No.1014099

豊原家の楽しいクリスマス

赤城まやさん

今年は美森さん実里さん親子と赤城まやさんがクリスマスパーティーをします!
美森さんとまやちゃんが買い物したり、実里さんが飾りつけしたり…

2019-12-28 22:20:13 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:961   閲覧ユーザー数:955

「んっしょ…んっしょ…」

ぽっちゃりな体型で栗色ロングの女の子、赤城まやがベットからゆっくりと体を起こす。

「ふわぁぁ~ねむ~い…」

「あら、まやさん起きたのですね。おはようございます♪」

ぽっちゃり体型で黒髪ロングの清楚系な女の子、豊原美森が赤城まやに話しかける。

「おはよ~美森さん♪あれ?今何時~?」

「今は7時15分です。今日はお出かけなので早く朝ご飯を食べてくださいね。」

「ふぁ~い!」

まやはお肉を揺らしながら、パジャマから洋服に着替える。

豊原家のクリスマスイブが幕を開けたのであった。

 

「ふぁ~実里さんおはよ~」

「まやちゃん、おはようございます♪朝ごはん、もう出来てますよ。」

ぽっちゃり体形で茶髪ロングのママ、豊原実里が赤城まやに話しかける。

「ふぁぁぁい♪あれ、美森さんと健一は食べたの~?」

「健一くんは午前5時半に朝ご飯を食べて、美森ちゃんは用意が終わったら食べます。って言ってましたよ。」

「そうなんだぁ~」

まやが美味しそうに朝ご飯を頬張る。

ちなみに今日の朝ご飯はご飯とお味噌汁、唐揚げと生姜焼きだ。

むしゃむしゃ…むしゃむしゃ…むしゃむしゃ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

すると、用事が終わった美森がやってきた。

「はぁはぁ…ようやく終わりました…」

「ご苦労様です。少し朝ご飯を食べて休憩しませんか?」

「はい…はぁはぁ…休憩します…」

美森は椅子に座り、ふぅ…と一息つく。

すると、実里が皿を持ってやってきた。

「えっと、ご飯とお味噌汁、唐揚げと生姜焼きです。」

「お母さん、ありがとうございます。いただきます。」

美森が丁寧に綺麗に生姜焼きを食べる。

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

「美味しいですね。まやさん♪」

「うん!美味しいね~生姜焼きが少しぴりってする~」

「そうですね♪目覚めそうです♪」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

まやと美森は朝ご飯を完食した。

「この食器は私か洗いますよ♪」

「ではまやちゃん、私たちは用事の準備をしましょうか♪」

「うん!」

まやは笑顔で答えた。

 

「そういえば、健一ってどこにいるの~?」

「えっと…健一さんは5時半に朝ご飯を食べて、まやさんが起きる15分くらい前に球場へ行ってるみたいですよ。」

「ふぇ~そうなんだ~あれ、今日は試合だったっけ?」

美森さんはスマートフォンでスケジュールを調べる。

「えっと、12時から試合ですが…健一さんは出場しませんね…」

「あぁ…3試合前くらいに投げたもんね…」

「そうですね♪あら、もうこんな時間…買い出しに行きましょうか。」

「うん!」

「では、お母さん行ってきます。」

「いってらっしゃい、美森ちゃん、まやちゃん♪」

美森とまやは買い出しに行ってる間、実里はケーキの飾りつけと部屋の飾りつけをする。

 

「まやさんは何が食べたいですか?」

「私はピザと大きなチキン食べたいな~美森さんは何が食べたいの~?」

「私もピザとチキンがいいです♪あっ、あとお寿司も買いましょう♪」

「うん!」

たぷんたぷん…たぷんたぷん…

たぷんたぷん…たぷんたぷん…

2人のおっぱいとお腹がぷよんぷよんと揺れる。

「いろんな食べ物がありますよね…お腹がすいてしまいます…」

「そうだね~あっ、ピザ見つけたぁ~♪美森さんは何がいいかな~?」

「私は照り焼きチキンピザとチーズましましピザがいいです♪まやさんは何がいいですか?」

「私はベーコンピザとマルゲリータピザがいいなぁ~」

「わかりました!では4種のピザを購入しましょう♪あとはチキンですね…どこにあるのかしら…?」

「あっ、ここにあったよ!」

「このチキン、大きいですね♪4つ買いましょうか♪」

「うん!」

美森とまやはお会計をし、店を後にした。

 

