早紀「こらー！」
（あ、早紀）
メイとの再会で、すっかり待ちぼうけを喰らわせてしまっていた

早紀「来ないから心配で迎えに来てみれば

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私を忘れないでよね！」
メイ「あら、早紀さま、その節は大変お世話になりましたわ
隣に引っ越してきまして　ご挨拶してたところですの」

早紀「んなこたどーでもいいのよ！」

「待たせてすまなかった　今飲み物出すよ」
でかい荷物を抱えて大変だったろう
俺はキッチン脇の冷蔵庫に向かった
向こうではにぎやかな声が聞こえる

早紀「あいつは今日私とお出かけ予定だったんだから
たぶらかさないで　この泥棒猫」

アビ「にゃぁん」
早紀「お前じゃないわ！

今度おっかない映画流してやるからな」

メイ「その時は彼に手を握ってもらいますわ」
早紀「むきー！
何があったか知らないけど、あいつには
私が先に目ぇつけてたんだから

まぁ、学校一緒な分、これからはこっちが有利
奪い返してやる！」

メイ「な！
そもそもここに来たのは、お爺様が
欲しいものは力づくで確保せよ！と
おっしゃっていたからですわ　負けませんわ」

早紀「こうなったら、この炊飯ジャーに封印してやる
帰りに渡すはずだった釜めし入りの特製なんだから」
メイ「やれるものならやってみるといいですの」
早紀「うぬー！」

向こうでの二人の盛り上がりが加速して
口論になっているようだ
ケンカするほど仲がいいというけど
ここは

１.　メイをなだめる
２.　早紀を落ち着かせよう
３. とりあえず二人の間に割って入ろう

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次々回最終回！

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