No.1120026

【改装】貴方と再び乱戦を共に16

daltukannyaさん

悲しいお知らせをします、TINAMIでの投稿を
今回を持ってやめようと思います。
今後はpixivでの活動になると思います。
TINAMIは厳しいですね。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19850502

続きを表示

2023-05-06 02:11:58 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:996   閲覧ユーザー数:795

 

沛国が堕ち

 

国の傷みも酷く

 

復旧作業が早急に行われていた

 

 

 

 

 

 

 

沛国

 

王座の間

 

現在王座の間には

 

詠、星、千登里、左慈、翠、

 

心、鶸、梨晏が集まっていた。

 

 

 

詠「これから軍議を始めるわよ」

 

星「他の者はどうした?」

 

詠「月音達は梁に戻って貰ったわ、

後は復旧作業に行って貰ってるわね」

 

梨晏「香風も土木作業の

監督して貰ってるから来れないよ」

 

鶸「蒲公英は准南、

蒼は巴の視察に行ってますからね」

 

詠「左慈、捕虜の方は?」

 

左慈「威瑠亜は地下牢に投獄している。

何十にも結界を張ってるからそう簡単

には抜け出せんだろ」

 

鶸「でも威瑠亜を

捕らえたのは大きいですね」

 

詠「そうね・・・

それで復旧の状況は?」

 

千登里「はっ!この調子なら

後2月前後って所ですね。

少し物資が不足してますので

洛陽から現在運ばせてます」

 

そこへ華琳がやって来た

 

華琳「詠連れて来たわよ」

 

続いて曹仁、曹洪、曹純がやって来た

 

詠「じゃあ改めて、王代行北郷詠よ

我が王北郷一刀の代行をやってるわ

僕の言葉は王の言葉だと思いなさい」

 

華侖「わたしは曹仁っす!華侖で良いっすよ」

 

栄華「私は曹洪字は子廉、栄華とお呼び下さいまし」

 

柳琳「我が名は曹純字は子和です、

柳琳とお呼び下さい」

 

詠「真名を預けるって事は

降ってくれるって事で良いのよね」

 

柳琳「はい、これから宜しくお願いします」

 

華侖「それより一刀っちは何処っすか?」

 

星「詠よ、そろそろ話してくれても

良いのではないか?」

 

翠「だな、てっきり蜀と呉が

何かしらしてくると思ったが・・・

何もして来なかったな。

・・・関係あるのか?」

 

鶸「私もずっと不思議に思ってました」

 

梨晏「だね~」

 

千登里「その事についてこちらに

一刀様から書簡が届いております。」

 

詠は書簡を読んだ

 

詠「やっぱりね」

 

翠「なんて書いてあるんだ?」

 

詠「フフンっ、五胡を平定したらしいわ。」

 

鶸「うそ・・・あの五胡を!?」

 

梨晏「いや~流石一刀だわ~」

 

翠「まあ、今のご主人様ならな」

 

星「不思議では無いな」

 

詠「ちなみに今まで蜀から

攻撃が無かったのは分かる?」

 

星「・・・潤香か」

 

詠「そうよ、反董卓から

密書のやりとりをしてたわ、

【記憶持ち】だからね」

 

星「納得だ」

 

翠「どう言う事だ?」

 

千登里「簡単な話です、

一部の五胡との裏同盟です」

 

華琳「・・・凄い事するわね」

 

柳琳「そうですね五胡なんて

話すら聞かない異民族ですよ?」

 

詠「言ったでしょ?劉豹は僕達の

仲間よ・・・元々ね」

 

星「主が【こました】とも言えるな」

 

華侖と翠以外は納得してしまった

 

詠「・・・まあ、一刀だしね」

 

千登里「一刀様ですからね」

 

梨晏「一刀だしね」

 

華琳「納得だわ」

 

翠「こます?」

 

華侖「なんすか?こます?」

 

柳琳「姉さんは知らなくて良いです」

 

栄華「本当にどの世界でも

一刀さんですわね」

 

