明日からどんたく。その次は山笠ということで過去に製作した飾り山笠です。
　平安時代末の寿永四年(1185年)源頼朝の平家追討の命を受けた源義経は、八島で平氏を敗走させ、壇ノ浦まで平氏を追い詰めた。海上での戦いに利のある平氏はそこを決戦の地と定め、義経率いる源氏に挑んだ。船を漕ぐ水主を射るなど戦の常道を外す義経に対し平家も奮戦し、勇猛な平教経は義経を船べりまで追い詰めるも「組みつかれては不利」とばかりに義経は宙を舞う。これがのちの世に言う、義経八艘飛びである。この山笠は、そんな源平合戦の屈指の名場面を描き出しました。人形は上から、安徳天皇(子供)、二位ノ尼、源義経、平教経、平家家臣です。