No.445501

IS インフィニット・ストラトス ~転入生は女嫌い!?~  序章

Granteedさん

男は想う。「俺はこの世界で何が出来るんだ?」 女尊男卑の世界に転移してしまった主人公、クロウ・ブルースト。女嫌いの彼は女が力を持つ世界で何をするのか? 感想、要望等を送っていただけると作者のやる気が上がって 投稿速度があがるかも!? 第二次スパロボZのキャラが主人公となっておりますが、スパロボZを知らない方も読めるように書いています。

2012-07-04 16:23:32 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:19265   閲覧ユーザー数:17699

 

とある荒野に一機の機動兵器が飛翔している。

 

 

「さて、そろそろ調査ポイントか・・。しかしぱっと見て何もないなホントに。」

 

機動兵器のコックピットには一人の男性がいた。そこに通信が入る。

 

《ガタガタ言わずにさっさと調査しな!その先に異常があるのは確実なんだ。しっかりデータとっといで。》

 

 

「了解っと。まったくあんたには頭が上がらないな。」

 

 

《その心がけを忘れるんじゃないよ。ん?もうすぐ目標ポイントに付くんじゃないのかい?》

 

 

「その通りだ。リアルタイムでもデータは転送するからそっちでも解析頼むぜ。」

 

 

《ああ、わかってるよ。》

 

 

「さてと、データ採取と転送を開始する!」

 

 

《さーてさて、この反応は・・・ん、んんん?・・・ッハ!まずい!!》

 

 

「どうした!?」

 

 

「ヤバイよ!時空震動が起こる!!今すぐ離脱しな!」

 

 

「何だとっ!」

 

 

パイロットが後方を振り返ってみるとブラックホールの様な黒い球体が出現している

 

 

 

「やべえ、いくらこいつの推力でも振り切れねえ!」

 

 

機動兵器がスラスターの出力を限界まで上げるが振り切れそうにもない。

 

 

《あんただけでも脱出しな!!》

 

 

機動兵器には万が一に備えて緊急脱出装置が付いているのだが

 

 

「そいつは出来ない相談だ、こいつは商売道具であると同時に俺の相棒だからな」

 

 

通信している最中にも黒い球体に機動兵器は引き寄せられていく。

 

 

「じゃあな。生きてさえいればまた会えるだろ。あの二人には心配するなと言っておいてくれ」

 

 

その瞬間、黒い球体に機動兵器が完全に飲み込まれた。

 

 

《クロウ!!》

 

 

その相手を呼ぶがそこにはもう何も無く、後にはただただ何もない荒野が広がるばかりであった

 

 

この物語は男が再び目覚める瞬間から動き出してゆく。

 

 

男を待つものは希望か、絶望か・・

 

 
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