鶸「翠姉様も知らない方が////」

 

翠「?」

 

詠「話が逸れたわね、

つまり五胡平定の援軍に

最初は霞を送ったらしいのよ。

まあ、ある程度は予想してたけど」

 

星「なる程な、霞をしばらく

見なかったのはそう言う事か」

 

梨晏「ちょっと羨ましいかも」

 

詠「その後風、雛里を送って

羯、氐を平定したのよ。」

 

華侖「それを聞くだけですごいっすね」

 

柳琳「姉さんが言う位ですからね」

 

鶸「五胡の強さは異常ですからね」

 

千登里「はい、自然が生んだ獣達

ですから」

 

詠「そして羌 対 匈奴連合の

戦いで羌の王無弋爰剣が

我が王、北郷一刀

を指名したのよ。」

 

左慈「(無弋爰剣・・・何処かで)」

 

華琳「無弋爰剣ですって!」

 

栄華「まさに歴史上の人物ですわね

孫堅、馬騰二人を圧倒しその後は

動く事無く篭もっていたと聞いてますわ」

 

華琳「ええ、彼が動いたって事は」

 

華琳は柳琳を見た

 

柳琳「簡単に蜀は終わりますね」

 

華琳「・・・正直一刀と同等か以上かもね」

 

詠「それはどうかしらね。」

 

華琳「どう言う事?」

 

詠はある事を質問した

 

詠「ねえ、一刀がもう一本を

抜いた所見た事ある?戦闘で」ニヤニヤ

 

華琳「・・・無いわね」

 

星「私は前の外史で一回見たぞ。

もしあれを抜いたとしたら・・・」

 

詠「ええ、無弋爰剣は生きては居ないでしょうね」

 

翠「でも無弋爰剣かぁ・・・

母様から無弋爰剣が出たら

全力で逃げろって言われてたしな」

 

詠「続きを話すわよ、

無弋爰剣と一刀が一騎討ちし、

無弋爰剣を屈服させたらしいわ」

 

千登里「はい、書簡には同盟じゃなく

北郷軍に降ったと書いてあります。」

 

詠「これにより北郷軍は

五胡を手に入れたって事よ」

 

華琳「もし私達が正常でも

負けは確定してたのね

・・・そこは奴らに感謝ね」

 

栄華「ですわね、

北郷軍の武力に五胡の武力とか

普通に逃げ出しますわ」

 

星「だが、これで好きな時に

どの国にも攻められると言う事だな」

 

詠「そうよ、そして蜀、呉は

常に後ろを注意しておかないと

いけない・・・

だけど僕達は好きな時好きな所を

攻められる・・・勢力図はこうなるわ」

 

 

星「圧巻だな」

 

鶸「うわ・・・

これは蜀と呉が気の毒ですね」

 

華琳「それに献帝の勅で好き放題ね」

 

翠「だから蜀も呉も

攻められなかったのか!」

 

詠「ええ、五胡には蜀を

突いて貰ってたわ」

 

千登里「呉での海戦では

北郷軍五胡部隊が圧倒し

呉を撤退させと言う事です」

 

華琳は不思議そうに詠に尋ねた

 

華琳「何故そのまま呉を

取らなかったのかしら?」

 

詠「それは一刀本人に聞かないと

分からないわ。」

 

千登里「一刀様の事なので

何かしらの意図はあったかと」

 

詠「それと翠、涼州は取り返しておいたって

書簡にあるわ・・・

暇が出来たら一度顔を見せてやりなさい」

 

翠「本当か!助かる!」

 

鶸「でもどうやって?」

 

千登里「無弋爰剣が攻め落とした

との事です。

その後武都を制圧したと」

 

栄華「・・・ですが鬱林を残してるのは

何故ですの?ずっと不思議に思ってましたわ」

 

詠「これは一刀の指示で残してるのよ」

 

翠「だけどよ、これじゃあ同盟でも組まれたら」

 

千登里「フフッ」

 

華琳は何かを察したのか思った事を話した

 

