極寒の大地には様々な種族がいた。
人間、亜人、獣、ドラゴン、魔族、そしてあまり世間には知られていないホムンクルス…。

私、スティンダー・ディーンは戦場で戦う戦士達の写真を記事にするべく、前線に赴いた。
そこで見たものは、敵国と交戦する鳥人達に混じって宙に浮く若い兵士だった。

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鳥の翼らしきものは持っているが、”飛ぶ”というより魔力で浮いている様だ。
そして体の模様が発光している。魔族か何かだろうか…
しかし魔族の割には攻撃的なオーラを感じなかった。

私の知識ではその程度の判断しか出来なかったが、気になったので取りあえず写真に収めることにした。

《ObsidianTimes記者：スティンダー・ディーンの手記》