光の一撃がヒースクリフを襲う。

「エミヤ君はやらせないっ!!!」

アスナのレイピアがヒースクリフの盾を押しお互いに刺さっていた剣がゆっくりと抜けそうになる。

切り抜けたエミヤが硬直が無くなり後ろからヒースクリフを黄金の剣で切ろうとするがその前にヒースクリフがエミヤの体に突き刺さった剣を横になぎ払った。キリトのHPバーが消滅し同じく横に居たヒースクリフを押し出そうとしていたアスナにも剣が命中しボスによってダメージを受けていたHPが消滅する。

エミヤは消えゆく二人が抱き合いながらこっちを見て「任せた」と言っているような気がした。

「ヒースクリフぅぅぅぅ!」

雄叫びを上げながら黄金の剣を振り下ろすが横なぎにした振り抜いた剣にたまたまあたり黄金の剣はバキッと言う音共に二つに割る。

だがヒースクリフの剣も弱い部分に黄金の剣が命中したのか悲鳴を上げて二つに割る。

ヒースクリフはその隙に振り向き当たり判定のある盾を前面に出し攻撃してくる。

エミヤは剣をたぐり寄せようとするが剣が手元に来る前に盾の攻撃を喰らい「無限の剣製」の使用デメリットで最大HPが1になっていたHPを一瞬で消失させる。

「くっ・・・っそおおおおおおおおおおお」

 

この世界からエミヤと言う人物が消失していくのがわかる、既に足の感覚はなく中に浮いている気分だ。

僅かに残った目と言う意識をヒースクリフに向ける、ヒースクリフはこちらを先ほどとはうってかわって冷静になったのか無表情がこれ以上なく合う顔をしている。

 

あと一手・・あと一手さえあれば・・・っ!

しかし無常にも手の感覚も徐々に消えていく。

 

「お兄ちゃん、助けてあげるね!お兄ちゃんはまだ「こっち」に来たらダメなんだよ!」

 

ふと殆ど意識が真っ白になった頭にそう言葉が響き、一瞬だが五感が元に戻る。

 

たぐり寄せようと思っていた剣が地面に突き刺さってるのに気づき引き抜く。

そのときヒースクリフがありえないとつぶやいたような気がする。

右手には「ランベントライト」左手には「ダークリパルサー」アスナとキリトの想いが詰まった剣を装備し最後のソードスキル・・キリトの二刀流の最上級スキル、ジ・イクリプスを発動させる。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

徐々に消失していくのがわかる体を無理やり動かしながら剣を放つ。

ヒースクリフの完全に意表をついたのか防御もできずにHPを削りきる頃にはエミヤの意識は完全にゲームから消えていた。

 

 

 

 

 

 

ふと目が覚めるとそこは白だった、何もない白。

「・・ここは・・どこだ・・?」

先程までどこかで戦っていたような気がするんだが・・

ふと頭の中に情報としか言えない物が流れ込んでくる。

「あぁ・・そうか奇跡の代償か・・俺・・いや私は守護者の椅子に生きたまま座らせられたのか」

ふと頭の中にキリトやアスナや他のプレイヤーのことが気になり思い出そうとするが何も思い出せない。

「あいつら大丈夫なのか・・?」

「自分の心配をせずに他人の心配をするか・・なるほど菊岡が言う「斬鉄の英雄」に相応しい末路だな・・」

頭の中にヒースクリフの声が聞こえてきた。辺りを見渡すが姿はない。

「ふっ探しても無駄だ私の肉体はとうに滅びている、今の私はデータの集合体と言っても過言ではない。」

エミヤは溜息を付きつつ一言話しかける。

「なんのようだヒースクリフまさか雑談がしたくてここに来たんだんじゃないだろうな?」

「流石エミヤだな、エミヤに忠告してくれと、いやどちらかと言えばアドバイスかそれを頼まれてなわざわざ出向いたのだ。」

「なんだヒースクリフ」

「これから君は人の形を保ったまま摩耗し続ける人生を歩むそして恐らく英霊になる、しかしアインクラッドの日々を絶対に忘れるな、だ」

 

それからという日々は覚えてない。助けて殺して、助けて、殺して、たす、コロシテ。

そんな日々。

 

 

 

そうやって何日、いや日にちという概念が存在するのかも怪しいが一筋の光が私を捕らえた。

「ん。。なんだこの光はっ!?」

すると体が急にその光に引き寄せられそのまま体が落下していく。

「な・・んだこれっ!」

家の屋根が見えてその屋根に思いっきり突っ込む、そのまま地面まで家を突き破るのかと思っていたがソファーの上に綺麗に着地をした。

すり減らされた頭の中から記憶を探る。

「ここは遠坂の家・・?って事はもしかして・・」

バタバタと二階に上がってくる音が聞こえる。

少女は扉を開け放つと驚いたように声を荒らげながら家がどうとかなんでこんなところにとか文句を言う。

俺はその様子を見ながら生前苦しい時に会いたかった少女にアーチャーっぽく声を掛ける。

 

 

「ふむ、状況から察するに君が私のマスターで良いのかね?」

 

 

ここでこの物語はここで幕が閉じ、そして始まる。

 

 

プロローグEND

 

 

 

「アーチャーなんでお前もこの世界に来てるんだ!」

 

「さて・・なぜだろうな私にもわからんよ、しかしこれは間違いなく奇跡なのは間違いない」

 

 

 

「アーチャーなんでそのセイバーと一緒にいるそいつはラフコフに所属していてレッドネームだから人を殺しているんだぞ!」

 

「ふむ、貴様こそ何故こいつを悪と決めつける?私は1000を助けるために100を犠牲にしたことがある。もし現実世界にそのレッドネームの存在があったら間違いなく私の名前は赤だろうさ」

 

 

「小僧、貴様の理想は捻じ曲がってる、全てを救いたい等おとぎ話にすぎん、そんな理想を描く衛宮士郎をこの世界で溺死しろ!」

「その理想は間違えじゃない!その理想を願ったからこそ今のお前が居るんだろアーチャー!!」

「間違えじゃない?よく吠えた物だ、貴様はこの先どんな絶望を待ってるのかも知らないでその剣を振るう。貴様の剣は最後に大切な物を切り刻む、そしてその理想の果てには結局は何かを犠牲にして何かを助けることしかかできないのだ!」

「お前はオレだとは認めない、俺は俺の理想を貫く貴様の間違った理想はこの俺の手で叩き潰す!」

 

 

 

 

 

「これは奇跡だ・・恐らく2度目はない、だからこそ・・セイバー今度こそ俺はお前を助ける。」

 

 

 

 

次章 Unlimited Blade WorksINソードアート・オンライン

 

理想を追い求める少年は理想の果てに諦めた少年に剣の世界で出会う。

 


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