華琳「同盟を組ませて

一気に叩くって事かしら」

 

詠「まあ、それもあるだろうけど

こっちが今一番欲しい情報は奴らよ」

 

千登里「こちらが動けば

奴らも出張ってくるでしょうね。

そこから少しでも情報を特定出来れば

良いんですよ。」

 

詠「この際悪いけど蜀も利用させて貰うわ。」

 

詠は陰険な笑みを浮かべていた

 

千登里「それに、はい投降します

では不満が出るでしょう」

 

星「ならば、大戦で決着を着けて

降らせる・・・」

 

詠「ええ、これは一刀の指示でもあるわ

・・・どうやら孫策が人質に取られてるらしいわ。」

 

華琳「あの孫策が・・・奴らね」

 

詠「ええ、なら全軍をぶつけて国をそっくり

譲るって言うのが呉の周瑜、孫権の考えよ」

 

華琳「道化を演じろと?」

 

千登里「いえ、手加減は無用との事です。」

 

鶸「それに蜀も戦力は

余り出せないでしょうね」

 

千登里「はい、城を空にすれば五胡に取られる

蜀は動く事もままならない状況です」

 

華侖「えげつないっすね」

 

詠「そしてこの時期を使って奴らの根城

を調べる」

 

左慈「これが本来の目的か」

 

千登里「はい」

 

詠「それに奴らの潜伏先は

これで蜀に絞られたわ」

 

華琳「季衣達も返して貰わないとね」

 

詠「それと夏侯惇、荀彧の

様子はどうなの?」

 

詠は左慈に訪ねた

 

左慈「俺も簡単に見たが・・・

呪術が掛けられてる」

 

華琳「・・・・・・」

 

左慈「あれは【呪い】とか

そう言う生易しい物じゃない。

魔剣の力だろうな」

 

栄華「まけん・・・ですか?」

 

左慈「ああ、管理者の事は話したな」

 

翠「色々な外史の力を

使える特殊な人間だろ?」

 

左慈「まあ、それで良いだろう。

管理者には二大派閥がある、

俺と于吉が居た元の派閥否定派と

貂蝉達肯定派だ。」

 

詠「そしてその更に上に居るのが8大仙人よね

肯定派は4大神だったわよね?」

 

左慈「ああ、その8人には色々な固有能力を

持った奴ばかりでな、何仙姑はソウルイーター

って言う魔剣を持っている」

 

華琳「そうるいーたー?」

 

詠「・・・つまり魂を喰う魔物って

言われてるわね」

 

左慈「正確には【精神を吸う】だ」

 

華琳「ならその魔剣を壊せば良いのね」

 

左慈「ああ、何仙姑の魔剣を壊さない限り

精神を吸い続け・・・いずれ死ぬ」

 

華琳「!」

 

詠「無論精神を吸うって事は・・・」

 

左慈「ああ、敵の力も増す・・・

今は解符で進行を止めてるが長くは持たない」

 

詠「此処でアンタ達に聞くわ、

僕達が相手にするのは

こう言った連中よ・・・

命を捨てる覚悟はある?」

 

華琳「ええ、問題ないわ・・・

華侖達もそうよね」

 

3人「「「コクッ」」」

 

翠「あたし達も問題ない、

武人だの言ってる場合じゃない

って事だな」

 

鶸「常識が通じない連中ですか・・・

どんな手を使ってでも倒すって事ですね」

 

千登里「はい、奴らに甘さを見せれば

【死】と思って下さい」

 

詠「まあ、それは奴らと戦う時よ、

普段は普通でいいわ」

 

そこへ

 

北郷兵「申し上げます!

