メイ「し、しっかりしてくださいまし！」
早紀「ありゃりゃ　こら傷開いてるね」

メイ「のんきなこと言わないでくださる？」

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早紀「…ご飯粒でつくかしら」
メイ「くっくわけないですわ～」

抱えられる感じ、柔らかい感触
なんだかんだで、メイは帰ってきたんだ
よかった
彼女のこと、先生や森川さんに話せば
きっと喜ぶだろうか
母さんもきっと喜ぶだろう

とにかく時間はまだいっぱいある
嬉しさをかみしめながら、なぜか俺の意識は
海の底に引き込まれるように
さらに奥の奥に沈んでいった

（完）

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長い間、どうもありがとうございました

世間知らずなヒロインの成長物語として描きたくて
それが伝わって下されば幸いです

最後の方は文章が短くて　ここら辺もあとがきで
お話したいと思います


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