『辿り歌』は主人公理維の選択で物語が進んでいきます。
特定のキャラの親密度によって分岐していきます。
ただし、クリア時に選択肢が追加されたり、時間制限のある選択肢や、複数の選択肢ウィンドウが出ることがあります。
ただし、複数の選択肢ウィンドウが出るタイプの選択肢は、擬似人格ソフト『ナユタ』との会話のために出るだけなので、重要な選択肢はありません。(親密度が上がるなどもありません)『比翼の枷』の時のような汎用ノーマルエンド的なエンドはありません。
ストーリー序盤の最も大きな選択は『中上大吾にナユタのことを相談するかどうか』です。
これによって物語はかなり大きく分かれます。
最初からクリアできるエンドは5つ。理維の歌の欠片を3つしか入手していない(最初にナユタをインストールされた時を含めて)ので、謎があまり解らない状態で終わります。
どれでもいいからエンドを見ると、劫の視点で物語を見たショートストーリーが読める『Another』画面とエンドリストが開きます。
劫の親密度が高い状態で迎えるエンド『終点五 言えなかった言葉』に到達すると、第二段階に入るための選択肢が開きます。
その段階の特定のエンドを見ることが、次のエンドを見る条件となっています。
ネタバレなしの攻略ページはここまでです。
ネタバレします。
ネタバレします。
下にはネタバレ(薄め)があります。
親密度を上げられるのは劫、ナユタ、中上大吾とあるキャラクターです。
第一段階のエンドは、理維の義父に当たる中上大吾絡みのエンドが複数あります。
『終点一 「さようなら」を言うために』は、中上大吾の親密度をがっちり上げた状態で、かつ中上大吾に相談している時に見ることができます。
『終点四 返事できなかった』は、一番親密度が高いのは中上ではあるものの、終点一に到達するほど親密度が高くはないか、相談していない時に到達します。
『終点三 花よ風よ』は、ナユタの親密度が高い状態で見られるエンドです。
前述の『終点五 言えなかった言葉』は、劫の親密度が高い時。
『終点六 消えた日常』は、あるキャラクターの親密度を結果的に上げる選択肢を選んでいる場合に到達します。
はい、そろそろある程度ネタバレも濃くなってきました。
恒例のネタバレ深度モードでお送りしております。
このスタート画面から別の画面に変わる頃ですね。
さきほどのエンドの並びを見て「え、終点二はどこ?」と思った方、『終点二 休暇でしかない日々』は、『終点一 「さようなら」を言うために』の差分です。第二段階がオープンしていると終点一の途中で分岐します。第二段階オープン後にしか見られませんが、第一段階にエンドがあります。
そして『終点五 言えなかった言葉』をクリアして、第二段階に入ってからの説明に入ります。
第二段階に入ると劫からの手紙を受け取る時に選択肢が出ます。それで『榛原君かも』を選ぶとオープンしたルートに入ることができます。(『不審な封筒だ』を選ぶと、第一段階の方へ行くこともできます)
第二段階以降は歌の欠片が全て揃います。
第二段階は劫と深く関わることになるルートです。
甦ってきた劫と対峙する話で、エンドは5つあります。ただし、第二段階に入ったばかりで見られるエンドは2つです。
『辿り歌』は基本的に、物語が第何段階に入っているかと、誰の親密度が一番高いかで到達するエンドが決まり、特定のエンドを見ることで次の段階がオープンする、とても解りやすい仕様になっています。
劫の親密度がかなり高く、ナユタの親密度がほどほどにある場合、『終点七 友の知らない何か』に到達します。
ナユタの親密度がものすごく高い場合、『終点八 もう一人の友達の死』に到達します。
とあるキャラの親密度が高くなってしまった場合、『終点六 消えた日常』へ到達します――が、第一段階で辿り着いてしまった場合とは違って、その人物の姿が現れます。
そして『Another』に追加された1つめのショートストーリーを読んでいると、残りの2つのエンドがオープンします。劫と出逢ったところに追加される選択肢『他の人の気持ち』を選ぶと、そちらのエンドに行くことができます。(ただし、『他の人の気持ち』を選んでも油断はできません。ナユタの親密度が一定以上ないと『……解らない』を選んだ時と同じように元のルートに復帰してしまいます)
劫の親密度がかなり高く、ナユタの親密度ががある程度高い場合、『終点九 数秒の決着』に到達します。終点九を見ていることが、2番目のショートストーリー追加条件です。
ナユタが「『それ』を本当にリイに言えるんですか」と言った時、ナユタの親密度がかなり高い場合は『終点十 言えない条件』に、そうでない場合『終点十一 『これでいい』世界』に到達します。第三段階のオープン条件は『終点十一 『これでいい』世界』に到達することです。
第三段階です。
もう、このあたりでは相当のネタバレを含む予定です。まだ到達していない人は回れ右してください。
第三段階はナユタと深く関わることになるルートです。
既に第二段階を見ている人にはお解りのはずですが――ナユタは途中でリイとコウのスキンを選ぶことができます。それによってエンドが変わってしまうものがあります。
第三段階のルートに入るためには、ナユタの親密度が高く特定の選択肢を選んでいる必要があります。
序盤のナユタとの会話で後に追加される『一蓮托生の相手』を選んでおり、ナユタの親密度が高い時のみ表示されるイベントを出している必要があります。(ですが、ここでも油断はできません。選択肢を選ぶのに手間取っていると第二段階のルートに復帰してしまいます)
そこでナユタからある申し出をされると、門が開いた後にナユタと共に逃げることになります。
第二段階で到達できるエンドは4つ。
ナユタの親密度がある程度高いと、最初に到達するエンドは『終点十二 終わらない夏休み』です。第三段階における『終点三 花よ風よ』だと思えば間違っていません。
低いと『終点十六 風化』に到達します。
『終点十二 終わらない夏休み』から派生するエンドのふたつ『終点十三 終われない夏休み』『終点十四 偽者でもいい』は、『終点十六 風化』を見ていると『終点十二 終わらない夏休み』の途中に選択肢が追加された時に、現状を疑うタイプのものを選ぶと到達することができます。
『終点十三 終われない夏休み』はナユタのスキンがリイ、『終点十四 偽者でもいい』はナユタのスキンがコウの時のエンドです。
第三段階で到達できるもうひとつのエンド『終点十五 世界以外全て』は、ナユタだけでなく劫の親密度もある程度高い時に到達します。このエンドを見ると第四段階がオープンします。
もうかなりがっつりとネタバレしています。
第四段階に入るのはものすごく簡単でナユタの選択肢で『一蓮托生の相手』を選び、保健室の劫との会話に追加される選択肢で『もういなくならないで』を選ぶと、親密度がどうなっていようが第四段階のルートに入れます。
この後に選択肢が出ます。
第四段階は攻略はとても簡単で、劫の親密度を上げていれば劫のエンドへ、ナユタの親密度を上げていればナユタのエンドへ、例の誰かの親密度が上がっていればそのエンドに至ります。
もちろんナユタのエンドはどちらのスキンかによって話すことが違います。
前作『比翼の枷』と較べて「簡単だなー」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、楽しんでプレイしてくださると嬉しいです。
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コミックマーケット81で発売した同人ゲーム『辿り歌』攻略ページです。キャラクターデザイン・原画はゆつきさん、企画、シナリオは館山です。
辿り歌
http://granatstealth.tumblr.com/post/74710656091
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