黄忠と名乗る方が謁見を

お願いしたいとの事です」

 

詠「通して頂戴」

 

北郷兵「はっ!」

 

詠は星、翠、華琳に視線を送った

 

3人「「「コクッ」」」

 

そして黄忠がやって来た

 

黄忠「謁見感謝します・・・詠ちゃん」

 

詠は察した

 

詠「・・・持ってるのね?」

 

紫苑「ええ、星ちゃん翠ちゃんお久しぶりね」

 

星「なんだ知っていたのか」

 

翠「久しぶりだな紫苑」

 

紫苑「ええ、ご主人様に会いに来たんだけど

此処には・・・!左慈!」

 

ガチャッ

 

紫苑は弓を構えた

 

左慈「はぁ・・・またか」

 

星「待て紫苑!」

 

紫苑は星と翠を見て獲物を収めた

 

紫苑「詳しく教えて頂戴ね」

 

そして今までの事をありのまま話した

 

紫苑「そうなのね・・・」

 

星「それで紫苑よ

お主が覚えてる記憶は?」

 

紫苑「そうねぇ・・・泰山で左慈于吉と

戦った後までは覚えてるわ」

 

詠「やっぱりね」

 

翠「バラバラだな」

 

左慈「恐らく外史のバランスが

崩れ始めている事と関係があるのかもな」

 

ブンッ

 

于吉「ええ、その通りです・・・」

 

詠「どう言う事?」

 

于吉「外史自体を無くそうとしているって

事ですよ奴らの目的は」

 

左慈「・・・そしてまた一から創り出すか」

 

于吉「それを正史の人に売る

んでしょうね」

 

詠「一度白紙に戻してからって事ね」

 

于吉「私達は外史のバランスの為に

破壊をしてました」

 

左慈「外史が増えると支える器が壊れる」

 

詠「正史が器って事?」

 

于吉「ええ、それは自然災害や疫病

そう言った事が起こる可能性があります。」

 

左慈「だから俺達は破壊してたんだ

それが否定派の役目だからな」

 

于吉「無論器である正史も成長は続けます

ですが容量を増やす前に外史を創る勢いが

早過ぎるんですよ」

 

左慈「俺達が北郷を狙っていたのは

創る力を持ってしまったからだ」

 

于吉「極稀に居る適正者と言う人です」

 

星「なら何故主に協力をする?」

 

于吉「私達は外史を破壊するのは異論はありません

ですが外史を悪用する事は是とはしていません」

 

左慈「俺達はバランスを保つと言う役目を

破棄したから管理者の犯罪者になった」

 

于吉「ええ、北郷一刀を狙うあまりね」

 

左慈「そして今協力しているのは

奴らを止める為と贖罪だ」

 

于吉「この外史が終われば私達も

ただの正史の人となるでしょう」

 

左慈「そうだ、俺達の最後の役目だ。」

 

于吉「まあ、懲役を無くす対価と

言えば良いでしょうか」

 

華琳「・・・話は分かったわ」

 

鶸「凄い壮大な話ですね」

 

栄華「ええ・・・と言う事はわたくし達も

その創られた者と言う事ですか?」

 

于吉「はい、その通りです。

なので物語が終われば賛否が決められ

残すか消すか・・・それ次第では

無くなる事はありません」

 

左慈「だがこの外史の肯定は無いだろうな」

 

そして鶸は素朴な質問をした

 

鶸「あの・・・もしですけど・・・

私達も向こうに行く事とか出来るんですか?」

 

于吉「出来ますよ?」

 

于吉はあっさり答えた

 

左慈「条件は正史の者との絆を作る

事だ、繋がりさえすれば自動的に送られる」

 

于吉「つまり子供ですね」ニヤリッ

 

外史の者一同『!!』

 

詠「ちなみに僕達はこの外史が終われば

強制的に飛ばされるわ向こうにね」

 

星「羨ましいな詠よ」

 

翠「だよな~」

 

詠「僕はもうこっちの人間じゃないのよ。」

 

紫苑「ならご主人様の子を

作れば良いんですね」

 

于吉「・・・そう言う事です」ニヤニヤ

 

左慈「まあ、俺達の力を使えば少人数なら

飛ばせる」

 

詠「無論行くのは初期から協力してくれた人達

は付いて来て貰うつもりよ・・・

白湯様、空丹様も連れて行くつもりよ」

 