一方、実里は部屋の飾りつけをしていた。

「えっと、ここをこうして…んしょっと…」

実里は金色の線のようなものを取り付ける。

「うーん、角になってる部分に白いのをつけてっと…」

幼稚園だと自分のほかに男性5人、女性4人が手伝ってくれるのだが、家だとそうはいかない。

「こ、こんな感じかしら?あとは、クリスマスツリーの飾りつけをしないと…」

実里は箱から大きなクリスマスツリーを取り出す。

「このクリスマスツリー…大きいですよね…」

そういいながら、クリスマスツリーの先端に金色の星を置く。

「その次は綿を付けます。これが雪になるのですよね…♪」

「北海道に住んでた時はクリスマスツリーにすごく積もってましたが、綿毛が足りませんね…買ってきましょうか。」

下に置いてある綿を拾い、綿がついてるクリスマスツリーのプラグを外した。

「燃えるものはありませんね、では行ってきます。」

実里はスタスタと歩く

てくてく…スタスタ…ぷるんぷるん…

てくてく…スタスタ…ぷるんぷるん…

歩いて10分くらいたっただろう、実里は手芸店に入る。

「この綿、少し少ないのでしょうか…あら、この綿なら足りそうですね。」

てくてく…てくてく…

実里はお会計を済ませて、店を後にする。

 

 

家に入ると、綿が下に落ちてて、クリスマスツリーが倒れていた。

「ただいま戻りました♪あっ…またあの子たちですね。」

実里が後ろを向くと、綿で遊んでる自由な猫が2匹いる。真っ黒な毛の方が「モモ」、三毛猫の方が「ムギ」

「こらこら、綿で遊んじゃだめですよ~」

「にゃー」

「返してください。」

「にゃーん♪」

ムギは綿から離れたが、モモはなかなか離れない。

「にゃー」

「あとで、おやつあげますよ~」

「にゃ!」

てくてく…てくてく…

モモが歩き出した。

「さて、続きをしましょうか。んっしょっと…んっとぉ…」

実里は倒れていたクリスマスツリーを持ち上げ、起き上がらせた。

「ふぅ…続きをしましょうか…」

実里は丁寧に綿をつける。

「よし、なんとかできました…」

クリスマスツリーの飾りつけをし終わった実里はキッチンへ向かう。

 

「では、ケーキを作りましょう。今回はチョコケーキとショートケーキを作りましょう。まずはショートケーキです。」

実里はつくったスポンジを3等分にスライスし、つくった生クリームを一番下のスポンジに塗り、その上にイチゴを乗せる。

「綺麗に塗ることができました♪我ながらあっぱれです。」

1枚目でやった工程を2枚目でも行う。

3枚目は裏表を逆にし、表面と側面に下塗りし、残りのクリームを全部乗せて上塗りをする。そして盛り付ける。

「イチゴをこんな感じに置いて…サンタさんやトナカイさんはここにおいて…♪できました♪」

その後、実里はチョコケーキを作って、冷蔵庫の中に静かに入れた。

 

ケーキを作り終えて、ソファーに座っていると、美森とまやが帰ってきた。

「お母さん、ただいま帰りました~」

「実里さん、ただいま~」

「美森ちゃん、まやちゃんおかえりなさい♪」

「スーパーでピザとチキン、あと寿司を買ってきました♪」

「あら、おいしそうですね♪えっと、全て冷蔵庫に入れておきましょうか♪」

実里がピザとチキンを、美森が寿司を冷蔵庫に入れる。

「ありがとうございます、お母さん♪」

「ねぇねぇ~」

まやが美森と実里に話しかける。

「ん?どうしたのですか?まやさん。」

「お部屋の飾りつけを、クリスマス仕様になっててかわいい~」

「あら、本当に可愛いですね♪クリスマスツリーも雪国のツリーみたいですね♪」

「北海道のクリスマスツリーをイメージして作りました♪飾りつけは少し豪華にしてみました。」

 

「では、美森ちゃん、まやちゃんお料理を食べましょうか♪」

「はい!いただきます!」

「いただきま~す!」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

まやがチキンを、実里はお寿司を、美森がピザを食べる。

「このピザ、美味しいですね♪」

「うん、あっ!このチキンも美味しいよ~」

「刺身…おいひいれふ~」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

 

「どの料理も美味しかったですね♪」

「うん!凄くおいしかった!」

「あと、ケーキがありますが食べれますか?」

「ケーキ!」

まやはそう叫ぶと、お腹を鳴らす。

「ふふ、甘いものは別腹なのですね♪」

「美森さんもでしょ~」

「わ、私もです…///」

「では、ケーキを用意しますね♪」

実里はケーキを取り出し、机に置く。

「わぁ~!凄くおいしそ~!」

「甘くておいしそうです♪」

美森はケーキを5等分に切り分ける。

「では、いただきます。」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

むしゃむしゃ…むしゃむしゃ…

この後、ケーキも完食した3人は膨らんだお腹を撫でながら、眠ってしまったのであった。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択