高２の新学期

教室奥　窓側の席
幸先のいいスタートに心躍らせていた

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当然隣の席が気になるところ

そして隣の席に静かに座った彼女…
「よろしく」
百瀬「…よろしく」

顔を見てびっくりした
この娘、俺ん家のすぐ隣に住んでいる娘だ
何度も見たことがある

やがて恒例というか、新年度の自己紹介が回ってくると
「百瀬 美沙（ももせ　みさ）です。よろしくお願いします」
それだけ言って、席に着いた

見た感じ　ちょっと冷たい感じもする
あまり友達もいなさそうだ…
まぁ、これからの付き合い、何かと話す機会もあるだろう

-夕刻-　自宅前

昼前で学校が終わったのだが、友人と遊んでいるうちに
帰宅がこんな時間になってしまった。
このボロアパート、たしか百瀬の家だったな…
「わ」
その彼女が、目の前にいたのだ

百瀬「…」
ちょうど彼女も帰宅時だったのだろうか　
「こ、こんにちは　家、隣だよね？」
百瀬「知ってるわ」
さすがにこれだけ近所だと、お互い見知っていて当然か…

百瀬「何か用？」

えっと

１.　特に何もないんだ
２.　ご近所さんへの挨拶だよ
３.　ずいぶんボロ家に住んでるんだと思って

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新シリーズですわよ！
こんな感じの娘は皆さんいかがでしょうか
冷たい感じなんで、温めてあげてください