星「そうか、なら高みの見物でもしておくか

はっはっは!」

 

翠「くぅ・・・

本当良い性格してるよな・・・おまえ」

 

華琳「具体的な人数は分かるかしら?」

 

于吉「そうですね・・・貂蝉や卑弥呼達に

協力をして貰えば・・・20人行けるか

どうかですね・・・」

 

華琳「なら此処に居るメンバーは

大丈夫って事ね」

 

詠「それは一刀に決めて貰いましょう、

まあ稟は向こうの人になったから論外ね

・・・千登里も心配無くても連れて行く

つもりよ」

 

千登里「なら私も高みの

見物でもしておきます」

 

そして他の聞いた者達は

 

華琳「取り敢えずこの話は私達だけに

留めておきましょう」

 

正史帰還組、確定組以外『コクッ』

 

于吉「なら準備はしておきますか」

 

左慈「・・・まあ贖罪だしな」

 

于吉「ええ正史には影響は出ないでしょう」

 

そして詠は嬉しそうにあの言葉を言った

 

詠「それと・・・皆待たせたわね。

帰ってくるわよ・・・一刀がね」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして正史行きたい組の

 

子種争奪戦争が勃発する事になる・・・

 

と一刀は思って無かっただろう・・・

 

 

 

正史に行く組まとめ現在(帰還組と稟は除く)

 

星、千登里、愛美、星、華月、霞、梨晏、香風

 

風、白湯、空丹(昏睡中)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく時は過ぎ・・・

 

詠達は赤壁へ進軍する為に新城に拠点を移していた

 

一刀「皆!ご苦労だったな、

留守の間よくやってくれた。」

 

詠「アンタも結構な活躍だったみたね」

 

一刀「まあ、無弋爰剣と

一騎討ちしただけだがな」

 

詠奈「いえ、そのお陰で魏を取る事が出来ました。」キラキラキラッ

 

詠奈は尊敬の眼差しで見ていた

 

一刀「ありがとう、まずはこっちから・・・

これから協力してくれる人達だ」

 

潤香「劉豹よ~気軽に潤香って呼んでね」

 

暦「暦だ、宜しく頼む」

 

灯「軻比能よ、灯で良いわ」

 

美以「もうかくにゃ!にぃのなかまにゃら

みぃって呼んで良いにゃ!」

 

ミケ「ミケにゃっ!」

 

トラ「トラにゃっ!」

 

シャム「・・・しゃむ~zzz」

 

明命「私は周泰字は幼平です!

明命って呼んで下さい!

(お猫様~♥)」

 

雷火「張昭、字は子布だ宜しく頼むぞ」

 

そこへ

 

炎蓮「おう!帰ったぞ!・・・

何でババァが此処にいんだよ」

 

雷火「大殿!やはり生きていらしたのですね」

 

炎蓮は嫌そうに雷火に突っかかる(内心は嬉しい)

 

炎蓮「かぁ~うるさいババァが

小言を言いに来たのかよ」

 

雷火「煩いとは何ですか!呉の皆に心配掛けて!」

 

雷火は泣いていた

 

炎蓮「ったくよぉ、ババァが泣いてんじゃねぇよ」

 

雷火「これは汗じゃ!」

 

明命「炎蓮様!」

 

炎蓮「おお!明命まで来てたか!」

 

明命「はい!生きていてくれて嬉しいです!」

 

炎蓮「お前ら何を勘違いしておる?

孫堅は死んだ、良いな?」

 

雷火は涙を拭きため息をし諦めた

 

雷火「はぁ・・・そうしたいならそうします」

 

明命「はい!炎蓮様!」もふもふっ

 

なでなでっ

 

美以「にゃ~!みぃをさり気なく撫でるにゃ~♥」

 

明命「お猫様~♥」もふもふっ

 

一刀「それと、無弋爰剣は

蜀の牽制の為に来られない。」

 

凪「では次はわたしから・・・

楽進字は文謙です、凪とお呼び下さい」

 

沙和「私は于禁で字は文則なの!

