『比翼の枷』は基本的にゲーム途中で、主人公の青一人で場所移動可能になった時、目標のキャラクターと会話することによって親密度を上げてゲームを進めます……基本的には。

　ただし、ひとりで場所移動ができるようになるまでの選択肢も、それぞれのキャラクターの親密度を上げるので結構重要です。

全員の親密度に影響する選択肢はふたつ。

場所移動前。蒼と診療所に辿り着いた時の選択肢

現世と地獄は重なっているから 蒼、高尾田、志良堂　それぞれの親密度が＋１

現世へのイメージが投影されているから 菊嶋、宇城谷　それぞれの親密度が＋１

治療を欲する人がいるから 間垣、狢塚　それぞれの親密度が＋１

場所移動１回目の後、蒼とバス事故現場に行った時の選択肢

事故現場に地獄が重なっている？ 間垣、高尾田、志良堂　それぞれの親密度が＋１

死者の執着が残る現場？ 菊嶋　親密度が＋１

この風景は何のために必要なのか 蒼、狢塚、宇城谷　それぞれの親密度が＋１

あと、重要なのが特定のキャラクターのイベントを見ることで、作中で大変重要な情報を知ることができます。これを知らないまま、初期にクリア可能なのは宇城谷鉄磨、高尾田比奈子のみです。

基本的にはほとんどのキャラクターに１回ずつクリア不可能になるデス選択肢が含まれています。（全ルートではありません）割と解りやすいですし、理由があってクリア失敗したい人以外は特に困らないと思います。

親密度を上げ損なったり、デス選択肢を踏んでしまった場合、そのキャラクターに選択肢が出なくなります。デス選択肢を踏んでいないのに選択肢がなくなった場合、親密度が足りない可能性があります。

ちなみに失敗すると、３つほどノーマルエンド的な未着エンドが見られます。

ネタバレなしの攻略ページはここまでです。

ネタバレします。

ネタバレします。

下にはネタバレ（薄め）があります。

……すみません。内容的に『ほんの少しだけ』ネタバレアップします。

命運について、一部のキャラクター達が語っていましたが、それを聞いていないとクリアできないキャラクターが数人います。

間垣航

志良堂行祥

菊嶋透至

この三人は命運について聞いてからトライしてみてください。聞きさえすれば、他のキャラクターをクリアしていなくても大丈夫です。

そんなに難しくなくクリアできると思います……と思ってましたが、どうやら菊嶋で悲鳴を上げている方が複数いるようなので追加。菊嶋エンドの条件は命運情報以外は『親密度のみ』です。ただし、内容的にものすごく親密度が高くないと菊嶋エンドに行けません。その……頑張ってください……。

限界値ヒントとして、菊嶋はちょっと意外な立ち位置にあるキャラです。なので、親密度で「これだ！」と思った選択肢は当たっていないかも知れません。人柄からイメージされる選択肢を選ばない方が時としていい時があります。

ネタバレ極小での攻略ページはここまでです。

えーと、ごめんなさい。このあたりになるともう、ネタバレ不可避です。

間垣航、志良堂行祥、菊嶋透至をクリアしたものとしてお話を進めます……が……そのー、プレイしてない人はこのまま回れ右を推奨します。よろしくです。

とりあえず、ここまでプレイしてきた方にはお解りでしょうが『比翼の枷』は、『ある種の』ループものです。

なので、プレイしていくと大きな情報が変化します。

えい、もう一回改ページ。

……かなり大々的なネタバレなので、その……もう少しスクロールしてみましょうか。

……えーと、菊嶋透至がアレだと判明しましたね？

この時点で他のどれでもいいのでエンドを３回ほど（実は同じエンドでもよかったり）見ていると、ずーっとくっついてきていた弟の蒼のルートに入れます。

そして菊嶋透至の２個目のエンドを見ることもできるようになりました。

おめでとうございます。

そして間垣航がいなくなりましたね？

蒼の最後の選択のどちらで見られるエンドでも、どちらか片方を見た時点で……とりあえず改ページしておきます。

すみません。改ページばかりです。ネタバレ深度によって改ページをしております。大変見にくいです。

間垣航、戻ってきます……１５歳になって。すみません。

ちなみに全員の親密度判定に関係ある選択肢ふたつも、７歳の時とは違います。（現世へのイメージが投影されているから／死者の執着が残る現場？）

……はい、一度地獄から脱出しちゃうと、判断基準も変わりますので、ご参考まで。

１５歳になった間垣航をクリアすることで条件がオープンするのは、狢塚星です。

どっちがアレとかはちょっと奇妙な仕様になっております。よろしくです。

こんなん見ていると『比翼の枷』の世界で、愛されたり恋されたり信じたりというのが、ものすごーくアレであるという事実に打ちのめされてくると思います。そんなあなたの気持ちにぴったりのルートがオープンします。

狢塚と志良堂をクリアしていると、青一人のエンドがオープンします。全員親密度変更の選択肢も青一人のものがあります。（治療を欲する人がいるから／死者の執着が残る現場？）

ええもう、そりゃ一人にもなりたいでしょうよ。愛される、恋着されることはとっても地獄であるなあというのがメインテーマです。当初のコードネームは『地獄企画』です。

こちらのページはネタバレ極大エリアです。ここから見るのは全くお勧めしません。

ＯＫの人だけスクロールしてください。

……もうこの頃にはこのスタート画面じゃないんですよ。

そして恋着の果てにオープンする条件がいくつか。

蒼、菊嶋、間垣にはそれぞれ３個目のエンドがあります。彼らが思いを成就するとどんなもんなんだというエンドです。

蒼は途中の選択肢で『覚悟しよう』を選ぶことができたら、ルートに入れます。

菊嶋は途中の選択肢で『いつも通りだった時点』『……透至さんは？』を選ぶとそのエンドへまっしぐら。

間垣は分岐は全く変わりません。大変なのは条件だけ。『間垣１５歳、未着エンド全部、未着エンド以外のエンドを２０回見ていること』です。

ここまでクリアしていると、未見なのは多分ふたつだけでしょう。（ヒントはあからさまにバッドエンドとしか思えなかった例のエンドですよー）

こちらは青一人の選択肢を選び続けて、三択が出てある選択をした後、該当のキャラを選び続けてください。そこまでいけば、いろいろな意味で絶望感ばっちりなエンドのクリアは目前です。