（まずはメイをここから出すために何とかしないと）
彼女は何としても無事に助けたい

そう思って小西に向きなおろうとした瞬間
奴が俺の肩をぐっとつかんで引き寄せた

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メイ「！！」
目の前にいるメイの驚く表情
肩に鈍い違和感　首をひねり上げられていたが
ナイフを突き立てられているのが見えた

小西「おい」
呆然としていたメイが我に返る

小西「言ったはずだ、時間がねえって
さっさとカードを出しな
この坊主が持っていたらお前がポケットから出すんだ」
弥生「あんたが出せばいいでしょ」
小西「馬鹿野郎、何か隠し持ってたらどうする
それより弥生　ドアを開けてやれ」
弥生「どうしてよ」

小西「明香は俺たちが嫌いだから、ここから出ていきたいみたいだしなぁ
いいから開けろ」
その言葉に渋々弥生が応じる
小西「ほら、自由の身だぞ　お前はな
カードをもって外に出て　玄関で大声で叫んでもいい
親父からもらった大切なもんだしなぁ　身の安全も保障されるなぁ
でもお前がこの部屋から出た途端　こいつの喉元をかっさばく
つまりお陀仏ってわけだ」

「くそ」
さっきから振りほどこうともがくも、びくともしない
かなり力があるようだ
小西「暴れんなや、手元が滑って心臓まで刃が滑るかもしんねぇ
にしてもだ
俺のツラ見ておびえねぇのは評価できるぞ、何より目が死んでねぇ
でももう終わりだ
お前からも　愛する彼女に何か言ってやれや」


１.　　お願いだ　助けてくれ
２.　　悔しいから俺にかまわず逃げろ
３. 　カードはメイが持ってる　俺は無実だ


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バイオレンス展開！嫌な方すみません


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