沙和って呼んで欲しいの」

 

真桜「うちは李典、字は曼成や真桜でええで

それと何か作って欲しい時は言うんやで」

 

一刀「つか、霞は?」

 

真桜「姉さんなら梨晏姉さんと

星姉さんとで酒飲みに行ったで」

 

詠「はぁ・・・」

 

一刀「まぁまぁ・・・無礼講って事で」

 

詠「ったく!」イライライライラッ

 

 

 

華琳「次は私ね、入って来なさい」

 

そこへ3人が入って来た

 

華侖「一刀っち~!」

 

ぎゅっ

 

一刀「華侖?」

 

華侖「会いたかったっす!子作りするっす!」

 

一刀「はいっ?」

 

柳琳「ちょっ!姉さん!」

 

一刀「おほんっ・・・柳琳も久しぶりだね」

 

柳琳「はい、一刀さんもお変わり無く」

 

一刀「栄華も」

 

栄華「そうですわね」

 

一刀「3人はこれから手伝ってくれるって

事で良いんだね?」

 

華琳「ええ、3人には話してあるわ」

 

一刀「そっか・・・それと紫苑久しぶりだね」

 

紫苑「はい、ご主人様もお変わり無く」

 

たたたたたたたっ

 

璃々「ご主人様~」

 

璃々は一刀の膝の上に座った

 

紫苑「これっ!璃々!」

 

栄華「(はぁぁ・・・璃々ちゃん尊いですわ♥)」

 

一刀「良いの良いの、璃々ちゃん久しぶりだね」

 

璃々「ご主人様はりりと会えて嬉しい?」

 

一刀「ああ、璃々ちゃんに会えなくて寂しかったよ」

 

なでなでっ

 

璃々「えへへっ」

 

美以「りりばかりずるいにゃ!」

 

ぎゅっ

 

美以は一刀の腕に抱きついた

 

一刀「はいはい」

 

なでなでっ

 

美以「にゃは~♥」

 

 

 

 

ミケ「ははしゃま~」

 

ぼよんっ

 

トラ「ははー!」

 

ぼよんっ

 

シャム「・・・かあ様」

 

ぼよんっ

 

紫苑「あらあら♥元気だった?」

 

3人「「「にゃっ!」」」

 

一刀はある一点を見つめていた

 

一刀「おお・・・」

 

詠「ごほんっ!」

 

一刀「あっああ、進めて」

 

華琳「(いつ見ても反則ね・・・あれ)」

 

華侖「凄い揺れっす・・・」

 

詠「さ・き・す・す・め・る・わ・よ!

千登里!」

 

千登里「はっ!これから赤壁の戦いになります。

一刀様の予想通りの展開になりました」

 

雷火「そこからはわしが話そう、

わしの言葉は孫呉の総意と思って欲しい」

 

炎蓮「ほぉ・・・」

 

雷火「孫呉は北郷軍に降る、

もう知ってると思うが

呉王孫策様が人質にされた」

 

炎蓮「ったく、情けねぇ娘だ」

 

雷火「大殿が居ればこんな事には

ならなかったと思いますが?」

 

炎蓮「そんなんじゃ後世が育たねぇだろ!

ババァはもうろくしたのか?えぇ?」

 

雷火「ババァとは何か!大殿が・・・」

 

詠「はいはい、喧嘩は後で」

 

雷火「おっとすまん・・・

それでこちらとしても奴らに

好き勝手されたくないと・・・

そこでいっそ北郷軍に降ると言うのが

孫呉の総意だ。」

 

詠奈「ですが降ると言っても兵達は納得

いかない・・・だから赤壁で全てをこちらに

入れるんですね・・・納得させる為に」

 

雷火「左様・・・それと呉の殆どが

記憶を持っておる」

 

一刀「俺も雷火先生達を助けた時に

聞いた・・・間違いないだろうな」

 

詠「具体的に誰が戻ってるか分かる?」

 

雷火「うむっ知ってる範囲で良いか?」

 

詠「頼むわ」

 

雷火「では・・・まずは孫権様、

周瑜、黄蓋、程普、呂蒙、陸遜だな」

 

一刀「魯粛と尚香はまだって事か・・・

まあ、孫策はもう戻ってると思うけどな」

 

雷火「ただ包は時間の問題だろうな」

 

 

 

 

シュタッ

 

卑弥呼「ワシ!参上!」

 

一刀「卑弥呼!久しぶりだな」

 

卑弥呼「うむ、ご主人よ」

 

バサッ

 

卑弥呼は雪蓮を一刀に預けた

 

一刀「雪蓮!」

 

雪蓮「・・・ん・・・一刀?

ああ~頭痛い・・・きもちわる

・・・うっ」

 

一刀「・・・まだ吐くなよ?」

 

雪蓮は卑弥呼の速さに酔っていた

 

一刀「これはどう言う事?」

 

卑弥呼「うむ、奴らに捕まっていたのでな

次いでに助けておいたのじゃ。

それと奴らの住処が分かったぞ」

 

左慈「何処だ?」

 

卑弥呼「・・・蜀じゃ」

 

一刀「于吉!直ぐに周辺を探れ!」

 

于吉「御意」

 

ブンッ

 

左慈「これは一気に決着を着ける

チャンスだな」

 

一刀「ああ・・・だがまずは赤壁だ。

その後蜀を取りに行く」

 

左慈「分かった」

 

詠「良い方向に向いて来たわね」

 

一刀「ああ!奴らとの決戦は近いな」

 

華琳「蜀の本拠地ね・・・一緒に叩く

事になるわね」

 

一刀「ああ、赤壁の次は蜀を終わらせる」

 

卑弥呼「ならばワシは外で

結界の強化を手伝うとするかの

・・・それと左慈よ、頼まれていた物だ」

 

卑弥呼は左慈にある物を渡した

(何処から出したかはお察し下さい)

 

左慈「っち、いちいちきもい奴だ・・・

感謝はしておく」

 

卑弥呼「うむっ!ではな」

 

一刀「ああ、頼む」

 

スッ

 

雪蓮「それより、話が見えないんだけど?」

 

そこへ

 

炎蓮「おい!雪蓮!」

 

雪蓮「げぇ!やっぱり生きてたの!」

 

炎蓮「おめぇ捕まったらしいなぁ!」

 

バコッ

 

雪蓮「いった~い!何するのよ!母さま!」

 

炎蓮「てめぇが未熟だから捕まったんだろうが!

来い!一から叩き直してやる」

 

雪蓮「ちょっ!一刀!」

 

一刀「炎蓮さん今日は誰も鍛錬場使わないから

好きなだけ使って下さい」

 

炎蓮「おお!そうか!」

 

ズルズルズルズルッ

 

炎蓮は雪蓮の服を引っ張って

鍛錬場へと連れて行った

 

雪蓮「かずとのはくじょうもの~」

 

 

 

 

 

 

一刀「よし続きをするぞ

雪蓮が戻って来たって事は」

 

千登里「はい、後顧の憂いは無いって事ですね」

 

一刀「ああ!こちらも全力で行くぞ!

軍師達は再編を頼む」

 

軍師達「「はっ!」」

 

一刀「将達は再調練を!

今回は海戦があるから

炎蓮さん達に任せる!

念の為二人に良く習っておけ!」

 

将達「「はっ!」」

 

一刀「よし!暫休憩を取る!

1刻後に再軍議だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブンッ

 

徐進「・・・準備は完了しました」

 

劉福「そうか・・・

後は最強の駒を手に入れるだけだな」

 

何仙姑「それなら一人居るわよ?」

 

劉福「ほう・・・」

 

何仙姑「目には目を・・・よ。

仕込みはしておくわ」

 

劉福「頼む・・・さてこちらも準備するかのぉ」

 

徐進「はっ!」

 

ブンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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